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ランチの王道! 銘柄豚のとんかつでパワーチャージ

とんかつは好きだけど、夜食べると少しカロリーオーバー? でも、ランチなら大丈夫。ガッツリ食べて午後もパワフルに頑張りましょう! 銘柄にこだわった、お勧めのとんかつ店をご紹介します。

EDIT BY TM EVOLUTION.INC

❶ 能登豚の旨味・甘みを、さっぱりと能登塩でいただく
——金沢かつぞう(カナザワカツゾウ)

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1/6能登豚1頭から1〜2人前しか取ることができない、肩ロースに近い部位を使用。豚肉でも“サシ(霜降り)”が入り、旨味が豊富で断然ジューシー。限定「極みとんかつ リブロースかつセット」180g(¥1,880)
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2/6定番の「熟成能登豚ロースかつセット」は、小120g(¥1,380)でもこのボリューム。もちろん、ごはん、味噌汁、漬物のお代わりは自由だ。ほかに中160g(¥1,580)、大200g(¥1,780)も選べる。
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3/6火を通しすぎず、サーモンの旨味と甘みをとじ込めた、数量限定「サーモンレアかつ」100g(¥1,000)。ふっくらとした食感に、酸味を抑えたタルタルソースが合う。
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4/6能登豚ロースを注文すると、この能登塩セットが付いてくる。左から順に、山椒塩、わさび塩、燻製塩。多彩な調味料で、とんかつを最後まで飽きさせない。
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5/6カウンター席は、隣同士にならないように席を間引き、仕切り板を設けるほか、都度アルコール消毒を徹底するなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を万全に行なっている。
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6/6金沢の茶屋街を想起させる格子造りをテーマとしたモダンなインテリア。一級建築士でもあるオーナーの強いこだわりが、スタイリッシュな空間を生み出している。

地元・金沢でも限られた店にだけ供給されてきた能登豚を全国に届けようと、『金沢まいもん寿司』がプロデュースした『金沢かつぞう』。飼料にこだわり、徹底した衛生管理のもと、広々とした飼育スペースによりストレスなく育った能登豚は、脂の甘みが濃く、さっぱりと後を引かないのが特徴だ。

『金沢かつぞう』では、年配の方々もロース、リブロースを好んで注文。火入れをギリギリまで抑え、最後は予熱で完成させる気配りで提供されるとんかつは、繊細かつ胃もたれしない。

そして調味料にも工夫が。オリジナルのソースは、魚醤(いしる)とフルーツを隠し味として、肉の甘みを邪魔しない、まろやかな風味としている。また金沢でおよそ200年の歴史を持つ直源醤油が製作したポン酢や、ごまドレッシングも、忘れずに試してみたい。

キャベツには海藻麺を混ぜ、シャキシャキ感とコリコリ感を同時に楽しませる工夫も。味噌汁に岩海苔を加え、漬物に寿司のガリを添えるなど、寿司屋のバックボーンを感じさせる演出が通例とは異なり、モダンな印象を与えてくれる。

TEXT BY TAKASHI TSUCHIDA
PHOTO BY CHISATO NOGUCHI(NDPP.)

金沢かつぞう(カナザワカツゾウ) 住所 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3F 電話 03-3560-4070 営業時間 ランチ11:00〜15:00(L.O.14:30)/17:00〜22:00(L.O.21:30) 定休日 アーク森ビル休業日に準ずる ※価格は税別 ※クレジットカード使用可

❷ メープルシロップと塩で味わう新発見の美味しさ
——とんかつ都(トンカツミヤコ)

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1/6「上ロースかつ定食」250g(¥1,890)。ロース肉には脂身の部分があるので、とても柔らかくてジューシーな味わい。付け合わせはキャベツとポテトサラダ。定食には全てご飯と豚汁が付く。キャベツはお替り自由。ゲランドの塩、メープルシロップ、自家製とんかつソースと色々試せるのも嬉しい。
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2/6「特ヒレかつ定食」250g(¥2,980)。一般的なとんかつよりも揚げ物を食べている感覚が薄く、胃もたれしないさっぱりとした軽さがある。一方で250gとボリュームはたっぷり、肉料理を食べたという満足感は高い。
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3/6「都かつサンド」テイクアウト用 ¥1,200。食パンをトーストしてからバターとマスタードを塗り、かつに自家製とんかつソースをかけて挟んだ贅沢なサンドイッチ。リブロースを使用しているので、しっかりとした肉の味わいがする。
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4/6清潔感溢れる白木のカウンター席。ここに座ると、一連の調理風景を眺めながら待つことができるので期待に胸が膨らむ。
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5/6定食メニューだけでなく、おつまみとハイボールや生レモンサワー、かつカレー、ポーククリームシチューなどのメニューもあるので、リピートする楽しみあり。
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6/6店長の二宮恵太さん。「さっぱりしているとんかつなので、ランチでも気軽にお召し上がりください」

