INSTANT FLOW #25

HFのワールドツアー。4月はベルリンからの、香港——藤原ヒロシの連載「INSTANT FLOW」#25

忙しいお仕事ツアーの合間に、ちょっとベルリン散歩してきたようです。hfのInstagramの謎の部分を掘り下げ取材する連載の第25回! 2019年4月前半にポストされた画像からお届けします。

INSTAGRAM & TALK BY HIROSHI FUJIWARA
TEXT BY HF WATCHING COMMITTEE (HWC)

4月2日——ゔぃえなーーーなう

ゔぃ…えな…?「ウィーンです」(hf) いきなりウィーンに行ったんですか。「ウィーン経由でベルリンへ行きました」(hf) 直行便?「いや、直行便だったらベルリンですよね」(hf) ウィーンへの直行便があることに驚いてたんですってば。

4月3日——S.U.C.C. PAPER

「生徒と一緒に作った新聞です。めっちゃ面白い新聞になりましたよ。アートのページがすごく面白いんです。アートの今の値段とか含めて詳しく書いてます」(hf) へー。育ててますねえ。ここにも情報がありますが、どこで手に入るかなあ。「どこで撒いているのかなあ? あ、じゃあ、森ビルにまとめて送りますね」(hf) はい! フリペ、その後送られてきまして、六本木クロッシング開催中の森美術館内、53階のチラシラックにおいていますー!(5月12日現在)

4月3日——soon

「 BVLGARI x FRGMTが発表になりましたー」(hf) どうですか? 売れ行きは? 発表なので発売はまだですよ。6月です」(hf) これから出ますって! みなさま、心の準備はいいですか。

4月3日——おはようベルリン

「ベルリンの自分盛り」(hf) ますますコンセプチュアルになってきましたね。“映え”ですね。「“映え”ですね。僕を盛り付けだけのシェフとして雇ってくれるところあってもいいんじゃない?」(hf) え、プレゼンだったんですか。今の流行りはもっと端っこにじゃないと(3/25参照)。「どうしてもラディッシュを3つ食べたかったの」(hf) いつもより食欲ありましたね。朝食へのやる気が感じられます。

4月3日——この先東ベルリン

「ベルリンといえば『チェックポイント・チャーリー』」(hf) 健在ですね。「ですね」(hf) 賑わってましたか?「う〜ん、まあ」(hf) 死ぬまでに必ず行きたい政治的観光名所の一つですよね。チェックポイント・チャーリーとは何かというと→東西分断期のベルリンには数多くの検問所が設置されており、そのうちの一部が西ベルリン・西ドイツ市民が通行するためのものであった。「チェックポイント・チャーリー」は外国人、および外交官、西側諸国軍の関係者が徒歩または自転車で通行するための検問所とされており、西側諸国軍関係者は他の検問所を通行することは認められていなかった。(ウィキペディアより)

4月3日——Worlds end berlin

「ベルリンに『ワールズ・エンド』があるんだーと思って」(hf) あるんですねー。ベルリン、どうでした? おしゃれでした?「おしゃれです。結構好きです」(hf)

4月3日——catching up!

「エロルソンです。昔からの友達です」(hf) エロルソン・ヒュー氏。デザイナーの方ですね。「『アクロニウム』ってブランドやっていて、『ナイキ』もすごいやってる人。あ、このモデル、この人のだってすぐわかりますよ(hf) で、ベルリン在住?「そう。カナダ人なんですけど。もともと「バートン」から始まって、もう20年くらい前から一緒に仕事してるんです」(hf)

4月4日——キース・ヘリング

また別の旧友に会いましたね。「キースへリングもありました、という」(hf) これ、どこなんですか「ベルリンの中心街」(hf) の池ですね。

4月5日——Dinner


ディナー。ポーリー・シール、でいいんですかね。「ここ、めっちゃ美味しかったです」(hf) 何屋さん?「フレンチなんですけど、ベースにインディアンがある。ベルリンに行く人にはオススメ」(hf) カレーの方のインディアン?「なんていうの?ターメリックとかを使っているのかな」スパイシーな? 美味しそう!「内装も綺麗です」(hf) 『ウエス・アンダーソンの映画セットのような』、ってやつですね。器は桜。HPあります。ほとんどドイツ語ですけど。

