
現在23の賃貸レジデンスを展開するMORI LIVINGでは、居住者一人ひとりの興味や好奇心を満たし、コミュニティ形成の一端を担うイベントが目白押し。年間を通じて企画・実施されるイベントをご紹介します。
Photo by Satoshi Nagare
Text by Seishi Isozaki
Edit by RCKT/Rocket Company*
快適な居住空間を提供するだけでなく、都心で暮らす楽しさ、刺激、そして新しい出会いを提案しているMORI LIVING。今回注目したいのは、“ヒルズライフ”を充実させ、コミュニティ形成の一端を担う、居住者向けに企画・実施されるイベントの数々。アットホームなもの、ヒルズで開催される文化・アートイベントを存分に楽しむためのもの、日本の四季を体験できるものなど、その数は年間50にものぼる。
MORI LIVINGでは現在23の賃貸レジデンスを展開しているが、住んでいる人たちのバックグラウンドは多種多様。イベントの企画に際しても、国籍も年齢も家族構成も異なる居住者のニーズに応え、一人でも多くの人に満足してもらうべく尽力している。豊かな文化やアートのある街を複合開発し、運営する森ビルの強みを生かし、幅広いジャンルのテーマを扱うよう心がけているという。「試行錯誤を繰り返しながらも回を重ね、毎年恒例となったイベントも増えてきました。参加されたお客様からのフィードバックを踏まえ、より満足度の高い内容にブラッシュアップしています」と、運営に携わる担当者は話す。
たとえば、昨年5月に六本木ヒルズで実施した居住者限定イベント「アートナイトガイドツアー」は、MORI LIVINGだからこそ実現できた企画だと自負する。「東京を代表するアートの祭典として発展してきた『六本木アートナイト』の期間中に、街のあちこちに展示された作品をガイド付きで鑑賞するという企画でした。2回目とな
る今年は、参加アーティストとも関係の深いアート・プロデューサーの前田圭蔵さんをツアーガイドとしてお招きしました。2回のツアーのうち、1回は日本語、もう1回は英語でガイドしていただいたのですが、これが大変好評でした」。通訳を介さないので時間のロスが少なく、「リラックスした雰囲気の中、プロがどのような視点に立ってアートを楽しんでいるのかを知ることができてよかった」といった声が多く寄せられたそうだ。
今年4回目を迎えた「Father Daughter Party」も、国際色豊かなMORI LIVINGならではのイベントだ。欧米では、社交界にデビューする少女が父親とダンスを踊ることがあるそうだが、「私たちもこれに倣い、普段仕事で忙しいお父様とお嬢様がゆっくりと、特別なひと時を過ごせる機会を提供しようと思いました」。当日は、まずドレスアップした父娘が会場でダンスのレッスンを受け、後から来た母親たちの前でその成果を披露した。「お嬢様をエスコートするお父様方だけでなく、お二人の晴れ姿を眺めるお母様方も感激しきりだったのが印象的でした」と、当日の様子を振り返る。
毎年春に開催される「MORI LIVING CUP」も、不動の人気を誇る定例イベントに発展。「一緒にラウンドした方々から『今度また一緒に回る約束をしました』と声をかけていただくこともあるんですよ」と担当者は笑顔で話す。自分たちが企画したイベントが、普段はなかなか顔を合わせることがない居住者同士の交流の場として機能していることが、うれしいのだそうだ。
こうしたMORI LIVINGのオリジナルイベント以外にも、六本木ヒルズや表参道ヒルズなどの商業テナントとの連動イベントも数多く提供。六本木ヒルズレジデンスやアークヒルズレジデンスなどの「ハロウィンパーティ」や、プルデンシャルタワーレジデンスの「神宮花火観賞会」など、各レジデンスのコミュニティづくりをめざすイベントも随時開催されている。また、都心でのバードウォッチングや田植え・稲刈り体験など、建物を高層化することで都市緑化を実現する森ビルならではの、“都心の豊かな自然”を実感できるイベントも見逃せない。MORI LIVINGの物件に住む本当の意義は、こうしたユニークな体験ができることにあるのかもしれない。
MORI LIVING

交通の便利な東京都心にありながら、緑豊かなエリアに立地するレジデンス。5カ所の会員制スパや健康相談室、24時間バイリンガル対応のフロントスタッフ、居住者限定の各種特典やイベントなど、様々な施設やサービスを兼ね備える。六本木ヒルズやアークヒルズなど、港区を中心に都内23物件を展開。
お問い合わせ 森ビル株式会社 住宅事業部
Tel 0120-52-4032
www.moriliving.com
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