元麻布の閑静な邸宅街に位置し、「四季の丘」の緑に包まれた「元麻布ヒルズ」。その「フォレストテラス イースト」に暮らすご家族に、居住空間からセキュリティ体制、関連設備や周辺環境など、実際に暮らしてみての実感をうかがいます。
Photo by Satoshi Nagare
Text by Seishi Isozaki
Edit by RCKT/Rocket Company*
「この部屋に初めて来た時、直感的に『ここが私たちの家よ!』と、思ったの。ほかにも20戸近く内覧しましたが、もうここ以外に住むことは考えられませんでした」。満面の笑顔でそう話すのは、2015年から元麻布ヒルズフォレストテラスイーストに住むアナ マリアさん。28年前にコロンビア出身のご主人、フリオ・アンヘルさんと共に初来日し、長男を日本で出産。現在は、日本の大学に在学中の次男、マーティンさんと3人で、2度目の日本滞在を満喫している。仕事の関係で、さまざまな土地で暮らしてきたというフリオさんも「今まで住んだどの国、どの家と比べても、ここがいちばん」と、言い切る。
見晴らしのいいリビング、機能的なキッチン、 使い勝手のいい大型収納などを備えた快適な居住空間に加え、プールやマシンジム、ゴルフレンジなど備えた「元麻布ヒルズスパ」や、第二のリビングとして利用できる眺望抜群の「スカイラウンジ」など、棟内の施設も充実。セキュリティ体制も万全で、「非の打ちどころがない」と話すご夫妻が、特に高く評価しているのが“人”。フロントや設備スタッフによる、迅速かつきめ細やかなサービスにはいつも驚かされているという。「全スタッフが、明確な使命感を持って業務に当たっていると感じます。消耗品の交換は、依頼からものの数分で終了しますし、窓の清掃を頼んだ時には、手際の良さと完璧な仕上がりに目を見張りました」と、アナ マリアさん。だからといって事務的ではなく、つねに居住者側の気持ちに寄り添い、親身に対応してくれるのがうれしいのだと明かす。「フロントは元々日英バイリンガル対応ですが、私たちがスペイン語の挨拶を教えたら、すぐに覚えて、スペイン語で声をかけてくれるようになりました」と、話す。
「この物件が、どこか家庭的で温かい雰囲気に包まれているのは、こうしたスタッフあってのことでしょう」と、フリオさんは続ける。「この空気感が何より大事。スタッフも含め“ひとつの家族”という感覚なので、安心して留守宅を預けることができますし、ドアマンやフロントスタッフに温かく迎えられるとホッとします。出かけていても、早く帰りたくなるほど」だそうだ。
都心暮らしの利便性を享受し、オフには麻布十番や広尾、六本木など、周辺エリアでショッピングや外食を楽しんでいるというアンヘルご一家。国際的な雰囲気が漂う一方で、神社仏閣や古くから続く商店が点在し、古き良き日本の情緒が感じられる周辺環境も、大いに気に入っているという。「住むほどに“なんでも近くにある”生活は本当に便利だと実感するようになりました」と、アナ マリアさん。フリオさんは、車移動の煩わしさから解放されたことを喜ぶ。「アメリカでは車を4台所有していたのですが、今はもう車を持つ必要がありません。交通の便がよく、タクシーもすぐに拾えますからね」。
今の生活があまりに快適なので、先のことを考えると「少々気が重い」と、ご夫妻は口を揃える。「きっとどこに行っても不満を感じると思います。ここでの生活で、すっかりスポイルされてしまいましたからね」と、茶目っ気たっぷりな笑顔を見せた。
MORI LIVING
MOTOAZABU HILLS
FOREST TERRACE
元麻布ヒルズフォレストテラス
所在地 東京都港区元麻布1丁目3-1〜3 アクセス 麻布十番駅 徒歩約7 分[東京メトロ南北線・大江戸線] サービス 24 時間フロントサービス(バイリンガル対応)、ドアマン&ポーターサービス、屋内設備メンテナンス(一部有料)、ハウスキーピング(有料)、トランクルーム・駐車場(空き状況により利用可、有料)、ペット可(飼育できるペットに制限あり)、「ヒルズスパ」を利用可(有料)、スカイラウンジ(有料)、ワインセラー(有料)
お問い合わせ 森ビル株式会社 住宅事業部
Tel 0120-52-4032
www.moriliving.com
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