AFTERNOON TEA AT THE HOTEL

美しく、趣向を凝らしたホテルのアフタヌーンティーフェア

新緑が薫る気持ちのいい季節。こんな時は、ちょっと贅沢にホテルのアフタヌーンティーフェアを楽しんでみては? それぞれ様々に趣向を凝らしたスイーツやセイボリーは、見目麗しく、感動必至。ニューノーマルになったコロナ対策も万全のホテルで、優雅なティータイムを。

TEXT BY TAKASHI TSUCHIDA
PHOTO BY CHISATO NOGUCHI(NDPP.)
EDIT BY TM EVOLUTION.INC

❶ 「ニナス マリー・アントワネット」とのコラボ企画。新作茶葉を楽しむ優雅な時間
——THE FRENCH KITCHEN(フレンチ キッチン)

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1/11「ニナス マリー・アントワネット」のオリジナルレシピケーキを含むスイーツ6種、グラススイーツ2種、セイボリー5種、スコーン2種、さらには「ニナス マリー・アントワネット」の紅茶をセットにした「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」¥5,280(平日)、¥6,380(土曜・日曜・祝日。グラスシャンパン付き)。
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2/11グラススイーツは「ローズゼリー」「マスカルポーネチーズムース」「ラズベリームース」「アールグレイティームース ベルガモットクレーム」の中から2種類を提供。グラススイーツとスコーンをワゴンで席まで運ぶ、高貴な茶会の演出だ。
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3/11「ニナス マリー・アントワネット」の製品が並んだフォトスポット。普段はなかなかお目にかかれないアイテムがたくさん!
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4/11扇のように広がる「ニナス マリー・アントワネット」の紅茶メニュー。今回は、新作を含む9種類のフレーバーから1フレーバーを選ぶ趣向だ。そして、このメニューは持ち帰ることができる。
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5/11貴重な「ニナス マリー・アントワネット」の紅茶は、特製ボックスに入れられ、各テーブルに運ばれてくる。この優雅な演出も、まるで自分がマリー・アントワネットになったかのよう。
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6/11新作紅茶「クイーンズ アプリコット ウーロン」は、アプリコットの優しいアロマが香るフレーバーティーだ。
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7/11定番「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティー」は、王の菜園で栽培された希少なりんごと薔薇で香り付け。その芳しい香りは、「ニナス」らしく、まさに圧倒的! 新作ではないが、未体験の方は、是非この紅茶をお試しあれ!!
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8/11淡いピンク色のケーキが、「ニナス マリー・アントワネット」のオリジナルレシピを再現した、その名も「マリー・アントワネットケーキ」。肉厚のアイシング(砂糖衣)の中に甘さと酸味が同居する、素朴かつ芳しい印象。
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9/11金の食器も「ニナス マリー・アントワネット」所有のもの。このほか、同社が保有するマリー・アントワネットの懐中時計も展示された。また、今回のイベントで使用されたティーカップおよびティーポットは、「ニナス マリー・アントワネット」のオリジナル食器が用いられる。
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10/11マリー・アントワネット直筆の手紙。歴史的にも大変重要な資料を間近に見ることができる貴重な機会だ。
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11/11『フレンチ キッチン』は、グランド ハイアット 東京のオールデイダイニング。ハイアットグループの万全な感染対策が施され、清潔・安全が高レベルで保たれている。

「ニナス マリー・アントワネット」とは、1672年に創業したフランスの紅茶ブランド。“アロマのマジシャン”と呼ばれた創業者、ピエール・ディアズのノウハウを受け継いだフレーバーの圧倒的な芳しさは、一瞬にして空間を優雅な時代へとジャンプさせるほどだ。

『グランド ハイアット 東京』にとって、その「ニナス マリー・アントワネット」とは、2016年に森アーツセンターギャラリーが「マリー・アントワネット展」を開催した時からの繋がり。そして今回は「ニナス マリー・アントワネット」の新作茶葉を日本に初披露するべく、優雅なアフタヌーンティーイベントとして結実した。

