ワインのお供に気軽につまめるピンチョスから、大勢でシェアできる本格パエリアまで。美味しくてワイワイ楽しめる、忘年会の幹事さんが一目置かれそうな、ヒルズエリアのスパニッシュレストランをご紹介します。
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① モダンスパニッシュを囲みながら、年の瀬をスタイリッシュに!
——BIKiNi SIS六本木ヒルズ店(ビキニ シス ロッポンギヒルズテン)
店舗名の“BIKiNi”とは、イベリコハムとチーズを挟んだホットサンドを指すスペイン語。BIKiNiを食べた時のような素朴な温かみ、素材の旨味を大切にしたいとする、監修シェフ、ジョセップ・パラオナ・ピニェス氏の思いを乗せた言葉だ。そしてここ、六本木ヒルズ店は『BIKiNi』6店舗目としてオープンした新業態。コースメニューをベースに、ジョセップ氏らしさに溢れたモダンスパニッシュを堪能できる大人のための空間だ。
『BIKiNi SIS六本木ヒルズ店』がパーティープランを用意したのは、今季が初めて。というのも、シェフ自らによるスペイン料理セミナーや、スペインワインセミナー、キャッシュオンデリバリーでタパスを用意するスペインナイトなど各種イベント開催を来年に控え、より多くの方々に『BIKiNi SIS』のテイストをトライアルしてほしいから。パーティープランは、10品にフリーフローが付いて¥6,500からと破格の設定。それでも出汁取りに多くの時間をかけるなど、普段とまったく変わらぬ味わいが楽しめる。
TEXT BY TAKASHI TSUCHIDA
PHOTO BY TAKUYA SUZUKI
② スペインバルでパエリアを囲み、2019年を締めくくる
——AOYAMA TORO(アオヤマ トロ)
青山の骨董通りで10年営業したスペインバルが、2019年8月、表参道駅からアクセスのいい場所に移転。店内は、木がふんだんに使われ、スペインテイストのタイルが散りばめられたおしゃれな内装に仕上がっている。店名の『トロ』とは、カスティーリャにある村の名前だ。
こちらは、主にスペイン内陸部の料理が中心で、現地から輸入した食材も使い、本場の味を再現する。パエリアは人気の「魚介のパエリア」をはじめ、ミックス、イカスミ、鶏肉や兎肉が入った「バレンシアーナ」など。現地直送の「ハモン・イベリコ」は、スペインワインや自家製サングリアに合わせて楽しみたい。
年末年始、仲間との忘年会や新年会にお勧めの「スペイン特別コース」(9品、2時間飲み放題付きL.O.90分)は、スペインの生ハム「ハモン・イベリコ」、スペインオムレツ、本日の魚介のアヒージョ、鮮魚のカルパッチョ、新鮮野菜のエスカリバーダ、ハチノスのトマト煮込み、蝦夷鹿のロースト、本日のパエリア、バニラアイスで¥6,000。8品で ¥5,000のコース、かなりお得な女子会パエリアコース¥3,000もある。
TEXT BY YOSHIKO NAKASHIMA
PHOTO BY HISAKO HAGI(NDPP.)
③ 本場の味を再現したスペインバルで賑やかな忘年会を
——FERMiNTXO BOCA(フェルミンチョ・ボカ)
スペインで修業した作元慎哉シェフが営む、西麻布『フルミンチョ』の2号店。スペインのバスク地方で研鑽を積んだシェフ監修で、本場のボカディージョ(スペイン風サンドイッチ)やタパスを提供している。もちろんみんなでシェアしたい魚介やイカスミのパエリアもある。
スペイン産の生ハムや種類豊富なワインも見逃せない。忘年会や新年会にお勧めのコースは、「タパス&パエリアパーティーコース」。オードブル4品、本日のアヒージョ、牛肉のロースト、魚介のパエリアに、スパークリングワイン、赤・白ワイン、ハイボール、カクテル各種、ソフトドリンク各種120分飲み放題付き(L.O.30分前)で1名 ¥5,500(3名〜25名、1月31日まで)と大変お得な内容だ。
TEXT BY YOSHIKO NAKASHIMA
PHOTO BY FUMIAKI ISHIWATA(NDPP.)
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