feel the warmth of home

六本木ヒルズのサービスアパートメントがニコラ・ガリッツィアのデザインでリニューアル——MORI LIVINGへの招待 32

MORI LIVING が展開する六本木ヒルズレジデンスDのサービスアパートメントの一部がリニューアル。あたたかい“ホーム”をコンセプトにデザインを手がけた建築家のニコラ・ガリッツィアさんに話を聞いた。

Photo by Satoshi Nagare
Text by Seishi Isozaki
Edit by RCKT/Rocket Company*

大きな窓から光が差し込むリビング・ダイニング。手前の丸テーブルは食事にも仕事にも利用できる使い勝手の良いサイズをセレクト。

ホテルのように細やかなサービスを受けながら、家のようにくつろげるMORI LIVINGのサービスアパートメント。部屋にベーシックな家具や家電、キッチン用品が備え付けられているので、チェックインすればすぐに快適な暮らしを始められる。エントランスロビーにはバイリンガル対応のフロントスタッフが24時間常駐、セキュリティも安心だ。週2回のハウスキーピング、朝食、ジム・プール・エステを備える会員制「ヒルズスパ」を利用でき、水道光熱費も賃料に含まれている。長期出張や赴任時に、またセカンドハウスとして利用している人も多い。

MORI LIVING では六本木ヒルズ、愛宕グリーンヒルズフォレストタワー、アークタワーズ、プルデンシャルタワーレジデンスの4物件でサービスアパートメントを展開している。今回、このうちの六本木ヒルズレジデンスDの一部がリニューアルされることになった。デザインを担当したのはミラノを拠点に活躍しているニコラ・ガリッツィアさん。リニューアルにあたっては「あたたかい“ホーム”の雰囲気を感じられるよう、意識しました」という。

「このサービスアパートメントはいろいろな方が利用されるので、ニュートラルなデザインを心がけました。誰にとっても自分の家に帰ってきた、と感じられるようなインテリアです。そのために色彩のトーンを統一し、控えめかつシンプルにまとめました」

リビングと仕切られるベッドルーム。やや高めのセッティングで、眺望も楽しめる。

バスルームにはアメニティが揃う。

彼がもっとも重視したのは光だそう。母国イタリアの建築や絵画だけでなく、日本の光や空間のとらえ方からも大きなインスピレーションを得ている。

「谷崎潤一郎の『陰影礼讃』にはとくに感銘を受けました。日本には形や実体のない光や空間に対する鋭敏な感受性があります。イタリアでも中世に建てられた教会の中に入ると、最初は暗くてよく見えないのですが、目が慣れてくると少しずつ、豊かなディテールが見えてきます。レオナルド・ダ・ヴィンチの絵では繊細なグラデーションなどがまとまって一枚の絵になる。このインテリアでも照明などに工夫して、光の調和を考えた空間を目指しました」

サービスアパートメントを選ぶ、MORI LIVINGならではの理由❶ ヒルズスパを利用可能。六本木ヒルズではプール、ジム、トリートメント施設を備える。

サービスアパートメントを選ぶ、MORI LIVINGならではの理由❷ 六本木ヒルズスパのラウンジでは、朝食サービスのほか、多彩なメニューを終日提供。

家具もガリッツィアさんがセレクトまたはデザインしたMolteni&Cのものだ。「ダイニングテーブルは食事だけでなく、ちょっとした仕事もできるようサイズや高さにこだわりました。少し高めのベッドは横になったときに室内や窓越しの景色がきれいに見えて、下は収納としても使えます」

壁にはアートワークが掛けられている。この部屋の雰囲気に合うようにガリッツィアさんが選んだものだ。ここだけでなく、彼はいつも自分がデザインした空間には自らアートワークを選んでいる。ここでは色をインテリアに合わせて、アートワークもグレーやベージュといった色味を中心にした。

サービスアパートメントを選ぶ、MORI LIVINGならではの理由❸ 専門スタッフがクリーニング、リネン交換などのハウスキーピングサービスを週 2 回提供。

ガリッツィアさんは自分がここを利用するなら日本の友人を招待して料理を振る舞いたい、という。

「ホテルの快適さと長年、住んでいる自宅のような雰囲気の両方を味わえるのがサービスアパートメントのよさだと思います。ここにはキッチン周りの家電やツールも揃っていますし、近くにいいスーパーや食料品店もあるので、料理を作って友人たちに自分の国の文化を紹介するようなことができたらいいですね。ニュートラルなデザインをめざしたのはそのためでもあります。デザインが主張するのではなく、そこに暮らす人が自分らしくいられること、いろいろなことが自由にできることが本当のラグジュアリーではないかと思うんです」

profile

ニコラ・ガリッツィア|Nicola Gallizia
建築家。イタリア・ミラノ生まれ、ミラノ工科大学建築学科で学ぶ。2003年、イタリアの有名家具メーカー、Molteni&Cのアートディレクターに就任、イメージと製品開発のコンサルタントを務め、ミラノの5星ホテル”ME Milan Duca Hotel”のインテリアデザインにも携わる。2005年にはインテリアデザインスタジオCZ36を設立した。

MORI LIVING
ROPPONGI HILLS RESIDENCE D
六本木ヒルズレジデンス D

所在地 東京都港区六本木6-12-4 アクセス 六本木駅 徒歩約5分[地下鉄 日比谷線・大江戸線]麻布十番駅 徒歩約9分[地下鉄南北線・大江戸線]

● さらに3棟のサービスアパートメントを用意
愛宕グリーンヒルズフォレストタワー
東京都港区愛宕2-3-1
アークタワーズ
東京都港区六本木1-3-39~40
プルデンシャルタワーレジデンス
東京都千代田区永田町2-13-14


お問い合わせ 森ビル株式会社 住宅事業部
Tel 0120-52-1806
www.moriliving.com

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