BERRY! BERRY! STRAWBERRY!!

ベリー!ベリー!ベリー! 春は苺にまみれたい!!

旬を迎える、苺を使ったショートケーキやクレープ、パフェ、フィナンシェ、アイス、はたまた苺羊羹や苺を使ったセイボリーまで——。うららかな春は、苺を使った美しいスイーツたちに囲まれて、緩やかな午後のひと時を過ごしてみては?

TEXT BY TAKASHI TSUCHIDA
EDIT BY TM EVOLUTION.INC

❶ 数ある苺イベントの中でも、ここが“究極“。おひとりさまも大満足!
——ANAインターコンチネンタルホテル東京

 

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1/14デコレーションがひと際華やぐ「ストロベリームース」。今年のイベントは、スイーツだけで20種類以上(セイボリーと合わせて約40種類!)。苺づくしのダイナミックな見栄えは、思わず息を呑むほど。
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2/14苺、あんず、ブルーベリーなど、たっぷりのフルーツを林檎ゼリーに封じ込めた。果実のゴロっとした食感と瑞々しさを楽しめる。
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3/14ミニサイズのコーンに北海道産クリームチーズと苺ジャムを入れ、アイスクリームに見立て、苺そのものをトッピング。ひと口サイズで頬張れる。
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4/14「ストロベリータルト」は、さっくりと香ばしいアーモンドタルトの上に、カスタードクリームとフレッシュな苺の粒を敷き詰め、ホイップクリームを絞っている。
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5/14酸味のあるサワードウ・ブレッドに滑らかなワカモレソース(アボガドを主体にした味わい)、苺のスライス、ロックフォールチーズを載せたブルスケッタ。バルサミコクリームの甘味がアクセント。
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6/14苺風味の羊羹に、ほろ苦い抹茶クッキーを合わせ、ヘタ付きの苺に見立てている。控えめな甘さで、セイボリーの箸休めにぴったり。
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7/14酸味を抑えたヨーグルトドリンク「ラッシー」をストロベリーの味付けに。トッピングにもフレッシュな苺をあしらっている。
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8/14唐揚げチキンを薄ピンク色の自家製バンズで挟んだミニサイズバーガー。
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9/14ノンアルコールのオリジナルウェルカムドリンク「ストロベリー・モヒート」。苺の甘酸っぱさに、ミントの香りが広がり、爽やかな気分に。
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10/14ひと口サイズのストロベリーフィナンシェにホイップクリームを絞り、フレッシュな苺の粒を丸ごと載せた可愛らしいスイーツ。トップには金箔が散らされ、ゴージャスな雰囲気。
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11/14ブルーベリー、ストロベリージャムを巻いたロールケーキ、苺を串に刺し、ブロシェット(串焼き料理)風に仕立てた。
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12/14ホテルのキッチンならではの味わいを楽しめる自家製テリーヌ。苺の彩りが、とってもキュート。
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13/14ハーブと野菜で調味・燻製させたパストラミビーフを、ロメインレタス、人参、きゅうりとともにトルティーヤの生地でラッピング。トップはもちろん、フレッシュ苺。
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14/14トマトソース、モッツァレラチーズ、バジルのマルゲリータピザに、苺のスライスを加えた一品。チーズの塩味と苺の甘酸っぱさが絶妙なバランス。

「苺」をテーマにしたイベントが、現在、東京のプレミアムホテルでは大流行中。そんな中で、ひと際、異彩を放っているのがこちら! 「ANAインターコンチネンタルホテル東京」が、36階の『MIXX バー&ラウンジ』で開催している「ストロベリー・イン・ザ・スカイ」だ。

何が素晴らしいかって? それは、東京の街を一望するナンバーワンの絶景。国会議事堂も新宿副都心も、ここではまるで“我がもの”のよう。有料展望台にいるかのような圧倒的な景色を眺めながら2時間をたっぷり過ごせるので、正直、ひとりで訪れても飽きないのだ。

しかもセイボリーだけで、およそ20種類。ピザ、パスタ、サラダ、シャルキュトリーなどなど、しっかりとお腹を満たしてくれるアイテムが並ぶのは、ほかのイベントとは大違い。ランチを他店で食べる必要がないから、コスパ的にもありがたい。そしてコスパといえばもうひとつ、フレッシュ苺が食べ放題というのも本当に素晴らしい。

さらに注目すべきは夕方からスタートする時間帯(金曜・土曜・日曜・祝日のみ)。36階から見る夕暮れはドラマティックであり、通常はバー利用者しか味わえない宝石箱のような夜景まで楽しめるのだ。

