IKUKO’S METHOD

オケージョンは頑張り過ぎない——スタイリスト地曳いく子のおしゃれメソッド 9

ファッションのご意見番ことスタイリスト地曳いく子が、独自の視点で切り込むオトナ女史のためのスタイル術「IKUKO’S METHOD」。今回のテーマは「オケージョン」。ホリデーシーズンに向け華やかスタイルの今を学びましょう。

STYLING BY IKUKO JIBIKI
PHOTO BY SHIN KIMURA
EDIT BY AKANE MAEKAWA

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1/9エレガントなブラックベルベットのノースリーブドレスには、明るめのコンパクトバッグで華やかさを足して。クロスボディのストラップは何かと多いビュッフェスタイルのパーティーに活躍します。ドレス¥100,000、バッグ¥50,000(ボス/ボス ストア/六本木ヒルズけやき坂1F
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2/9日本の技術で作り上げる美しいシルエットが印象的な〈ロキト〉の赤のドレス。いつもは黒かグレー、でもオケージョンには華やかな色も着てみたいという人におすすめ。日本の若手ブランドのドレスは質もデザインもねらい目です。ドレス¥53,000 ※エストネーション別注(ロキト/エストネーション/六本木ヒルズヒルサイド1F&2F
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3/9セクシーでクラシカルなラインにマルチカラーのレースディテールをあしらった〈マメ〉のドレス。大げさ過ぎない程よい華やかさが取り入れやすいデザイン。さすが人気の〈マメ〉です。 ドレス¥69,000 ※エストネーション別注(マメ/エストネーション/六本木ヒルズヒルサイド1F&2F
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4/9アニマルプリントの3色切り替えドレスは一見大胆ですが、形がシンプルなので着てみると意外と馴染みます。タイツなど色を足すときは、ドレスの色から選ぶとすっきり着こなせます。ドレス¥45,000(ダイアン フォン ファステンバーグ/六本木ヒルズけやき坂1F&2F
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5/9天然石を使ったイタリアのブランド〈クルエン〉のハンドメイドジュエリー。存在感のあるアクセサリーはシリーズでおそろい付けするのではなく、どれかひとつだけ身に付け際立たせるのが賢い女史。チョーカー¥65,000、バングル¥62,000、ピアス(ブルー)¥37,000、ピアス(グリーン)¥42,000(クルエン/エストネーション/六本木ヒルズヒルサイド1F&2F
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6/9纏い方次第でパーティー仕様にも、普段使いでもいけるファー付きストール。ゴージャス過ぎず、ホリデーシーズンの気分をあげてくれる便利なお役立ちアイテムです。ファーストール¥32,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木/六本木ヒルズウェストウォーク2F
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7/9きれいにネイルをした指先を際立たせるフィンガーレスのレザーグローブは、パーティーアクセとしてインパクト大。ロックだけどシャンパングラスも似合う手もとに。もちろんお得意のインスタもこれならすぐにあげられます。グローブ¥19,000(アニュエル/エストネーション/六本木ヒルズヒルサイド1F&2F
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8/9パーティーシューズは、ハイヒールもフラットもどちらもあり。スウェードのグラディエーターサンダルは、グレーのストッキングと合わせるとセクシーで素敵。フラットシューズならビジューやゴールドのきらめきで足もとを華やかに。サンダル¥155,000 ※12月上旬入荷予定、フラットシューズ¥74,000 ※11月末入荷予定(サルヴァトーレ フェラガモ/六本木ヒルズけやき坂1F
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9/9ファーのアクセサリーが2色付いたローヒールのバックストラップシューズ。パーティーシーズンはファーで遊び、春先からガシガシとオンオフで履けてしまえるので、1足で3足分活躍する靴です。パンプス¥21,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木/六本木ヒルズウェストウォーク2F

さようなら、フルスロットルな私

オケージョンとなると、ドレスにアクセサリーに小物まで、ここぞとばかりに特別感を盛ってフルスロットル(笑)。そんな頑張り過ぎな経験ありませんか? でも、ガラに毎回呼ばれるわけでもなく、レッドカーペットを歩くわけでもない私たち一般女史は、もうちょっと気軽に考えていいのです。ガチガチにフルスロットルで勝負しなくても、何か1点プラスだけで十分なのです。頑張りすぎないのが今の時代のパーティーやオケージョンの楽しみ方。最近は、女子会という名のオケージョンもありますし。華やかだけど何なら普段でも使える、そんな気持ちで選んでみてはどうでしょうか?