スイーツのハイライトは、ヴェルサイユ宮殿「王の菜園」で手摘みされた薔薇とリンゴを使用したふたつのケーキ。「ニナス マリー・アントワネット」は「王の菜園」のオフィシャルパートナーであり、それゆえ、マリー・アントワネットに献上したケーキのレシピを保有するのだ。その貴重なレシピを、今回は『グランド ハイアット 東京』のパティシエが忠実に再現。素朴な甘みと酸味に加え、抜きん出た芳しさと共に、歴史へ思いを馳せつつ、優雅なひと時を過ごしたい。

また会場には「ニナス マリー・アントワネット」が所有するアンワネットの時計、直筆の手紙を展示。フォトスポットとして、来場者に解放している。

THE FRENCH KITCHEN(フレンチ キッチン) 住所 東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京2F 電話 03-4333-8781 アフタヌーンティー 提供時間 15:00〜17:00(L.O.16:00)※90分制 ※コラボ開催期間は2021年6月30日(水)まで 定休日 無休 ※価格は税込、サービス料別 ※クレジットカード使用可

❷ 2021年のテーマは“ファッション”。見た目にも可愛いスイーツがいっぱい!!
——アトリウムラウンジ(ATRIUM LOUNGE)

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1/612種類のスイーツ、3種類のセイボリーに加え、23種類のフリードリンクをセットにした「ストロベリー・アフタヌーンティーセット」¥6,588。ひと際シックなアフタヌーンティースタンドに、チャーミングなスイーツたちが映える。別途、前日までの予約でテイクアウト用セット(スイーツ9種類、セイボリー3種類、飲み物は含まず。¥3,132)も用意可能。
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2/6苺ピューレを混ぜ合わせたレアチーズケーキを、ハンドバッグ風に仕上げた「ストロベリーレアチーズケーキ」。チーズのコクが効いたシェフ一押しのスイーツだ。
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3/6苺風味のミニタルトにレモンクリームを流し、ホイップクリームと苺の輪切りをアソート。さらにホワイトチョコレートクランチと花びらを盛り付けた「ストロベリーレモンタルト」。レモンの酸味が苺の甘酸っぱさを引き立てる大人の味わいだ。
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4/6アーモンドクッキーにルビーチョコレートと苺のガナッシュをのせ、リップ形のチョコレートで飾った「ルビーチョコレートとストロベリーのガナッシュ」。ナッツの香ばしさが、苺の風味にこれほどまでにマッチするとは、驚き!
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5/6甘酸っぱさをキーフレーバーに、フォアグラやスパイス入りのメレンゲで、苺を様々な角度から満喫できるセイボリー。「フォアグラとストロベリーのテリーヌ スパイスメレンゲ添え」「ストロベリーガスパチョと小海老ソテー スモークパプリカ風味」「生ハムとリコッタチーズのベニエ」。
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6/6落ち着いた色彩でまとめられた『アトリウムラウンジ』は、大人のためのリラックス空間。この大きなスペースなら、色々と気配りが必要なこの時期でも、安心して過ごすことが出来るはず。

今、“苺”をテーマとしたホテルアフタヌーンティーが大人気だが、中でも開催期間約5カ月間、ホテル内複数店舗が同時に苺イベントを開催することで、ひと際異彩を放っているのが、『ANAインターコンチネンタルホテル東京』だ。その中核となるのが、2階『アトリウムラウンジ』で開かれている「ストロベリー・アフタヌーンティーセット」。

落ち着いた空間、ブラックのアフタヌーンティースタンドというシックな装いは、まさに『インターコンチネンタルホテル』らしい大人の雰囲気。それとは対照的な、可愛らしいスイーツたちが運ばれてくると、思わず小躍りしたくなる感動を覚える。今年のテーマは“ファッション”であり、苺のバッグ、ワンピース、ハイヒールが華やぎを添えているのだ。しかもスタンドは1名盛りで、ひとりに1台ずつ運ばれてくるから、SNS映えもばっちりだ。