ANAインターコンチネンタルホテル東京|ANA INTERCONTINENTAL TOKYO 住所 東京都港区赤坂1-12-33 36F「MIXX バー&ラウンジ」 電話 03-3505-1185(レストラン予約) 営業時間 水・木(各2時間・2部制)11:00〜/13:30〜、金・土・日・祝(各2時間・4部制)11:00〜/13:30〜/16:00〜/18:30〜 開催期間 〜5月29日(月・火除く) 料金 平日¥4,900、金16:00以降及び土・日・祝¥5,900、平日お子様(4〜8歳)¥2,500、金16:00以降及び土・日・祝日お子様(4〜8歳)¥3,000 ※表示価格は税・サービス料込 ※各種クレジットカード利用可
 
PHOTO BY HISAKO HAGI

❷ いま東京で食せる、最もプレシャスな苺パフェ
——観音山フルーツパーラー表参道

 

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1/11和歌山産のブランド苺「まりひめ」をふんだんに使用した定番の「苺パフェ」¥2,980。苺の甘さを引き立てるために、生クリームの甘さは控えめ。中に隠されたピスタチオのアイスクリームも苺と好相性だ。お店独自のキャラクター、白くまの“オモくん”と“サンディちゃん”も、もちろん手作り。
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2/11仮面のような苺の刃入れとチョコがけが目印。こちらが、お酒もスイーツも大好き派の心を鷲掴みにする「大人の苺パフェ」¥2,980だ。カシスのジュレを使用したり、ウイスキー漬けの苺を隠し入れたりと、サプライズ要素を盛り込んでいる。さらに、「チョコレートリキュール」及び「アガぺ&ウイスキー」の“追いリキュール”を選ぶことも出来る。
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3/11店舗エントランス脇のオープンキッチンで、出来たてをお届け。オーダーを受けてから一つひとつ丁寧に作られる。
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4/11“飲む点滴”とまで言われる栄養たっぷりの甘酒と、苺をミックス。トップの白い部分は、溶かしたマシュマロ。フレッシュ苺を添えた、ビジュアルもかわいい「甘酒♡ストロベリー」¥810。
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5/11「ストロベリー&ハニーレモンのフルーツホットサンド」¥1,100は、苺が完全にとろけてしまわないように、半生焼きを模索したもの。カスタードとシナモン、そして隠し味には胡椒を振り、食事としての満足感も得られる味わいだ。平日ランチタイムには、プラス¥100でコーヒーまたは紅茶が付く。さらにプラス¥400でミニパフェも付く。
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6/11ショーケースには、農園で採れた食材を加工したアイテムが並んでいく。ジャムは甘さ控えめで身体に優しい味わい。
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7/11はちみつの味は、蜂が何の花で蜜を採取しているかで決まるもの。いい環境で採取されたはちみつは、もちろん美味! 「観音山みかん花はちみつ」¥1,296。
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8/11樹の上で完熟期を迎えたフルーツは、とにかく甘みたっぷり。スーパーマーケットの流通している果物の味わいとはまったく“別物”。
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9/11直送フルーツや、ジャム類など、テイクアウトアイテムも充実。気のおけないお友達への手土産にも大人気。
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10/11『観音山フルーツパーラー』は、元々和歌山県で六代続く果樹専業農家が手掛けたのが始まり。地元で大人気となり、いよいよ東京に進出した。ここ表参道店のほか、銀座にも店舗がある。
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11/11気持ちのいいテラスエリアは、春になって暖かくなるとオープン。このスペースに、屋外用のテーブルと椅子席が並ぶ予定だ。

和歌山・紀ノ川の果樹農園が手掛ける『観音山フルーツパーラー』は、今スイーツマニアの間で“超・話題”のお店。地元和歌山そして大阪で人気を博し、昨年いよいよ東京進出が叶った待望の店舗だ。

使用する果実は、樹の上でしっかりと完熟させた、最も美味しい“適熟果実”。運送日数を考慮して完熟手前で収穫されてしまうスーパーマーケット品とは、全く味わいが異なるのだ。ちなみに柑橘類は振動を与えると味わいのグレードがダウンしてしまうことから、この果樹園は一般流通を完全に手放し、直接契約してくれたお客様だけに販売するスタイル。そうまでして手塩にかけられ届けられたフルーツが、美味しくないわけがないのである。

