INSTANT FLOW

ニューアルバム出したと思ったら、ライブだ! ミュージシャンHF月間——藤原ヒロシの連載「INSTANT FLOW」#44

だいぶ寒くなってきたけど、HFの周辺はひき続き熱いです。でもいつも、ちゃんとマスクしてます。予備も持ち歩いてます。世界のHIROSHI FUJIWARAの日常の謎の部分を掘り下げ取材する連載の第44回。2020年10月にポストされた画像からお届けします。

INSTAGRAM & TALK BY HIROSHI FUJIWARA
TEXT BY HF WATCHING COMMITTEE (HWC)

10月1日——blu-ray なう

「『ゾンゲリア』好きなホラー映画です。マニアの間では有名な、ゾンビが出てこないゾンビ映画」(hf) じゃあ何が出てくるんですか? 「死んだ人に化粧を施して、生きている人みたいにするんです」(hf) あら、じゃああんまり怖くない?「いやあ、めっちゃ怖かったですよ。これを見てたおかげで、『シックス・センス』みたときの驚き効果がゼロだった。この映画の最後に驚きがあります」(hf)ネタバレ部分は伏せますが、先に『ゾンゲリア』があれやってたってことですね。「そう。奥さんが実は‥、で博士も‥って。ちゃんと練られたいい映画ですよ」(hf)日本語字幕の『ゾンゲリア【Blu-ray】(期間限定生産)』ならAmazonにあります。気になる人はこちらで。

10月1日——くろださん#黒田泰蔵 美しい

「黒田泰蔵さん。20年くらい前に伊豆の玉峰館って温泉宿にエリック・クラプトンと行った時、そこで使っていたのが黒田さんの作品。『これきれいだね』なんて言ったら、温泉の人が『近くに工房がありますよ。行ってみますか?』って連れて行ってくれたの」(hf) え。クラプトンさんと温泉に行ったんですか?「はい。で、今度また別の人と、黒田さんのところに行くことになりました。」(hf) 気になるこのお話の続きは次回!

10月1日——KUMA-BORI ZUKAN

「送られてきたんです。木彫りの熊ばっかりを集めた図鑑です」(hf)『熊彫図鑑』(東京903会)ですね。「めっちゃ面白かったです。いろんなのがあって。でもさすがに僕のこれは出てなかったなあ」(hf) お。これはすごい。いつ出たものなんですか?「2年前くらいかな? BE@RBRICKでね。鮭も作って持たせたいって言ったんだけど、作れなかったの」(hf) もう買えないですよね(ボソッ)。「買えるんじゃない?」(hf) 全長280cm BE@RBRICK カリモク。20万円。買えるけど買えない。

10月1日——座ったタチウオ #aca

「京都にあったスペイン料理『acá』が日本橋に引っ越してきたの。美味しかった」(hf) 情報だけごちそうさま。確かに座ってます。

10月2日——slumbers T

「散らかってる部屋でスランバーTシャツ着てるところ。アルバムのデラックス版を買うとついてきます」(hf)デラックス!!「9000円でCD2枚とTシャツ付きだからそんなに高くないと思う」(hf) リーズナブル!!

「山口先輩も着てます」(hf) デラックスなプロモーション。

10月2日——kawaii

「ブルガリのウィンドウで見た、お茶目なブローチ。持っているわけではないです」(hf) 作ったのかと思いました。キラキラしてます。

10月2日——bvlgari November #bvlgari

「時計作りましたー」(hf) こっちは作ったんですね。「次の〈ブルガリ〉コラボのひとつです」(hf) 日本限定モデルは250本。まだ買えるかなあ。「そんな高くないですよ。50万円くらい」(hf) それはどうかなあ。

10月3日——ベスの昼飯時

「いつも出てくるベス」(hf)〈GOD SELECTION XXX〉のデザイナー、宮崎さんのわんこだそうです。触りたいよ、ベス。

10月4日——ゴンズ チャリ

「たまにマークから送られてくるんです」(hf) 2018年5月8日にもアップしてますもんね。カタカナ、ちょっと上手になってきたんじゃないですか。

10月4日——はろー日曜日

はろー日曜日って?「多分“ハローサンデー”って歌詞が入ってるんだと思う」(hf) 多分そうなのでしょう。

10月4日——栗の季節

「〈été〉のケーキのステッカー。フラジャイルですよ。スーパーデリケートケーキインサイド。栗のケーキで金箔とかかかってました」(hf) 今回はパッケージのご紹介でした。

