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7 curry breads you have to try

驚きの個性派から王道まで！いま食べたい究極のカレーパン７選

2023.04.13 THU

総菜パンの中でも、各店舗の個性に満ちたカレーパン。最近では、あっと驚くアイデアを込めた変わり種も登場。ここではそんな、感動と発見のある、新しいカレーパンの世界をご紹介します。

TEXT BY AKIRA TANAKA
PHOTO BY HIDEHIRO YAMADA
EDIT BY TM EVOLUTION.INC

❶ ラブティックドゥジョエル・ロブション
——「ロブションのカレーパン」￥360

13種類ものスパイスによる辛みと味の深みが感じられ、具のチーズ、野菜によってマイルドさを加味している。まぶされている自家製のパン粉によるザクザク食感も味のアクセントに。

かのロブション氏も愛し、10年以上ロングセラーとして人気のカレーパン。レストランのシェフと共同開発したカレールーは、五香粉など13種類のスパイスを使用している。具材も春はトマト＆チーズ。夏はコーン、秋はかぼちゃ、冬はレンコンなど、旬の味わいが楽しめる。つなぎにバターを入れた、ほんのりと甘くふんわりとしたパン生地の焼カレーパンは、熱いうちにスぺイン産オリーブオイルをかけて香りをプラス。オンライショップで全国配送もしているので、ギフトにも好適品。

❷ ブーランジュリー・ボヌール
——「しあわせなカレーパン」￥346

ガツンとしたカレーっぽさを感じられるスパイシーな味を突き詰め完成したのが、こちら。従来のザクザクした食感はそのままに、生地にターメリックやカレー粉を練り混んだ黄色いパンにも注目。

2015年の発売以来、年間販売数15万個超を誇るカレーパンが、さらなる高みを目指し、美味しさを追求。ついに今年４月にその進化系を発表した。黄色みを帯びた柔らかめのパン生地には、ターメリックとカレー粉を練り込み、食べた時の“スパイシーなカレー感”を強調。野菜の旨味を込めたルー、パン、軽快な揚げ方、自家製パンで作ったパン粉に至るまで、あらゆる点で新作を作るために試行錯誤。より美味しく「カレーを感じる」ようになったスパイシーなカレーパンをご賞味あれ。

❸ ベーカリー＆グリル沢村
——「旬の野菜カレーパン」￥324

10種類以上のスパイスを使い、パンに合うカレーを研究したシェフ渾身のレシピで焼き上げたカレーパン。たっぷり野菜の食感と旬の旨味が人気の理由。

一見、スフレのようなフォルムは、さすが「沢村にしかないパン」を標榜するだけあって個性的。熟練のシェフが考案したルーは10種類以上のスパイスを用い、パンは柔らかなパン・ド・ミーを使用した焼きカレーパン。野菜豊富なカレーは、冬は「縮みほうれん草」、春は「ズッキーニ」をたっぷりと。季節の野菜の旨味が感じられるひと品だ。肉は牛のスネ肉、豚ひき肉、じっくり煮込んだ手羽先、カレーが三位一体となった味わいは創業当初から不動の人気を誇っている。

❹ フィオレンティーナペストリーブティック
——「チーズカレーパン」￥250

ホテルのペストリーのカレーパンだけあって国内外、子どもから年配の方まで様々なお客様の口に合うよう、ヘルシーな素材やレシピを用い、辛さもマイルドな仕上がり。上品な味わいも特徴だ。

オリジナルのカレーには、上質な国産牛と、コクのあるチェダーチーズ、パルメザンチーズがベスト相性の、ヘルシーな焼きカレーパン。ころんとした端整なフォルムのパンの上に同店で販売している食パンを細かくしたパン粉を散らすことで、サクサクとした食感がありながら通常のカレーパンのパン粉に比べ、繊細な舌触りが楽しめるよう工夫されている。煮込んだルーと、パンの内側とルーの間の空間により、ふわりとした食べ応えが小気味良いカレーパンだ。

❺ ピエール・ガニェール　パン・エ・ガトー
——「ビーフカレーパン」￥300

ジャガイモ、にんじん、タマネギ、グリーンピースなど、野菜もたっぷりのヘルシーな焼きカレーパン。外側の大小パン粉も、ほかにはあまり見られない大きな特徴。全体に大人向けの凝った印象のカレーパンだ。

こちらの焼きカレーパンの特徴は、野菜やビーフがごろごろと入っていて、しっかりとした具材の持ち味が感じられるところ。カレーは約20種類のスパイスにより辛さやハーブ感もしっかりとあり、大人向けの本格的なインドカレーを使ったカレーパンといったところ。2010年の開店当初より定番の人気商品だ。パンは牛乳、卵、バターをたっぷりと使ったソフトな「パン・オ・レ」生地を使用し、また細かいものと角切りの粗さの異なる２種類のパン粉をトッピング。サクサク＆カリっとした食感も楽しみたい。

❻ メゾン・ランドゥメンヌ麻布台
——「スリランカ・ヴァッシー・カレーパン」￥330

本場スリランカの庶民の味をカレーパンに。「母国のカレーが日本でカレーパンに進化して、皆さまに喜んで食べて頂けて光栄です」と名作カレーパン誕生の立役者、バッシーさんは語る。

クロワッサンの名店として名高い同店で、もうひとつの大人気商品がこちらのカレーパン。パリの本店で創業から働いているスリランカ人のバッシーさんが作った賄いのカレーがヒントになったというひと品だ。スパイスの効いた本場仕込みのカレーは、ややトマトの酸味も感じ、鶏肉や玉ねぎの食感が残る。揚げ焼きした甜菜糖の甘みを感じる豆乳を使った「パン・ド・ミー」の優しい味と、インパクトのあるスリランカカレーの味のコントラストが絶妙なハーモニーを醸し出し、ハイクオリティなカレーパンを実現。

❼ ポンパドウル
——「横須賀海軍カレーパン」￥270

マンゴーチャツネを隠し味にしたカレーを使ったカレーパンは、一度焼いてから揚げている。揚げ立てが一番だが、おうちのオーブントースターで温めてほっこり楽しむのも一興。

日本を代表する調理パンのひとつと言っても過言ではないほど有名なこちらのカレーパン。名前の由来は、日本のカレーのルーツといわれる「横須賀海軍カレー」。その「海軍割烹術参考書」のレシピで作っている。野菜が感じられる黄色味が強いルーに、パン粉をまぶしてカラッと揚げた、食べ応えのある大きめの楕円形が特徴。ザクザクパン粉の食感の、日本的なカレー。老若男女に愛される、王道カレーパンがここにある。

ラブティックドゥジョエル・ロブション　住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズヒルサイド２F　電話 03-5772-7507　営業時間 10：00〜21：00　定休日 無休　※交通系IC、QRコード決済、各種クレジットカードカード利用可

ブーランジュリーボヌール　住所東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワーB1F　電話 03-6812-9216　営業時間 月〜木8：00〜20：00、金土・祝前日8：00〜21：00、日10：00〜20：00　※交通系IC、QRコード決済、各種クレジットカードカード利用可