またフルーツは届いてから2〜3日間以内で使い切るようにしているそう。完熟した極上フルーツを、鮮度が高いうちに使い切るからこそ、格別な味わいが出せるのだ。ちなみに苺は和歌山産「まりひめ」。甘さと酸味のバランスが良く、香り高いのが特徴だ。

そして、是非味わっていただきたいのが「大人のパフェ」。リキュールをふんだんに使用しているパフェだ。例えば、「大人の苺パフェ」には、ウイスキーに漬け込んだ苺を丸々1個にアガベシロップで上質な甘さをまとわせた“本命の苺”が隠されている。ウイスキーのほろ苦さと苺、これはスイーツ大好きのハートを虜にする。この「大人パフェ」を肴にして、さらにお酒を飲むのも一興。パーラーには、果実を漬け込んだ自家製サングリアもある。コロナの状況が落ち着くはずの春先には、テラスエリアもオープン。スイーツと共に、ここでお酒を楽しめたらと、今から妄想は膨らむばかり!?

観音山フルーツパーラー表参道|Kannonyama fruit parlor OMOTESANDO 住所 東京都渋谷区神宮前6-28-6 キュープラザ原宿3F 電話 03-6427-3408 営業時間 11:00〜19:00(L.O.18:30) ※当面の間、時短営業中 ※QRコード決済、交通系IC、各種カード利用可
 
PHOTO BY CHISATO NOGUCHI (NDPP.)

❸ たっぷりの苺を、カジュアルにクレープスタイルで!
——カフェクレープ

 

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1/10大粒苺3つ(個数は仕入れた苺の大きさによります)にストロベリー味のアイスクリームを添えた「ストロベリーストロベリー」¥690。苺づくしの普遍の味わいを楽しみたい。
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2/10チョコレートとアイスクリームがプラスされ、甘みがブーストされた「アイスストロベリーチョコ生クリーム」¥740。こちらも人気メニューのひとつ。
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3/10自家製の苺のコンポートをたっぷりと使用した「苺ミルク」¥540。苺好きにはたまらないスイーツドリンク。
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4/10本来は、ナイフとフォークを使って食べるデザートを、コンパクトに巻き上げたのが「CAFE CREPE」の独創性。本場ヨーロッパにもなかったクレープの食べ歩きスタイルが、この店により完成した。
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5/10鉄板の上で薄くタネを伸ばし、焼き上がりが均一になるように丁寧に調整している。
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6/10クレープを巻き上げるのも、職人技の見せどころ。中身が飛び出ないように、絶妙の力加減で巻き上げている。
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7/10たくさんの種類があり、どれを頼もうか迷ってしまいそう。スイーツ以外に、サラダをクレープに巻いたものも。またエシレバターを使用した大人のクレープも、密かに人気とか。
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8/10天井には西洋絵画を添えた照明を設置。
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9/10店舗の奥にあるオープンキッチン。こちらで職人が全てのクレープを一枚一枚丁寧に焼いている。
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10/10席と席の間を仕切るようにアクリル板を設置。感染対策もしっかりと取られている。

1977年に原宿で創業、若者にクレープの食べ歩き文化を定着させた『CAFE CREPE』が、六本木ヒルズに出店。生地からこだわり、いわゆるミックス粉を使わずに、独自配合で粉作りから手掛けている本格派の味わいは、40年以上経過した今もなお、輝き続けている。

しかも『CAFE CREPE』は手焼きにこだわり、職人が丁寧に一枚一枚のクレープを焼き上げるスタイル。世界最大級41センチの鉄板を活用し、薄く大きく伸ばしたクレープを巻き上げるようにしてカジュアルに片手で持ち歩けるようにしたのは、本場ヨーロッパにもない『CAFE CREPE』独自のスタイルだった。

そしてクレープの中身も本格派。まるでケーキを食べているかのように味わいにこだわっている。中でも苺は不動の人気アイテム。年間を通じて提供されているが、国産モノが出回る冬から春先にかけてのこの時期は、是非とも旬の味覚を試したい。

エーゲ海のブルーを思わせるテーマパークのような店内もユニーク。平日10時から15時の間は、全てのクレープにソフトドリンクが無料となるランチセットがお得だ。

カフェクレープ|CAFE CREPE 住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F 電話 03-3497-0669 営業時間 10:00〜21:00 ※アルコールの提供は20:00まで。現在時短営業中 ※QRコード決済、交通系IC、各種クレジットカード利用可
 
PHOTO BY CHISATO NOGUCHI (NDPP.)

※2022年3月現在の情報となります。
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