Face Mask Makeup

好感度があがる!『マスク美人』メイク5つのコツ

マスクが手放せない生活になってから、はや数カ月。生活様式の変化とともに、メイクにおいても“ニューノーマル”を模索している人も多いのでは? 顔の上半分しか見えなくてもきちんと美人に見える、メイクのヒントをご紹介します。

TEXT BY NAHO SASAKI
PHOTO BY JOHN CHAN

with コロナ時代に役立つ、5つのメイク術

マスクがデフォルトになった今、メイクもこれまでとは違う工夫がマスト。隠れているからとリップメイクに無頓着になったり、逆にやたらとアイメイクを強調している人もチラホラ……。毎日のメイクで気を付けたい5つのポイントを習得して、withコロナ、withマスクの生活もメイクで好印象をキープ!

TIP ① ファンデーションの厚塗りはNG!

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1/3どんなファンデとも相性がよく、色がつかないのにしっかり崩れを防ぐプレストパウダー。アンクル ド ポー オール アワーズ セッティングパウダー ユニヴァーサル ¥6,500(イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道 フラッグシップ ブティック/表参道ヒルズ 西館1F)
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2/3ニキビをカバーしながら悪化を防ぐパウダー状コンシーラー。オンリーミネラル 薬用コンシーラー アクネプロテクター SPF20・PA++ ¥2,300〈医薬部外品〉、美容クリームのような優しさと、自然なツヤ仕上がりで人気のBB。同 ミネラルエッセンス BBクリーム SPF25・PA++ 30g ¥4,000(コスメキッチン ビューティー/表参道ヒルズ 本館B2F)
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3/3色ムラ、ニキビ跡、赤みも、ひと塗りですっとカバーするクリームベース。のびがよく密着力も高く、コンシーラーとしてもファンデーションとしても使えるので1つ持っておくと便利。マスク生活で肌荒れがある人はチェックしておきたい、敏感肌向けのブランド。ニュアンススキンエフェクター 02 ¥2,800(オサジ/表参道ヒルズ 本館B2F)

通常、ファンデーションでもっとも整えたいのは、 “頬”と“おでこ”という広面積のパーツ。でも、頬の大半が隠れている今、ベースメイクは控えめにするのが鉄則。おでこが厚塗りだと悪目立ちしてしまったり、メイクがよれやすかったり、マスクに汚れもつくし‥・でいいことナシ! ファンデーションは薄塗りにするか、BBクリームなど薄づきで美容効果が高いもの、のびのいいコンシーラーだけで仕上げて。無色のセッティングパウダーなどで、崩れも防止すればバッチリ。マスクによる肌荒れには、ニキビ肌用のパウダーコンシーラーなどもあるのでチェックしてみて。

TIP ② リップは「ティント」or「落ちない」の二択!

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1/3マスクを外した時に顔色が悪い…と思ったらまずは大人気のこちら。たっぷりの潤いで満たし、ほんのりピンクに色づき唇がふっくら。リップ バームディオール アディクト リップグロウ 左から 012、001 各¥3,800(ディオール パフューム&ビューティ/表参道ヒルズ 本館1F)
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2/3唇の荒れを防ぐリップバームに、美しい発色とツヤを搭載した1本。ぷるんと潤った自然なピンクリップに。ほのかなローズの色とアロマが、フェミニンな気分も高めてくれる。マニフィカトゥールレーブルn 1 ¥4,000〈医薬部外品〉(クレ・ド・ポー ボーテ/表参道ヒルズ 本館1F)
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3/3色持ち抜群で、マスク生活でもリップカラーをお洒落に楽しみたい人におすすめ。なめらかで塗り心地よくシルキーマットな仕上がり。注目は流行のブラウン系。タトワージュ クチュール ベルベット クリーム 左から212、204、211 各¥4,300(8月7日発売)(イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道 フラッグシップ ブティック/表参道ヒルズ 西館1F)

