BEAUTIFUL LANDSCAPE RESTAURANT!

『THE SUN & THE MOON』で愛でる、海抜250メートルの圧倒的眺望

六本木ヒルズ森タワー展望フロアのリニューアルに伴い、52階の『THE SUN & THE MOON』も新装オープン。新たなコンセプトワードである“月ノ森”を起点に、「月の森はどのように見えるのか……」とイマジネーションを膨らませ、日本ではあまり見ない、珍しい植物を“浮かんでいるように”ディスプレイしたインテリア空間が話題を呼んでいる。東京随一の眺望を、新コンセプトにちなんだ「アフタ“ムーン”ティー」で、お楽しみあれ!

TEXT BY TAKASHI TSUCHIDA
PHOTO BY ATSUMI ODATE (NDPP.)
EDIT BY TM EVOLUTION.INC

THE SUN & THE MOON
ザ・サン アンド ザ・ムーン

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1/3東京タワーまでも見下ろす圧倒的な高さと眺望は、六本木ヒルズ展望フロアならでは。
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2/3六本木にも関わらず、この高さからは東京湾までも見通せるのが驚き!
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3/3日没後は、店内の雰囲気も一変。東京の夜景に照らされ、一段と落ち着いたムードになる。

新型コロナウイルス感染症拡大により、楽しい話題に花を咲かせながらの食事がまだまだ難しい昨今、それならば絶景に酔いしれながら、少人数でゆったりとした時間を過ごすのはいかがだろう? そんなシチュエーションにお勧めなのが、新たなコンセプトと共に新装リニューアルを果たした『THE SUN & THE MOON』のレストランだ。

目の前の東京タワーはもちろん、東京湾、オリンピックスタジアム、すっきりと晴れた日には遠く富士山までも眼下にする海抜250メートルの眺望は、東京の中でもトップクラス。通常は高層ビルのプレミアムホテルの宿泊客など、一部の人々だけが体感できる圧巻の景色を、ここでは「森美術館」「東京シティビュー」「森アーツセンターギャラリー」の入館者に広く提供。別途ひとり500円のビューチャージで、展望フロアの各チケットがなくても利用可能だ。

六本木の喧騒をよそに、この目線で街を眺めていると、日常のストレスを一時でも忘れられるから不思議。普段の生活では体験出来ない、人々の生活を俯瞰する行為が、気持ちをリラックスさせてくれるのだろう。
 

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1/4特製スタンドで提供される「アフタムーンティー」は、11:00〜18:00(L.O.17:00)の間、年中無休で提供。約20種類のフリードリンク付きで¥4,800(2時間制、ドリンクのラストオーダーは30分前、要別途ビューチャージ(土曜・日曜・祝日は、要別途サービス料10%)。
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2/4日中提供される「アフタムーンティー」の一例がこちら。「レモンのタルト」「ピスタチオのブリュレ フランボワーズソース」「キャラメルガナッシュ」「マロンのパブロバ」「イチゴのマカロン」「イチゴのオペラ」「バタフライビーのジュレとフレッシュハーブ」「スコーン(グレイズデコレーション)」「抹茶のシフォンケーキ」「フロマージュブランと季節のフルーツパフェ」「生ハムとルッコラのブリオッシュサンド」「ブリーチーズとトマトのクラッカー」。※季節により、内容は変更になります。
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3/418:00以降は、アペタイザーとメインディッシュのフルコースをスタンドに載せた「ムーンライトハイティー」を提供。アペリティフスタンドのみの場合は¥5,500、アペリティフスタンドにメインディッシュとデザートを加えたフルコースは¥10,000となっている。※要別途サービス料、ビューチャージ。
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4/4SDGsの取り組みの一環として、『THE SUN & THE MOON』では「Ome Farm」(青梅ファーム)などの新鮮な有機野菜を使用している。

ここでは、フレンチをベースに“月ノ森”をイメージした「AfterMOON Tea」 11:00〜18:00(L.O.17:00)、夜の時間帯にはディナーコースの要素を取り入れた「MOONLight High Tea」18:00〜22:00(L.O.20:00)で、優雅な時間を堪能したい。“ムーンティー”とは、昼夜共に、店名の『THE MOON』から発想したユニークなコンセプトだ。

そのコンセプトを視覚的に表現するのが、オリジナルで製作したスタンド。これは六本木ヒルズ森タワーのシルエットと共に、店名である「月」(THE MOON)をイメージしたものだ。円形の小さなプレートが、舞い降りる木の葉のようにゆらぎながら立体的に配置され見え隠れするプレートは、月が満ちて欠ける様子を示している。

この木製プレートは、SDGs活動に取り組む「HIDAKUMA」が製作したもの。森や木に負担をかけないようにと、木が眠りにつく冬季の新月の前に伐採した広葉樹から切り出しているそうだ。

また、『THE SUN & THE MOON』では、SDGsへの取り組みの一環として、「Ome Farm」(青梅ファーム)など地元の有機野菜を積極利用している。環境に優しい土作りをしている農業を応援することはもちろん、近距離の農家から仕入れることにより、輸送時のCO2排出量削減にも寄与するためだ。なにより健康な土壌で手間暇かけて育てられた野菜とハーブは、野菜本来の風味、甘みがあって美味しい。

そして盛り付けにもひと工夫。ファームを飛び交う蝶々、美しい花々を食材で表現して、自然の大切さを喚起している。
 

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1/3ハンギングの植物と床上の植物を併せて、約300鉢の植物が飾られている。そのどれもが、海外原産の珍しい植物ばかり。
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2/3長くツンと突き出たアスパラガスのような植物が、「サンセベリア・スタッキー」。この植物が、マイナスイオンを放出する。
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3/3ハンギング植物は、下から水が抜けないように、メンテナンスには非常に手間をかけているそう。

“天空の森”をイメージした非日常空間を彩る植栽にも注目したい。手掛けたのは、『グランド ハイアット 東京』の花装飾監修も行っているプロフェッショナル。一昨年に大阪城にて行われたG20晩餐会でも花装飾を担当した人物だ。

天井には、宇宙の無重力を想起させるべく、50鉢の植物が飾られているが、その全てが、日本ではあまり見られない植物。非日常を演出するために、敢えて通常では目にすることのない植物ばかりが集められている。

中でもソファ廻りの「サンセベリア・スタッキー」は、たくさんのマイナスイオンを出すと言われる植物。ソファに着席した際は、この自然のオアシス効果に思いを馳せていただきたい。またエントランスのふたつのプランターに入っているのが、「月下美人」。この植物も、なかなか目にする機会がない植物だ。実際はどんな形状をしているものか、是非お見逃しのないように。

ほかにも、店内エントランス上部の植物には、厚みのある丸い葉、魚の骨のような形状の葉、くるっと丸まった葉を持つ多彩な植物が植わっている。こうした様々な葉っぱの形も、訪れた時の楽しみとして味わっていただきたい。

THE SUN & THE MOON(ザ・サン アンド ザ・ムーン) 住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F 電話 03-3470-0052 営業時間 11:00〜22:00(L.O.ドリンク21:30)、AfterMOON Tea 11:00〜18:00(L.O.17:00)、MOONLight High Tea 18:00〜22:00(L.O.20:00) ※営業時間は、変更となる場合があります 定休日 無休 ※各種クレジットカード、IC決済

※ 2021年6月現在の情報となります。
※ 表示価格は全て税込価格です。
※ 六本木ヒルズ等各施設では、新型コロナウイルスの感染拡大防止の予防対策を徹底し営業しております。また一部の店舗では営業時間を短縮しております。ご来店の際には事前に各施設HPをご覧ください。