毎年母の日になると、プレゼントに迷う方も多いのでは? 今年は少し趣向を変えて、美しくデコレーションされたケーキをプレゼントしてみてはいかが。ケーキを囲んで一緒に楽しむ、温かな母の日の時間に癒されましょう。
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❶ 伝統フランス菓子に和のエッセンスを。贅を尽くした優しい味わいのケーキ——Dining33 Pâtisserie à la Maison
「Pavlova(パブロヴァ)」¥900。母の日をイメージして、ハイビスカスのクリームをカーネーションの花びらのように。中にはライチムースと果肉、木苺のジャム、ココナツのメレンゲが。
「Forêt verte(フォレヴェール)」¥1,000。フランス菓子の「フォレノワール(黒い森)」を、緑溢れる麻布台ヒルズの「フォレヴェール(緑の森)」へ変換。中央には柚子のゼリー、抹茶のムース、その上には抹茶のメレンゲを飾って。
「Fraisier(フレジエ)」¥1,100。苺を存分に楽しめるようにたっぷり使用。そして、苺を引き立てるカスタードクリームを添えて。シェイプのあらゆる角度から苺が美しく配置され、表面には木苺のゼリーを。
麻布台ヒルズ 森JPタワー33階にある、三國清三シェフがプロデュースする予約の取れないグランビストロ『Dining 33』に併設されるのが、『Dining33 Pâtisserie à la Maison』。『オテル・ドゥ・ミクニ』で15年間パティシエを務めた浅井拓也氏がシェフパティシエを務めており、ショップオープン時には『カフェミクニズ』のケーキが蘇ったと話題を呼んだ。
三國シェフが追求するフランス料理の“ジャポニゼ(日本風)”の精神を受け継ぎ、浅井氏はケーキ名やそのケーキスタイルはフランス菓子そのままに、柚子や抹茶、桜など、日本の食材を使って、浅井オリジナルの世界観を生み出す。ひとつのケーキの中には、様々な素材の味わいが絶妙なバランスで閉じ込められ、その繊細で上品な味わいは食した人を幸せにしてくれる。また浅井氏のデザインへのこだわりも素晴らしい。
名前が書いてなくても、「あそこのケーキね!」と分かる、ここにしかないデザイン性の高い美しい世界観を実現している。ゆえに、ショーケースに並ぶケーキの美しいこと。ガラスケースを覗き込みながら大切な人を思い浮かべる時間も、また幸せな瞬間であることを実感させてくれる。ケーキはテイクアウトができるほか、34階のカフェ&バーでもいただくこともできる。
Dining33 Pâtisserie à la Maison 住所=東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 33F 電話=03-4232-5801 営業時間=11:00~21:00 ※各種電子マネー、交通系IC、各種クレジットカード利用可TEXT BY YUKO TANIGUCHIPHOTO BY HIDEHIRO YAMADA
❷ ここでしか食べられない、記憶に残る味わいを追求——Atsushi Hatae
「母の日ホールケーキ」。フランボワーズ、いちご、赤スグリのスポンジの上にはレアチーズケーキ、さらにたっぷりのいちごを飾ったホールケーキ。写真は4号(〜4名様/12cm)¥3,960。ほかにも5号(〜6名様/15cm)¥5,400、6号(〜10名様/18cm)¥7,200。受取日の3日前までに店頭での予約が必要(先払い制)。
「シューキャラメル」¥486。サックリとしたカスタードのシュー生地に、香り豊かなキャラメルクリームを挟んで。
「季節のタルト」¥972。タルト生地にカスタードクリーム、いちごとルビーレッドキウイをたっぷりと飾ったタルト。
『アラン・デュカス』で長年シェフパティシエとして活躍した、波多江篤氏。波多江がパリへ行く際には、アラン・デュカスがチケットから宿泊場所、修業先までアテンドしたというほど、厚い信頼を得ていたひとりである。
お菓子作りで最も大切にしていることは、「またあれが食べたい。そんな記憶にずっと残るケーキを作ること」。波多江氏自身、忘れられない味があり、自分が作るケーキも多くの人に感動を与えたい、そんな思いから、決して妥協をせず、納得が行くまで味の探求をしている。特にこだわっているのがケーキ生地。「スポンジ生地はケーキのパーツの一部と思われがちですが、ケーキによって材料の配合や製法を変えて、ケーキごと生地にこだわり、オリジナルの味わいを作っています」。
他のパティスリーでは絶対行わないだろう材料の配合や、製法を駆使して、波多江氏にしか作れないスイーツがここにはある。食べていて楽しく、幸せな気持ちにしてくれる、特別感あるケーキを、あなたの大切な人へ贈ってはいかが。
Atsushi Hatae 住所=東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー B2F T-MARKET 電話=03-6206-6927 営業時間=11:00~20:00 定休日=火曜 ※各種電子マネー、交通系IC、各種クレジットカード利用可TEXT BY YUKO TANIGUCHIPHOTO BY HIDEHIRO YAMADA
❸ ホテルメイドだからこその華やかさと上質さが、母の日に最適!——グランド ハイアット 東京/フィオレンティーナ ペストリーブティック
世界の製菓大会で優勝・受賞歴を誇るパティシエを輩出し続けているペストリーチームがひとつ一つ心を込めて作る「母の日フラワーケーキ」コレクション。上品なホテルメイドの味わいが贅沢な気分を盛り上げてくれる。華やかなケーキで、日頃の感謝の気持ちを伝えよう!