地曳いく子が伝授する
オケージョンスタイルのすすめ

❶ 冬でも肩見せでパーティー感アップ

ベルベットのノースリーブドレス。パーティーでは憧れですよね。でも冬のノースリーブはちょっと……と躊躇しがち。でも今この時代にはライトダウンがあります。コートの下にライトダウン(またはカシミアのカーディガン)を挟めば冬でもOK。建物の中は大抵汗ばむぐらい暖房が効いていますし、肩見せだけでパーティー感はアップ。今シーズンなら、膝が隠れるぐらいの丈長めがトレンド。オトナ女史の皆様にはトライしやすい丈です。シンプルな形のものなら、バイカーズジャケットやショートブーツと合わせてカジュアルダウンすれば普段からも着られます。

何かと理由をつけて、いつもより浮かれても違和感がないのがホリデーシーズンに向けたこの季節。なら、着られるときにドレスを着て気分をあげていきましょう。

❷ たまには浮かれた色で冒険を

普段はモノトーンかベーシックカラーで差し色も苦手、でもたまには浮かれた色が着てみたい! そんな人は思い切ってドレスに大胆な色を投入しましょう。単品で色を差し込むより、ずっと成功率が高いです。でも、やっぱりインパクトありすぎて恥ずかしいと思ったら、黒やグレーのロングカーディガンを重ねて色の分量を減らすのがコツ。同時に縦線も強調できるのできれいに見せてくれます。ダイナミックなプリントドレスも必殺ロングカーディガンで同様解決です。こんな冒険を楽しめるのもパーティーやオケージョンだからこそですよ。

❸ アクセサリーは得意技1点で攻める

アクセサリーをじゃらじゃら付けるのは今やナンセンス。それこそ一昔前はおそろいのネックレスにピアス、ブレスレットとフルスロットル付けでしたが、今は1点付けで十分。じゃあ、何のアクセサリーを選べばいいの?と思われたかもしれませんが、そこは自分の得意技で攻めていきましょう。首や胸元に自信がある人はチョーカー、手先がきれいな人はブレスレット、髪がショートだったりするならピアスなど、自分の得意部分に際立たせ、視線を集中させていくのが賢いおしゃれです。

❹ ヒール、ハイ&ローどちらもありが今

パーティーと言えばヒールはマストアイテムでしたが、ドレスコードと流行が変わった今はハイでもローでも問題なし。体力も気力も時間もあって準備万端にしていけるなら断然ハイヒール。でも、ヨレヨレになって会社帰りに行くならフラットでOK。その場合はちょっとキラッとした光ものを選びましょう。

❺ 仕舞い込んだら負け

ドレスやアクセサリー、シューズなど、オケージョン用に買ったものだからと、普段は大事に仕舞い込んだりしていませんか? それってモノを一番大切にしないことだと思うんです。使って壊れたり劣化するのは、モノに対して向き合ってる証拠。モノは仕舞い込んでいても劣化します。(相当お手入れすれば話は別ですが)とくに華やかなものは、仕舞っておくうちに自分の経年変化で似合わなくなったりするので、買ったらガンガン使ってください。「仕舞い込んだら負け」これは、皆様よりかなり先輩の私からのアドバイスです。

profile

地曳いく子|Ikuko Jibiki
スタイリスト/1959年東京生まれ。数々のファッション誌で活躍し、そのキャリアは30年超えを誇る。数多くの女優のスタイリングも手がけ、大人の女性を美しくみせる的確な理論に基づくスタイリング術に定評がある。独特の語り口も魅力で、現在はテレビやラジオでのコメンテーターとしても活躍中。著書に『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』(ともに宝島社)など多数。最新作『脱「若見え」の呪い“素敵なおばさま”のススメ』(マガジンハウス)を10月に上梓。

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