10月5日——Liar paradox について考える

「連載している小学館の『Maybe!』用の工作です。嘘つきの特集かなんかでステッカーを作ってって言われて、夜中に切り貼りしました。こういうものはパソコンでやったら意味がないので、自分で切って、それを写真に撮って、パソコンに取り込むんです」(hf) ふうん。夜中にチョキチョキ切ってるんですね。この企画でもステッカー作ってほしいです。毎回ステッカー作ってほしいです。

10月5日——最上級プリンアラモード

「プリンアラモード。金沢の和食屋、『片折』です。すごい人気なんです」(hf) いつぞやもご飯食べに行ってましたよね。「定期的に行ってます 」(hf) プリンとブドウを一緒に食べてみて、あとはイマジネーションだ。

10月6日——「みんな大好き、みんな愛してる」from the forthcoming album “SLUMBERS 2”

これもちょっと怖い。ヒロシさんの闇の部分なんでしょうか。「あ、それね。みんな大好き、みんな愛してる。なぜだか唯一日本語タイトルの曲」(hf) なぜか、ね(笑)

10月7日——「territory」kyne君のヒロインと山口君のダンスと

「territoryはKYNEくんのヒロインが出てくる。かわいいけどね」(hf) ダンス踊るやつですね。「手を叩くところが好きです」(hf)

10月7日——「berlin」

「これはberlinです。渋谷くんかな?若いアーティスト」(hf) みんな違って、みんないい、ですね。

10月7日——チョコレートで休憩

「ブルガリのアイスチョコレート」(hf) すごいきれい。「これ、鶴じゃないと最後まで飲めない。実際はストローなんで、誰でも飲めるんですけど」(hf) イソップだ。狐が悔しがるパターンだ。

「パスタも美味しいです」(hf) あ。こっちは鶴が悔しがるパターン。パスタのおすすめはこれですか?「ブルガリのはどれも美味しいけど、ポモドーロ美味しい」(hf)

10月8日——アバンギャルドな「いけばな」!@watara_ikebana 先生

「渡来徹くんの本。元ポパイのライターだったんだよね。ちょんまげの」(hf) 今はお花の先生なんですよね。「僕が連載してる時の担当だったんです。毎月フラグメントに取材に来てくれていて、お花の先生をやってるって言っていて。QOOさんはいつも『ちょんまげ』さんって呼んでましたね」(hf) 漢字で書くと丁髷さん。かっこいい生花です。

10月9日——本当に、。久々タスクさん。出会って35年は過ぎてる

「J-Waveで渡辺祐さんと久びさラジオ。たまにゲストで呼んでもらったりするんですけど、会うのは3〜4年ぶりかな? 知り合ってからは……」(hf) 35年よりもっと過ぎてるんじゃないですか?「10代のころですからねえ。川勝さんも一緒のモスエンタープライズって会社だった」(hf) へええ。遠い目。

10月10日——スタンダードなブレイザーをネットで見つけて、ついつい買ってしまった。なんぼあってもいい

ナイキブレーザー、ローカット。「ネットで普通に見つけて買いましたよ」(hf) 日本未発売の色ってなってますね。「昔ながらのウィンブルドンカラーです」(hf)

10月11日——恵比寿の銀座

「恵比寿にある喫茶銀座。銀座って名前の喫茶店があるの」(hf) 好きなもの全部並べた感がいいですね。なんで銀座かはよくわかんないですけど。

10月11日——ハイテク便所

「オリンピック用に結構作ったんですよね。いろんなところにいろんな建築家が作ったんでしょう? 」(hf) トイレアートプロジェクトみたいなことですよね。「だ〜れもいない代々木公園駅そばの小さい公園にあるんです」(hf)ちょっと怖いですよね。勇気がいる。「停電したらどうなるんだろう」(hf) 急に見えちゃう。「ソワソワしますね」(hf) ぞわぞわします。

10月11日——今からインスタライブ @sakanaction_nf

「インスタライブをしましたー」(hf) インスタライブをやろうと思ったら、ヒロシさんが山口さんをフォローしてなかったということが分かった件ですよね。「そうそうそう」(hf)

10月12日——テラスにカラス

すごい高いところまでくるんですね。「そうなんですよ。しかもワンワンって鳴くんです。モノマネするんです」(hf)うちの方にはオハヨーゴザイマスッって叫ぶカラスが来ますよ。

10月12日——深夜の代々木公園トイレはワイルド。昨夜

「代々木公園に隣接してる駐車場があるんですけど、そこに車を停めてたんです。でトイレ行ったら、めっっっちゃデカいクモがいた。こんなのいるの? って。手のひらサイズはありました。カマキリもいました。代々木公園ワイルド」(hf) 都会っ子ヒロシびっくり。

