ENJOY PICNIC IN HILLS

テイクアウトで気軽にピクニック

「グリーン&ウェルネス」を掲げる麻布台ヒルズをはじめ、ヒルズには都会で楽しめる自然がいっぱい。しかも、名店のテイクアウトグルメも充実しているとあってはピクニックを楽しまない手はありません。今回、ヨガ講師の松本彩香さん親子が麻布台ヒルズでプチ・ピクニックを体験してくれました。

PHOTO BY AYUMU MUNENO
EDIT & TEXT BY ROCKET COMPANY*

緑とアートに囲まれたヒルズという空間

敷地全体を緑化することで、都心でありながら約24,000㎡の緑地を生み出した麻布台ヒルズ。多様な植栽や水辺、合計約1,200㎡の芝生エリアからなる「中央広場」には、奈良美智氏によるパブリックアート「東京の森の子」がシンボリックに鎮座。色折々に表情を変える植栽も魅力です。

※時期により養生のため芝生内に入れないことがあります。

シートを広げてピクニックの準備。

「手伝ってくれるの? ありがとう」。2人でやれば、準備も楽しい。

さっそく〈ペリカンカフェ〉のフルーツサンドイッチをパクリ。柔らかなペリカンのパンに甘すぎない生クリームとフルーツの酸味がマッチします。

心地よい風を感じながら、のんびりお食事。

ヒルズピクニックの魅力

ヒルズにはよく来るという松本さん。「テイクアウトでピクニックはよくやっています。今までは六本木ヒルズに行くことが多かったのですが、麻布台ヒルズはまた空を見上げた時にスタイリッシュな建造物が目に飛び込んできて新鮮でした。建物のデザインやパブリックアートも素敵です。お弁当を作って公園で食べるのも素敵ですが、準備が大変なのでこういった商業施設でピクニックできるのは本当に助かります。ヒルズというと買い物のイメージがありましたが、実は緑も豊富で子供と来ても楽しめる。テイクアウトも充実しているから、気軽にピクニック気分を味わうのにぴったり。麻布台ヒルズにもこんな気持ちのいい広場があるなら、これからどんどん利用したいです」(松本さん)

広場にある階段状のベンチなら、レジャーシートも不要でさらに気軽。

〈ニコライ バーグマン ノム〉のキャロットケーキをシェア。にんじんに加えて黒糖が練り込まれていて、コクのある味わい。

右から オムレツサンド¥1,200 フルーツサンド¥1,200(ペリカンカフェ/麻布台ヒルズ タワープラザ 1F) 
※テイクアウトは紙箱入りでのご提供となります(お皿はイメージです)

右から キャロットケーキ¥864 スモーブロー マッシュポテトとカリフラワー、ソイマヨネーズ¥1,296 アイスラテ¥864(ニコライ バーグマン ノム/麻布台ヒルズ タワープラザB1)※ドリンクセット割引あり ※テイクアウトは紙箱でのご提供となります(お皿はイメージです)

本格的なグルメを気軽にテイクアウト

ヒルズのピクニックは、本格的なグルメが楽しめるのも魅力。「麻布台ヒルズでは、行列店や子供が気軽に行きにくい店の食べ物をテイクアウトできるので、すごく贅沢ですよね。人気のお店が多くて、この店のこの味がテイクアウトできるの!? って感激しました。浅草の老舗パン屋が手がける〈ペリカンカフェ〉のサンドイッチは優しいお味で、フルーツとクリームが大好きな子供も喜んでいました。オムレツサンドも、ふわふわ卵にケチャップとマヨネーズがきいてなんだか懐かしい美味しさ。〈ニコライ バーグマン ノム〉のケーキやサンドイッチは見た目の華やかさといろいろな味の組み合わせがユニーク。キャロットケーキに黒糖が練り込まれていて、チョコレートガナッシュがトッピングされて濃厚な味わい。スモーブローもポテトとカリフラワーにバルサミコ酢がきいて、ソイマヨネーズとあいまってビーガンメニューとは思えない満足感でした」(松本さん)

麻布台ヒルズのテイクアウトグルメ


麻布台ヒルズでは、今回ご紹介した以外にもさまざまなテイクアウトグルメが楽しめます。エスニックやスイーツまでバリエーション豊富にそろっているので、お出かけ前にチェックして。

虎ノ門ヒルズの自然スポット&テイクアウトグルメ

2023年秋にステーションタワーが開業し、さらに賑わいを増す虎ノ門ヒルズ。印象的なパブリックアートとともに虎ノ門ヒルズを象徴する「オーバル広場(芝生広場・写真)」のほか、歩行者デッキと接続して整備された西桜公園も。

軽井沢の人気ベーカリー&レストランからはスキアッチャータ(フォカッチャの一種)にキヌアやハーブ、オレンジを挟んだ爽やかな味わいのサンドイッチをチョイス。右から アイスコーヒー¥475、スキアッチャータ キヌアサラダ¥702(ベーカリー&グリル 沢村 虎ノ門/虎ノ門ヒルズ 森タワー 2F

無添加のオリジナルソーセージをRITUELの自家製ドッグパンで挟んだグルメドックが自慢の〈THE STAND fool so good (s)〉。グレーズドーナッツのように砂糖をコーティングしたドッグパンに桃の木で燻製したフランクフルトにクラッシュドベーコンとメイプルナッツをトッピングした「MUNCH’S-DOG」には、さっぱりしたレモネードがベストマッチ。MUNCH’S-DOG & レモネードセット 1,330円(THE STAND fool so good (s)/虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 2F

六本木ヒルズの自然スポット&テイクアウトグルメ

江戸時代に毛利家の大名屋敷の一部として誕生した庭園。桜や楠、榎、銀杏の木や庭園内にあった石材の一部を再利用し、江戸の歴史を今に伝える希少なスポット。ベンチも多く配されており、近隣ワーカーや住民の憩いの場になっています。毎年春にはカルガモの親子が訪れるそうなので、運が良ければ会えるかも!?

六本木ヒルズで毎年人気の「六本木グルメバーガーグランプリ」で数度の優勝経験を持つ〈リゴレット バーアンドグリル〉のリゴレット・バーガーもテイクアウト可能。牛100%のジューシーなパティにトマト、グリルドオニオン、チェダーチーズ、レタスを合わせた正統派バーガーだけに、〈リゴレット〉ならではの素材の良さや焼きの技が光ります。リゴレット・バーガー¥1,695(リゴレット バーアンドグリル/六本木ヒルズ ウエストウォーク 5F

〈毛利 サルヴァトーレ クオモ〉では、石窯で焼き上げる本場のナポリスタイルピッツァがテイクアウトできます。ほかにもジェラートやポテト、ビールやソフトドリンク各種もあり、毛利庭園に隣接したテイクアウト専門のカウンターもあるので毛利庭園でのピクニックにうってつけ。プレミアムモッツァレラのマルゲリータ¥1,598(毛利 サルヴァトーレ クオモ/六本木ヒルズ ヒルサイド B2F

その他、六本木ヒルズのテイクアウトメニューはこちらからチェックして。

profile

松本彩香|AYAKA MATSUMOTO 独自の感覚で空間を作り出し、yoga哲学を中心にLessonを開催。日々五感を味わいながら生活をyogaと共に過ごす。

※2024年5月現在の情報です。
※表示価格は全て税込価格です。