コロナ禍の巣ごもり生活で、ちょっと太ってしまった……という方も多いのでは? こんな時は、ソーシャルディスタンスが配慮されていることはもちろん、“ギルトフリー”で身体に優しい、ヘルシーなストレスフリーのランチを楽しんでみては?
TEXT BY TAKASHI TSUCHIDA
EDIT BY TM EVOLUTION.INC
❶ 女性誌モデル・Kellyさんが考案したVEGANメニューが3月1日よりスタート
——Cosme Kitchen Adaptation OMOTESANDO HILLS(コスメキッチン アダプテーション 表参道ヒルズ店)
『コスメキッチンアダプテーション』は、“美味しく食べて、心も身体も美しくなる”というClean Eating(クリーンイーティング)をコンセプトにしたカフェレストラン。そのグランドメニューには常にベジメニューの選択肢が用意されてきたが、今回、Clean Eatingのコンセプトをさらに一歩前進させるために、モデルのKellyさんとコラボレーション。第1弾として、3月1日(月)よりKellyさん考案のVEGANメニュー5種類がスタートする。
そこでまず試したいのが、「熊本野菜のパッタイ」だ。野菜で作られたベジ麺を使用していて、つまりは、ひと皿“丸ごとサラダ”。だから、どんどん食べ進めても罪悪感ナシ! 表面を焼いたカリカリ食感の油揚げや、蒸した大豆を発酵させたテンペが、特製ソースをしっかりと吸収し、確かな味付けを楽しめる。サラダとは異なり、混ぜそば風に仕立てているので、食感の違いで最後まで飽きさせず、タイ料理のテイストまで楽しめて、一石二鳥だ。
デザートは、もちろん「熊本いちごとデコポンのローチーズケーキ」。こちらはヴィーガンケーキとなっていて、卵、乳製品、砂糖不使用。果物の自然な甘酸っぱさを存分に楽しめて、食べた後も胃がもたつかない、満足度の高いひと品だ。
植物由来の食事だと、もしかして物足りないのでは? という疑念を払拭できることはもちろん、この味わいなら動物由来の食品を抜く日があってもいいかも!?と、思えるはず。何より、食べた翌日に身体が軽くなっているのが、とても嬉しい。
PHOTO BY CHISATO NOGUCHI(NDPP.)
❷ 選べるランチデリプレートで、気軽にベジメニューに挑戦!
——TORANOMON HILLS CAFE(虎ノ門ヒルズカフェ)
虎ノ門ヒルズのワーカーたちに、日々ボリューム満点のランチを提供しているのが『虎ノ門ヒルズカフェ』だ。彼らのお目当ては、「週替わりのランチプレート」¥900。メイン、サイドメニュー、サラダを選べて、主食の十穀米が付く。
こちらは平日11:00〜15:00までのランチ限定メニューだが、15:00以降もサイドメニューをもう1~2品加えた ¥1,100で注文可能。また、土曜・日曜・祝日も、平日の15:00以降と同様のメニューが、 11:00から注文できる。
『虎ノ門ヒルズカフェ』のランチメニューは、特集形式を採用。世界各国の料理を旅するように紹介される時もある。例えば、取材時に選んだサイドメニューは「芽キャベツとカリフラワーのスペイン風マリネ」。パプリカパウダー、セロリ、玉ねぎを用い、香り付けにレモン汁をプラス。爽やかな酸味で食欲をそそる一品だった。
日々のランチに、無理なく、野菜主体のメニューがとれる。『虎ノ門ヒルズカフェ』は、等身大でベジメニューを楽しめる貴重なデリだ。
PHOTO BY ATSUMI ODATE(NDPP.)
❸ 植物の栄養・旨味をしっかり引き出した“美味しい”ヴィーガンメニュー
——BOTANIST Cafe(ボタニスト カフェ)
サロンクオリティの植物由来シャンプー「BOTANIST」は、今ではスキンケアやボディケアを含むライフスタイルブランドへと成長。その製品コンセプトである“植物と共にある生活=ボタニカルライフスタイル”を具現するべく、2018年、東京・原宿に旗艦店がオープンした。
1階は製品を試しながら購入できるショップ、そして2階スペースが直営カフェ。このカフェでも植物由来にこだわり、多数のヴィーガンメニューを取り揃えている。但し、ヴィーガン、ベジタリアンを強制するのではなく、気づいたらボタニカルライフを楽しんでいる、というのが『BOTANIST Café』の目指すところ。暮らしの中でボタニカルな一日があってもいいのでは? というストレスフリーなコンセプトは、今の時代の気分に合っている。
メニューは美味しさにこだわり、しかもボリューム満点。ところが肉、魚、卵・乳製品を使っていないから、満足感があっても、意外とあっさり。お腹にたまらず、身体は軽やかなまま、またスッキリと動き出せるのが嬉しい。
新鮮野菜や果物をたっぷりととれるスムージーも、是非一度お試しを。植物の栄養をたっぷりといただいて、身体の内側からキレイになりたい。
PHOTO BY CHISATO NOGUCHI(NDPP.)
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