10月12日——studio days

なんでまたスタジオへ?「次のプロジェクトのレコーディングしてる」(hf) すごいですね。忙しい人。白いギターケースが眩しいです。

「そして差し入れ」(hf) チョコレート?「チョコレートパン。365日のクロッカンショコラ。なんか有名なところなんでしょう?」(hf)『365日』が店名ですね。@代々木八幡。ブリオッシュショコラ生地にオーガニックショコラガナッシュと粒チョコレートが入っているんですって。粒チョコレートはサクサクなんですって。

10月15日——う〜あ! @ua_japonesiansinger_official

「この前のライブです」(hf)@リキッドルーム。「特別ゲストにUAさん。20年ぶりくらいに会ってお茶して、そのままライブで歌ってくれたんです」(hf) 今やカナダの方ですから貴重です。

10月16日——表参道ファンタジー

「表参道のストレンジャーシングスみたいな」(hf) これも謎解きしてくれている人がいますよ。フォロワーが探偵化してますね。即答だ。

10月18日——Mark G!

「マーク爺さんの本が出ました。おめでとう」(hf) 聞きまつがい。マークGさんですから。

10月18日——洋梨 #narisawa

「ナリサワの洋梨。ポートレートモードで撮ったらこうなったの。iPhoneってすごいって話です」(hf) すごい。ちなみに12プロマックスの発売前です。

10月20日——サイン中

「本が発売になる前に、蔦屋書店とかそういうの用だけサインをしてくれって言われて。サイン会はしないので、サイン本を作りました」(hf) 藤原ヒロシってサインをみたことがないです。「似顔絵とかも描きますよ」(hf) きゃあ(臨時サイン会中)

10月20日——ブレザー、ブレイザー、ブレーザー?

「今履きたいわけじゃないんだけど、後々アレ買っといたら良かったなって思う靴なんじゃないかと思って買いました。いつか、あんなのあったなあ、買っておけば良かったなあってもの、たまにあるじゃない? 」(hf) そう思って買って、どこかにしまっておいて、何年か経ってあれあそこにあるなって出してこれるもんですか?「そんなしまいこんでないもん。出しっぱなしだもん。そう思ってまだ着てないものいっぱいあります」(hf) 買ったかどうかすら忘れちゃうもん。

10月21日——並木橋リアル虚構新聞

解説をお願いします。「並木橋の交差点のところに、めっちゃピカピカ光ってるヒツジ料理屋の看板があるんです。その向かいに馬肉料理屋がオープンしたんですね。しかも店名は『走馬灯』。で、僕がたまたま撮ったら信号で『灯』の字が隠れてて「走馬」しか見えない。この先にあるウインズ(場外馬券売り場)の看板の下に「走る馬」の文字。虚構新聞並みに面白かった」(hf) わかりましたー。

10月21日——凄い本

「まじナルシストですよね。これが当時発売されてたら周囲はどんな反応をしたんでしょう」(hf) 没後50年、こんなに騒がれることも想定内だったのでしょうか。

10月21日——westのケーキ食べながらラジオ。最高な差し入れ

「ウエストのケーキが差し入れられました。ウエストの曲作るほどウエストが好きです」(hf) ですよね。

10月21日——apple watch みたいな

「某素晴らしいお店で、デザートにスイカが出たんですけど、僕、スイカ食べられなくて。そういう時のために用意してくれているデザートがこれなんです。こんなにたくさんの種類のハーゲンダッツを出してくれて選べるっていう……、史上最強、世界最高のサービスだと思いました」(hf) アップルウオッチ見るたびに、このコメントを思い出しそうです。

10月21日——蔦谷なう

「六本木蔦屋書店にフラッと立ち寄ったらこういうディスプレーができてて嬉しいなって思いました。僕、本屋好きなんで蔦屋書店の本屋バッグ(の仕事)ができたことも嬉しかったです」(hf) 好きな本屋さんはどこですか?「蔦屋書店です(笑) 最近、本屋なくないですか。前は、東京駅にある地下の本屋が好きでした。スマホがなかった頃は、新幹線に乗る前って必ず本屋寄ったでしょう。東京駅の本屋には、実話系と、おっさんが読むようなのと、左翼系、全部揃ってた。好きな本屋もうひとつは、新宿の『模索舎』。あの辺に行くと絶対行きます。で、マルクス主義とはなんたるかみたいな本を買う」(hf) 今度、HFおすすめ書店ツアーしましょう。

10月22日——きむらさん

「木村屋さんのアンパン。僕の心のオアシス。取材の帰り買い食いしました」(hf) 模索舎からのアンパン。そんなところも左翼っぽいですよね。「インターナショナルですから」(hf)