味わいは、甘さと酸味のバランスをとった大人仕様。ムースにサブレを組み合わせて食感を出したり、セイボリーではメレンゲにスパイスを効かせたりと、シェフの技を効かせている。そしてドリンクのお勧めは、ドイツのロンネフェルト「ストロベリー フィールド」だ。乾燥ストロベリーの甘い香りに包まれて、深く酔いしれたい。

アトリウムラウンジ(ATRIUM LOUNGE) 住所 東京都港区赤坂1-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京2FL. 電話 03-3505-1111(代表) アフタヌーンティー営業時間 11:00〜17:00(最終入店)※2時間制 ※フェア開催期間は2021年5月31日(月)まで 定休日 無休 ※価格は税込、サービス料込 ※クレジットカード使用可

❸ 新緑の季節に、大自然の“生命力”を感じさせる新感覚アフタヌーンティー
——The Tavern – Grill & Lounge(ザ タヴァン グリル&ラウンジ)

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1/5「アボカドのチーズケーキ」「フォアグラと黒蜜のドーム 緑茶パウダー」など、“新緑”をテーマにグリーンカラーの様々な食材を使用したスイーツ6種、セイボリー5種、スコーン2種が楽しめる「スプリング グリーンアフタヌーンティー」¥4,950(平日)、¥5,390(土曜・日曜・祝日)
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2/5春になると現れるてんとう虫を、旬の野菜で表現した「チェリートマトとアボカドのてんとう虫仕立て オーガニックブレッド」。オーガニックのパンにアボカドのペーストを引き、相性の良いトマトとオリーブをアソート。てんとう虫の模様は竹炭マヨネーズで描いている。
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3/5「抹茶ムース」は、ムースの中に小豆を加え、中央に黒蜜を流した後、周りをアーモンド入りチョコレートでコーティング。苦みの効いた抹茶と黒蜜のほのかな甘さが、和を感じさせる。
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4/5ゆったりとしたソファーシートが魅力の『ザ タヴァン グリル&ラウンジ』のラウンジエリア。ダイニングエリア同様に、たっぷりと自然光が入る心地いい空間。
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5/5日本の食材と熟成方法にこだわり、ジューシーにグリルした熟成肉をはじめ、クラシカルな定番メニューを驚きに満ちた斬新なアレンジで提供する『ザ タヴァン グリル&ラウンジ』。

アンダーズ 東京『ザ タヴァン グリル&ラウンジ』が春に掲げた、新たなアフタヌーンティーテーマが“新緑”。自然の生命力を感じる、緑溢れるこの時季に合わせ、自然界の新緑のグリーンを題材としたオリジナリティー溢れるメニューが登場する。

中でもシェフパティシエの一押しは「アボカドチーズケーキ」。濃厚なアボカドと相性のいいクリームチーズを合わせ、ライムの風味で包み込んだ爽やかな風味は、まさに今の季節にぴったりだ。

セイボリーでは「フォアグラと黒蜜のドーム 緑茶パウダー」に、是非ご注目を。フランス産フォアグラのテリーヌの中に日本の伝統食材である黒蜜を入れ、緑茶パウダーで仕上げている。緑茶のほんのりとした苦みと黒蜜の甘みが、フォアグラのコクを引き立たてるのだ。スイーツはもちろん、セイボリーにも力を入れているのが、『アンダーズ 東京』のアフタヌーンティーの特徴である。

ドリンクについては、9種類のティーセレクションのほか、日本茶やコーヒーもフリーフロー。お勧めはピーチの香りとスパイシーなテイストの「ジンジャーピーチ」フレーバーティーだ。

The Tavern – Grill & Lounge(ザ タヴァン グリル&ラウンジ) 住所 東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ 森タワー アンダーズ 東京51F 電話 03-6830-7739 アフタヌーンティー 営業時間 13:00〜15:00(L.O.14:30)/15:30〜17:30(L.O.17:00)※2部制 ※「スプリング グリーンアフタヌーンティー」提供期間は2021年5月31日(月)まで 定休日 無休 ※価格は税込、15%サービス料別 ※クレジットカード使用可