ここは?「ここもレストランの建物の中。もともとジューイッシュの女子校かな、その建物なんです」(hf) なんか、そういうの、とても心の琴線に触れます。

4月5日——“tea for tow” concept @aka.six

「友達のシックスとベルリンで待ち合わせして会いました。プラハに住んでるおじいちゃん。元ビビアンとマルコムの店員です」(hf) あ!ワールズエンド同窓会。「セックス・ピストルズとかのテレビによく出てました」(hf) ほお。同い年くらいですか?「笑 や、全然上です」(hf) かっこいいですね「昔の人は、かっこいい」(hf) ちなみに、シックスさんの本名はサイモン・ベーカーさん。1956年生まれで、「パンク」として広まるユースカルチャーを形成したメンバーの一人、とされております。2016年からはAKA SIXとしてコレクションも発表されています。

4月5日——Holocaust Museum Berlin

「ホロコースト記念碑に行ってみました」(hf) 行かねばなりませんね。ブランデンブルグ門のすぐそばにあるんですよね。

4月5日——ベルリンのどこか

「水族館の前だったんですけど、オブジェなのかなんなのかよく分からなかった」(hf) コンセプチュアルな何かなんじゃないですか。水族館は面白かったですか?「いや、水族館は行ってません。前を通っただけ」(hf) 海外に行くと途端に散歩しますね。オルフ・パメロプラッツっていうみたいですよ。1991年、1986年に暗殺されたスウェーデンのオロフ・パルメ首相に捧げられたもので、アンモナイトの泉は、ベルリンの彫刻家によって設計されたもの。

4月5日——煎茶先輩

「これよくないですか?」(hf) センチャセンパイ?「多分、マスターみたいなことを、誰かがセンパイって訳したんだと思うんです。センチャセンパイどんな帽子かぶってるんだろう? メガネはかけてるかなあ? とか想像しません? ちなみにハイアットで見つけました」(hf) 確かに。「センチャセンパーイ♡って」(hf) さすが、先輩、今日も渋いっすね、とか?「『センチャセンパイ、ドライブ行きましょうよ』『やっぱカブリだよな』とか?」(hf) 世界のおもしろ翻訳シリーズ。そこから始まる、ヒロシのショートコントでした。

4月5日——last supper in Berlin

夕食は……、これ、どっかで見たことのあるパッケージ。「日本は違うの? 日本で僕あんまり食べないからわからないけど」(hf) ケルンのマックもこんなんじゃなかったでしたっけ。ドイツのマックパッケージはお土産に最適、と。ちなみに、オランダだとブルーだったりするみたいです。面白い!

4月5日——シャチ系カラス


「ベルリンのカラス、白黒なんですよ。シャチみたいなカラス」(hf) すごい! ドリトル先生に出てきそうな。「これアップで撮ったんで、絵みたいになっちゃったけどこっちに動画があるんで」(hf) ほんとだ。かわいー。「めちゃ鳴いてましたよ」(hf) 声は一緒?「声は一緒ですよ」(hf) このカラスは好き。海外旅行ではカラスに注目、と。

4月6日——ベルリンの壁、破

「壁の破片がいろんなところに置いてあるんです。ベルリンの壁の輪切り」(hf) 壁崩壊が1989年11月10日。おお。今年30周年ですか。

4月6日——いつもの嫌いな地下通路

フランクフルトでしたっけ? 嫌いな地下通路。でも良かったですね。工事中じゃなくて。動いていれば少しは好きでしょう。「嫌いです」(hf)

4月8日——羽田の蕎麦が好き

帰国してすぐに食べたんですか?「これは帰国してから香港に行く時」(hf) えーと。「ベルリンから帰って、次の日に香港に行きました。香港→東京→ベルリン→東京→香港です」(hf) ぐちゃぐちゃなスケジュールですね。

