5 best men's clothing brands

池田尚輝さんがセレクトする、大人の極上ベーシックアイテム5選

1年頑張ってきた自分へ、ベーシックでクオリティの高い特別な逸品を自分にプレゼントしよう。そこで、六本木ヒルズ ウェストウォーク 4Fのメンズブランドの中から、スタイリストの池田尚輝さんが、ベーシックかつ旬な魅力をあわせ持つアイテムをセレクトしてくれた。

SELECT BY NAOKI IKEDA
PHOTO BY TESUN HIRAMOTO
EDIT BY MIHO MATSUDA

SOPH.(ソフ)

架空のフットボールチームを想定した、SOPH.の人気ブランド〈F.C.Real Bristol〉のジャケットは、伸縮性に優れた4WAYストレッチタフタで切り替えたチェストパネル、スラントポケットをあしらった機能性の高いアイテム。「最近、個人的に90年代初頭のブリストルの音楽シーンが気になり出しておりまして。F.C.R.Bは、そこをずっと謳い続けているブランドなので、改めてリスペクトしています。シンプルな、こんなトラックジャケットにこそ、カルチャーが滲み出ます」PDK Jacket ¥28,600(F.C.Real Bristol/SOPH./六本木ヒルズ ウェストウォーク4F

GANZO(GANZO六本木)

1917年に日本橋で創業した皮革袋物専門メーカーのAJIOKA.が、”世界最高の革製品”を目指し1999年に立ち上げたGANZO。「風格や味わいが、やっぱり良いなと思ってしまう名門ホーウィン社のコードバン。その希少な素材を使って、日本のブランドでは珍しい、小銭入れの付いていない二つ折り財布というところが、僕はとても好きです。小銭は別にしたほうが、財布の形状が永く綺麗に保てます」SHELL CORDOVAN 2 純札入れ 各¥62,700(GANZO 六本木/六本木ヒルズ ウェストウォーク4F

B’2nd roppongi(ビーセカンド 六本木)

素材や機能美にこだわった、国内外のブランドとスニーカーをセレクトするB’2ndのコート。「独自の素材開発、染色技術で唯一無二のプロダクトを、その存在感を発し続ける〈TEN C〉のシグネチャーとも言える〈TEMPEST ANORAK〉。イタリアのスポーツカジュアルが世界のメンズ服シーンに与えた影響の大きさを実感する昨今。敬意を抱きつつ、さらっとジーンズに合わせて着たいです」TEMPEST ANORAK ¥176,000(TEN C/B’2nd/六本木ヒルズ ウェストウォーク4F

N.HOOLYWOOD(N.ハリウッド)

本格派アウトドアギアの〈MOUNTAIN HARDWEAR〉社と2015年から共同製作していた〈MHW MOUNTAIN HARDWEAR SPECIALLY FOR N.HOOLYWOOD〉の中でも人気のバックパックが復刻された。「ミニマルだけれど、しっかりとアウトドアで培われたスペックが素材やディテールに注ぎ込まれたバックパック。名作の多かったMHW 。手に入れたかった方にとっても、初見の方にとっても、この復刻は朗報なはず」バックパック ¥24,200(MHW MOUNTAIN HARDWEAR SPECIALLY FOR N.HOOLYWOOD/N.HOOLYWOOD/六本木ヒルズ ウェストウォーク4F

DESCENTE BLANC(デサント ブラン)

ライフスタイルをベースに、リラックスした空白の時間に寄添う〈DESCENTE BLANC〉。「シンプルで機能的、いつ羽織ってもサマになてしまうゴアテックスのコート。単純に言って最強。フーデッドのコートは、ニットやパーカの上でも、ジャケットの上でも堅く見えないので好みです」ゴアテックスコート ¥72,600(DESCENTE BLANC/六本木ヒルズ ウェストウォーク4F

大人の上質なベーシックは、ビジネスやプライベート、どんなシーンでも活躍するはず。納得の逸品で、1年走り続けた自分にねぎらいを。


池田尚輝|Naoki Ikeda
1977年、長野県生まれ。2000年よりフリーランスで活動を続けるスタイリスト。2005〜06年はNYCを拠点にし見聞を拡げた。ファッションだけに留まらず、アート、工芸、建築も大好き。最近はさまざまなコトのDIYに凝っている。