10月22日——#durutticolumn@vivastrangeboutique

「『ザ・ドゥルッティ・コラム』のスウェットシャツです。僕は、ドゥルッティの『LC』ってアルバムが大好きなんですが、こういうの作るのってすごいと思う。『ビバストレンジブティック』には頭が下がります」(hf)褒めまくり。

10月22日——唇に火の酒 背中にカマキリを

『フィオレンティーナでカマキリと。“唇に火の酒、背中にカマキリを”分かってくれる人なかなかいないと思ったんですけど、コメントありましたね。ジュリーって」(hf) わかりますよ。フォロワーは即答探偵ですから。「人生の代わりにカマキリを背負った男」(hf)

10月22日——お友達

2回目登場のベス。なんですが、ここで注目したいのは、10/10のスニーカーです。履いてる!

10月24日——the #おんなこども

「おんなこどもの展覧会が『ビバストレンジブティック』であって、それに行ったんです」(hf)

お店の人、コメントしてますよ。ありがとうございますって。「健気」(hf)

10月25日——あまりに懐かしくて盗撮してしまった。砂糖、塩、もう一つは何が入ってたんだろう、、。

「これ、昔必ずどこの家にもありましたよね。3つ目ってなにを入れるんですか? 」(hf) 小袋でついてくるお寿司屋さんのお醤油とか、ブルガリアヨーグルトのお砂糖とか。「貧乏くさい系ですね」(hf) 高級系だと、味の素とかだしの素ですかね。「にしちゃ大きすぎるじゃないですか。小麦粉ってこともないだろうし。謎の3つ目」(hf) そもそも湿気やすいという大問題を抱えてましたしね。

10月25日——イエローゴールドなチャーハン。#wasa

美味しそうな。「美味しかったですよ。相変わらず」(hf) どこにできたんですか?「恵比寿。リキッドルームの近く。もともと学大にあったの。たまにはコース!って言うと、や、坦々麺と餃子でって言われる。チャーハン、美味しいですよ」(hf) なんと、ロゴデザインはヒロシさんなのですね!

10月26日——怖い本

「おさる日記。知らないですよね? みんな。めっちゃ怖いですよ。内容言っていいですか? 」(hf) お願いします。「お父さんは船乗りなんです。で、息子にお土産で猿を連れて帰ってくるんです。頭のいい猿でいつの間にか人間のことばをしゃべるようになって、本当の弟のように可愛がるんですけど、最終的に人間になっちゃう。その子供が夜、お父さんとお母さんの話を盗み聞きしてしまうんです。不思議なことが2度も連続であるなんてって言ってるのを」(hf) え? 最初がその息子だった!?「怖くないですか? 」(hf) じわじわ怖いですよー。でもそっか。みんな最初は猿だった。

10月27日——そろそろ冬支度。今年はこの2色。一年中手放せないガイドジャケット。@burton

「今年はこれと黄色の2色です。スキー行けるかな? 」(hf) どっちがオススメですか?「好き好きです。僕は白を着ています」(hf) おっしゃる通りです。

10月28日——ペンギンズ

「ペンギンブックスのステッカーです。ネットで見つけて買いました」(hf)“hfの日常”情報でした。

10月29日——カロリーゼロ

真ん中が空いてるからカロリーゼロ理論byサンドウィッチマン。「たまに食べたくなるアマンドのシュークリーム。アマンドのはリングシューなんです」(hf) ちょっと待ってください。これ、もしかしてすごいものの前で撮ってるんじゃないですか?「友達の家の名画です」(hf) ヒロシさんたちって名画をこういうことに使いがちですよねw

10月30日——夜神社

「根岸にご飯食べに行った時、例によって30分くらい早く着いたので散歩してて、見つけた神社です。夜です」(hf) へー。明るく見えるけど、iPhone のナイトモードが素晴らしいってことですね。

11月1日——Just like Guthrie’s guitar

「フラグメントの本から。昔作ったTシャツのデザイン。(アメリカ)選挙のタイミングだったので」(hf)

「元ネタはこっちです。(11/1)ウディ・ガスリーがThis machine kills fascistsとあったので、90年代はこのディスコミキサーがThis machine kills fascistsなんじゃないかって」(hf) この連載をやっている意味がある瞬間。みなさん、このふたつがつながっているなんて、ご存知でしたか?
 

profile

藤原ヒロシ|Hiroshi Fujiwara
1964年三重県生まれ。DJ、音楽プロデューサー、ファッションクリエイター。英米で触れたクラブ文化を80年代の日本に持ち込むなど、音楽とファッションの両軸で日本のストリートカルチャーを牽引。現在、デジタルメディア「Ring of Colour」を運営する。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授。