「グランド プレミアム フラワーケーキ」ピース(左:直径 約7.5㎝)¥2,200/ホール(右:直径 約12㎝)¥6,200。贅沢な食材を使い、ワンランク上のケーキへと昇華させた「グランド プレミアム」シリーズにおける母の日限定バージョン。今年は、手土産にもお薦めのピースサイズも登場。用途や食べる人数に合わせて、ホールかピースか選べるのも嬉しい。
「フィオリーレ」(直径 約12㎝)¥10,800。マンゴーの豊潤な味わいを存分に味わえる逸品。ケーキの周りの羽根チョコレートやスライスしたフレッシュマンゴーを繊細に飾りつけ美麗な花を表現。チョコレートで作る蝶が甘い香りに誘われて花に止まっているように見えるのも癒される。こちらは完全受注生産のため、3日前までに予約が必要。
今年の母の日のギフトはホテルメイドのケーキはいかが? 六本木にある「グランド ハイアット 東京」では、5月1日(水)~12日(日)の期間限定で、1階『フィオレンティーナ ペストリーブティック』にて、花束のような見目麗しい2種のフラワーケーキが登場。世界大会優勝経験もあるパティシエたちを輩出し続けているペストリーチームが作り出した最高の味に豪華な見た目。贈る側も、もらう側も共に心が温まること間違いなし!
上質な素材と繊細な手技から繰り出されるフラワーケーキは、ホテルメイドの高級感を存分に味わえるはず。イタリア語で“花が咲く”を意味する「フィオリーレ」はその名の通り、繊細な花びらを表現した逸品だ。上品な香りのライチリキュールを染み込ませたスポンジ生地に、マンゴーを合わせたコクのある生クリームを挟み、トップにジューシーなフレッシュマンゴーのスライスを重ねている。ひと口食べたら、ほのかに香るライチ×瑞々しいマンゴーが合わさった贅沢な味わいが口いっぱいに広がる。程良い甘さの生クリームが芳醇さを後押し。日頃頑張っているお母さんや大切な人を存分に癒すはずだ。
一方の「グランド プレミアムフラワーケーキ」は“フラワーブーケ”のような見た目の愛らしいケーキ。通常のケーキよりもさらに上質な食材でつくる“グランド プレミアム”シリーズからの一品。最高峰とされるタヒチ産バニラビーンズが香るクレームブリュレや、濃厚なジャージー乳の生クリームなどを贅沢に使用。ケーキの上にはマスカルポーネと苺ジュレで作ったムースや、苺チョコレートクリームがたっぷりと盛られている。可愛い見た目にもかかわらず、味わいは超一級! さすがホテルメイドといった感じ。目からも口からも幸せを感じられるはず。こちらは店頭販売もするが、数に限りがあるため事前に予約したほうが安心だ。
提供期間=提供中〜5月12日(日)10:00~21:30予約受付期間=5月9日(木)10:00まで※予約はオンライン、電話、店頭にて受付※商品の発送は承っていません
フィオレンティーナ ペストリーブティック 住所=東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 1F 電話=03-4333-8713 営業時間=9:00~21:30(ケーキ・タルトの販売は10:00~) 定休日=無休 ※各種クレジットカード利用可 ※営業時間などの最新情報は公式WEBサイトでご確認ください。TEXT BY HANAKO ASAKURA
※2024年5月現在の情報です。 ※表示価格は全て税込価格です。
#ケーキ #母の日
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