精肉店が経営する『とんかつ都』は、特に吟味した質の良い豚肉を直接自社から仕入れている。現在、主に使用しているのは群馬県産の「山峰」というブランド豚で、クセがなく脂身がすっきりとして少し甘みがあるのが特徴だ。

「さっぱりといただけるとんかつを目指しています」と店長の二宮さん。注文が入ってから豚肉を切り分け、客の前で卵やパン粉をつけていく。パン粉はパン粉専門店から仕入れるもので、市販のものよりとても細かい。揚げ油はコレステロールが低いなたね100%油を使う。低温でじっくりと揚げていき最後に高温で揚げ、油から引きあげたら、さらに休ませて余熱で火を通す。この調理方法で、外の衣は極薄でサクサク、中身の肉はしっとりと柔らかく仕上がっている。

最初は肉の旨味が一番引き立つ塩で食べて、次にメープルシロップと塩を混ぜたものをつけて食べるのが店長のお勧め。オーガニックの優しい甘みがするメープルシロップが豚肉と抜群に合い、新しい感覚の美味なとんかつを堪能できる。

TEXT BY YOSHIKO NAKASHIMA
PHOTO BY CHISATO NOGUCHI(NDPP.)


とんかつ都(トンカツミヤコ) 住所 東京都港区麻布十番3-9-6 電話 03-3453-2929 営業時間 11:00〜15:00(L.O.14:30)/17:00〜21:00(L.O.20:30) 定休日 水曜 ※価格は税込 ※クレジットカード使用可 ※昼も夜も同じメニュー

❸ あの“究極のとんかつ”が、味わいはそのまま、リーズナブルに!
——とんかつ豚組食堂(トンカツブタグミダイニング)

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1/4スタンダード銘柄豚を使用したロースかつランチ220g(¥1,950 ※ディナーは¥2,250)。さっぱりとして食べやすく、これぞ“とんかつ”という味わい。ごはん、キャベツはお替わり自由。
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2/4筒状に成形された肉厚フィレは、旨味抜群。中心は薄っすら桜色で、食べている間の予熱で火入れが完了する。フィレかつランチ165g(¥1,750 ※ディナーは¥2,050)。
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3/4オープンキッチンを囲むL字型カウンターのほか、テーブル席も用意。ディナー時間帯は、ビール、ハイボール、ワイン、日本酒など、お酒を楽しむことも出来る。
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4/4豚の置物やコースターなど、キュートなデザインが店内のあちこちに。椅子には豚鼻マークがデザインされている。

“究極のとんかつ”を提供し続けてきた西麻布の名店『豚組』が、より多くのお客様に“究極のとんかつ”を食べてもらいたいと六本木ヒルズに出店。内容は変えずに、リーズナブルな価格を実現していることから話題を呼んでいる。

その“究極のとんかつ“とは、全国から取り寄せる銘柄豚をベースに、味わいが優れる1級パン粉を用いて、高級天ぷら店と同等のごま油で揚げるという逸品。銘柄豚はその日の仕入れ具合で異なるものの、沖縄の硫香豚(りゅうかとん)や、千葉県の椿ポーク、千葉県のいも豚など、癖がなくさっぱりといただけるものばかりだ。さらに夜メニューにはプレミアム銘柄豚も登場し、さらなるコクと香りで常連客の心を鷲掴みにしている。

都度切りたてのキャベツは、シャキシャキ感が格別。ガス釜で炊き上げた山形県産のひとめぼれ米も、ふっくらとしていて、まさに“究極”の名にふさわしい仕上がりだ。

TEXT BY TAKASHI TSUCHIDA

とんかつ豚組食堂(トンカツブタグミダイニング) 住所 東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ メトロハットB2F 電話 03-3408-6751 営業時間 ランチ11:00〜16:00(L.O.15:30)/ディナー17:00〜23:00(L.O.22:30) 定休日 無休 ※価格は税別 ※クレジットカード使用可