外出先でも、マスクを外す瞬間は案外と多いもの。食事をするとき、デスクでコーヒーを飲むとき…。カサカサで血色のない唇も、マスクに口紅がべったり、も避けたい!あらかじめ“落ちない”リップを塗っておくか、潤いと血色を保つティントを塗っておくのがおすすめ。イヴ・サンローランのリップは“落ちない”と以前から評判のアイテム。今年トレンドのブラウンリップも、これならマスク時でも楽しめそう!さりげなくぷるんとピンクの美人リップになれるティントは、リモート会議にもぴったり。

TIP ③ 眉もラインも“ちょっと不思議色”を選ぶと◎

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1/2絶妙な配色で、誰でも失敗なくふんわりソフト眉が描けるアイブロウパレット。ほんのりピンクを帯びたブラウンが好印象のポイント。トーン アイブロウパウダー 03 ¥3,300(コスメキッチン ビューティー/表参道ヒルズ 本館B2F)
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2/2白ニュアンスを帯びた新感覚のニュアンスカラーが、目元を引き締めながら優しい印象もつくる。柔らかさとコシを両立したフェルトペンは、描きやすさも抜群。人気必須の限定色なのでお早めに。セルヴォーク シュアネス アイライナー リキッド M EX01、EX02 各¥2,800(8月1日限定発売)(コスメキッチン ビューティー/表参道ヒルズ 本館B2F)

ビジネスシーンや初対面の人と会うときに気を付けたいのが、目元メイク。口元が隠れている分、アイメイクが濃いといつも以上に派手でキツい印象に見られがち。ふわっと柔らか色の眉や、黒以外のブラウンなどのアイラインにして。アイシャドウは、淡色でパールやラメのキラキラ感をあるものをまぶたにのせると、上品かつすっきり華やかな印象に。

TIP ④ 血色感を追加すべし!マスクの”境目”に仕込むチーク

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1/2シルバーラメが上品に煌めくローズピンクのチーク。華やかな血色感とともに頬に色気をオン。ブラッシュクチュール 14 ¥6,000(7月24日発売)(イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道 フラッグシップ ブティック/表参道ヒルズ 西館1F)
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2/2肌になじむクリームタイプのチークカラーは、マスク期の必需品。ミラー付きのコンパクトサイズで、携帯して頬に唇にいつでもサッと塗りたい。ナチュラグラッセ タッチオンカラーズ 01C、01P 各¥3,200(コスメキッチン ビューティー/表参道ヒルズ 本館B2F)

マスクで隠れているからと油断して、チークを省くのはNG!リップが見えないぶん、血色感を担う最後の砦=チークこそ必須。頬骨のやや高い位置からこめかみにかけて、マスクからチラ見えするぐらいの血色感をプラスして。血色感は、色気と女らしさのポイント。印象がぐっとフレッシュになるので、いろいろなチークを試してみて。

TIP ⑤ マスクを触れる指先に、ネイルという色気を

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1/2女性にとって赤ネイルは覚悟の色!せっかく塗るなら究極の赤を選びたい。ルブタンを象徴する“ルージュ ルブタン”の赤を、女性らしさのお守りに。ネイルカラー ルージュ ルブタン ¥6,900(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F)
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2/2酸素を透過しやすく、乾燥時のキュっとした収縮感がない、と人気のネイルカラー。肌になじんで指先をキレイに見せる“くすみ”色が注目。アップリフト ネイルカラー 左から01、03、04、09 各¥1,700(オサジ/表参道ヒルズ 本館B2F)

顔の半分がマスクだからこそ、顔以外のパーツに華やかなポイントを足して。普段よりも大きめのピアスをつける、いつもより高発色のマニキュアを塗る……など。指先からお洒落な印象をアピールして。

まだまだ続きそうなマスク生活。メイクで気分をアゲつつ、好感度もアップしましょう!