スタイリスト 池田尚輝さんが旅に必要なアイテムを厳選。ファッションからケアグッズまで、旅慣れた大人のためのアイテムリストは必見です。
PHOTO BY SHO UEDA
EDIT & TEXT BY RCKT/ROCKET COMPANY*
池田さんの旅支度、モノ選びの基準って?
「撮影やコレクションといった仕事ではもちろん、プライベートでも積極的に旅に行くほうです。一人旅でも、家族旅行でも。旅に持っていく服選びは、まず着心地の良さ。それからしわになりにくくて洗えるといった扱いやすさ、そしてもちろん見た目のよさ、行き先に合うかといったことを基準にしています」
❶ ディナーも機内も、このセットアップがあれば
——アタッチメント
「ミニマルで着やすい服が多いアタッチメント。このセットアップは着心地がよくて、かつきれいめに着られるところがいいなと思って選びました。アイスグレーみたいな色で、白ほど汚れが心配じゃないけど、涼しげできれいめに見える。比翼仕立てで大人っぽいシャツはシンプルに1枚で着てもいいし、パンツと上下で着てもしゅっとする。でもシワになりにくいから、例えば機内で着てもリラックスできそうです」
❷ 旅気分が上がる、大人のためのアロハとクロッグ
——N.ハリウッド
「N.ハリウッドってコレクションもやってるのでファッション的な要素が強いかと思いきや、デザイナーの尾花さんのライフスタイルが反映されているのが面白い。今、ジムや温泉にはまってるらしくて、このUGGの別注クロッグ(サンダル)も彼のライフスタイルから生まれてるんじゃないかと思うんです。室内ばきの代わりにもなるから便利ですよね。アロハシャツは単純に旅気分があがる、でもNハリらしいソリッドさがあって、浮かれすぎてないところが着やすいです」
❸ 快適性を追求するノウハウは、旅先でも発揮
——デサント ブラン
「デサント ブランは機能的で日常に着られる服の草分け的な存在だと思うんですけど、それだけじゃなくて一癖あるものが潜んでるっていうのが特徴だと思うんです。この迷彩パンツがまさにそう。迷彩柄は数あれど、こういう迷彩柄はあまり見ない。シンプルなトップスに合わせてポイントにしたいですね。天候変化に備えて一枚持っていきたいコートは薄いグレーをチョイス。こういう防風撥水アウターで白っぽいっていう時点で珍しいと思うんですけど、それがこれだけ軽量で、しかも着るとしゃきっとするデザインがいい」
❹ 機能性に優れたポーチがあれば、パッキングも余裕
——ブリーフィング
「ブリーフィングはスーツケースもいいけど、今回はポーチをチョイス。いろいろな色があるなか、爽やかなネイビー×白で統一してみました。すっきりパッキングできるし、旅先で温泉に行く時やジムに行く時のサブバッグとしても活躍しそうですね。メッシュなどインナーポケットも装備されていて、ミルスペック由来のタフな素材でしっかりしてるから自立もするし。“エクスパンドポーチ”のほうはジップをあけると伸びるので、1,2泊だったら閉じたまま、長期海外では伸ばして、と旅のスタイルに合わせられます」
❺ 改めて老舗ブランドの実力を感じるケアアイテム
——メンズグルーミングサロン & ストア バイ カキモトアームズ
「メンズグルーミングサロン & ストア バイ カキモトアームズで扱っているSHISEIDO メンのトライアルキットは旅のお供にもってこい。資生堂ブランドは、やっぱり日本人の肌に合いやすいですね。トラベルキットだともう少し大きくて、使いきれずに持ち帰ることが多いんですよね。トライアルキットのこのサイズ感なら、旅先で使いきれそう。もちろんお試しにもおすすめ。話が逸れるんですけど、最近銀座の資生堂ギャラリーに行く機会があって、改めて資生堂のすごさに衝撃を受けたんです。そんな資生堂の精神に、メンズも触れられるSHISEIDO メンをぜひ(笑)」
池田尚輝|Naoki Ikeda
スタイリスト。ファッションだけに留まらず、建築、工芸、アートと興味は幅広い。昨年、今年と“池田尚輝撰”と題し局所的な物や事にフォーカスしたイベントも開催している。
※2022年5月現在の情報となります。
※表示価格は全て税込価格です。
※店舗により臨時休業や営業時間が異なります。詳細は各店舗ホームページ、および「六本木ヒルズの営業状況について」をご確認ください。
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