4月8日——ネイビーのレッドウイング

「これベルリンで買ったんですけど」(hf) え、この間(3/2参照)も買ってませんでした。2足目ですよ。「いや、これはネイビーだもん。ネイビーはベルリンでしか売ってないんです。日本にはないんです。たまたま行ったらネイビーがあってヨーロッパだけなんです」(hf) それじゃあ、仕方ないですね。ていうか、欲しいです。

4月8日——探せ

これ可愛いー。「なんかわかんないです。多分香港のアーティストが書いたものです」(hf) でも何?「ナイキのイベントで」(hf) あーオフィシャルなんですね!ほんとだ。みんなナイキ履いてる。ウォーリーヒロシ。

4月8日——香港撮影

何があったんですか?「撮影です」(hf) プロの?「うん」(hf) ファンじゃなくて?「ファンも混ざってるかもしれない」(hf) 完全に混ざってますよね。その時取られたのがこちらです。

4月8日——herat of future

「ナイキのイベントで飾ってあった。学生がナイキを使ってアートを表現するみたいなもの」(hf) 未来の心臓。

4月8日——こんなところで、こんな人たちと食事出来るなんて

「偶然来ていた『すし㐂邑(喜邑)』の木村さん(左)と、天ぷら『にい留』の新留さんとご飯を食べました」(hf) 偶然なんですか?「はい。ポップアップレストランで来ていたみたい」(hf) 世界の街角であの人と、シリーズ。

4月9日——The Chairman Restaeurant

ごはんに行きました。「チェアマン。香港で一番とされているレストランです。アジアンレストランベスト50の香港で一番、全体でもベストテンに入っていたんですけど…」(hf) おしゃれ系なんですか。「ちょっとファインダイニング系オーセンティック」(hf)

4月9日——Star Cruise Pisces,hongkong


「スターフェリーです。クラシカルな感じで」(hf) 素敵ですね。ちょっと◯ルメス入ってますね。「今時見なくないですか?ちっちゃいウィスキーのボトル。お金持ちの応接間にあったでしょ?」(hf) お金持ちなのにミニボトルっていうのが昭和っぽかったですよね。

4月9日——レモンの形のレモンのケーキ

「割とみんなやるんですよ、レモンの形をしたケーキ。ありがちなんですけどね」(hf) 美味しいですか?「ロンドンのマンダリンオリエンタルにあるレストラン、『ディナー バイ ヘストン・ブルメンタール』のがいいかな。見た目はオレンジなんですけど、中はフォアグラでできているんです。レストランのシグネチャーです」(hf)そしてパッカーン……。

4月14日——ほうばのほたるいか

「大阪にある「ほうば 」ってレストラン。韓国料理でめっちゃ美味しいんです。ここは本当に美味しいです」(hf) 2018年4月21日も絶賛してましたね。ホタルイカのディテールをこんなにまじまじと見たのは初めてです。普通のイカみたいに思えてきますね。「それ、老人が錯覚に陥るやつですよ」(hf) うるさい、黙れと思います。

4月15日——#アーモンドスカッチ 美味しい

「差し入れでもらったアーモンドスカッチです。アーモンドスカッチって、アーモンドつくねみたいな感がある」(hf) おっしゃっていることの意味が…、ああ、そうか。「そしたら後日マカダミアンスカッチももらったんですよ。これ(SNS)を見て、「ヒロシさんマカダミアンスカッチ知ってます?」って。これも美味しいです」(hf) てっきり神田精養軒のものかと思ったら、あれはもうないのですね。大阪のメーカーのもののようです。

4月15日——本日はこのギター

「スタジオでレコーディングしてたんですよ。マーチンだけどゴローズ。ゴローズのギターです」(hf) 故高橋吾郎氏への追悼モデルで、エリッククラプトン×ゴローズの限定マーティン。2015年に発売されました。イーグルマークはゴローズの象徴。涙。

profile

藤原ヒロシ|Hiroshi Fujiwara
1964年三重県生まれ。DJ、音楽プロデューサー、ファッションクリエイター。英米で触れたクラブ文化を80年代の日本に持ち込むなど、音楽とファッションの両軸で日本のストリートカルチャーを牽引。現在、デジタルメディア「Ring of Colour」を運営する。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授。

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