WHICH IS YOUR FAVORITE CRAFTBEER?

個性豊かなクラフトビール! あなたのお気に入りを見つけよう

近頃話題のクラフトビール 。国、地域や生産者、また醸造方法によっても味わいは千差万別。ここではそんな、奥深い楽しみが満喫できる、クラフトビールのお店3軒をご紹介します。

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❶ 世界最古の食品法”ビール純粋令”を守って造られたドイツビール
——SCHMATZ BEER DINING(シュマッツ・ビア・ダイニング)

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1/7左から、香りが良くアロマを感じるフルーティーなビール「フェルンヴェー」¥750、フルーティーなのに苦味がしっかりとある「プリンツィンガー」¥750、苦味の中にもコーヒーやチョコレートのような甘みも感じる「ハッフェンストッフ」 ¥850。
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2/7上から「チーズ、ハーブ、スモークの3種のソーセージの盛り合わせ」 ¥1,650(5種は ¥2,750)。2種類の自家製ザワークラフトと共に。来店するお客のほとんどが注文するという人気メニュー。 
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3/7「ガーリックチーズ枝豆」 ¥500。皮をむいた枝豆を、ベーコン、玉ねぎ、マッシュルームと、にんにく味でじっくりと炒め、上にパルメザンチーズを焼いて固めたチップスをのせた、ビールがすすむおつまみ。
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4/7タップに貼られたセンスのよいラベル。5年前、ふたりのドイツ人オーナーが、中目黒でフードトラックからスタートし急成長を遂げた。現在、スタンドも合わせると東京都を中心に20店舗を展開する。アークヒルズ店は2018年9月にオープン。
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5/7タップから注がれるビールは、醸造所から出来たてを直送した新鮮なもの。より美味しいビールが提供できるよう、醸造、輸送、管理、注ぎ方、すべてにわたって細心の注意が払われている。
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6/7仕事帰りにひとりでも気軽に立ち寄れる雰囲気。もちろん仲間とわいわい集まるのにもおすすめで、料理とクラフトビール3種、ビアカクテルやサワーなどが飲み放題のコースもある。
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7/7店長の北川陽一さん「いつでも冷たくて美味しいビールをご用意しています」

「ビールは麦芽、ホップ、水、酵母のみを原料とすべし」という法律がドイツにはある。これは1516年、当時のバイエルン公国(現在のドイツ南部)で制定された「ビール純粋令」。現在でも有効な世界最古の食品法と言われるが、2人のドイツ人オーナーが営む『SCHMATZ』のビールは、この「ビール純粋令」を守って造られている。ただしビールは輸送すると新鮮さが失われるため、日本国内のブルワリーと提携しドイツのレシピで醸造、冷蔵トラックで輸送して店で提供している。

クラフトビールは期間限定品も含めて7〜8種類+ボトルビール1本を用意。最高級アロマホップを100%使用したピルスナーや、フルーティーなアロマのペールエール、まろやかな味わいの飲みやすい黒ビールなど、本格派ドイツビールが飲める。

料理はソーセージの盛り合わせ、豚肉を薄く叩いてのばしたポークカツレツ「シュニッツェル」、「ジャーマンタルタル」など、ドイツ料理にアレンジを加えたもので、ビールをより美味しく飲めるよう誰もが好きなメニューを揃えている。

TEXT BY YOSHIKO NAKASHIMA
PHOTO BY SHO KATO(DAISAKU NISHIMIYA OFFICE)

SCHMATZ BEER DINING(シュマッツ・ビア・ダイニング) 住所 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル2F 電話 03-6230-9535 営業時間 平日ランチ11:00〜15:00/カフェ15:00〜17:00/ディナー17:00〜23:00、土曜・日曜・祝日11:00〜22:00 定休日 無休 ※カード使用可 ※価格は税別

❷ 浅間山麓の醸造所から直送される新鮮なクラフトビール
——よなよなビアワークス新虎通り店(ヨナヨナビアワークス シントラドウリテン)

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1/7左から、「インドの青鬼」¥950、「よなよなエール」 ¥900、「水曜日のネコ」¥950。 いずれもスモール、レギュラー、パイントと3サイズあり。3種飲み比べセット(自由に種類を選択可能)は ¥1,280。同店のビールはすべてエールビール、食事に合わせて楽しみたい。
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2/7「職人ソーセージ」3本 ¥1,800。味は大葉山椒、元祖かぶらぎ豚、一味カレーの3種。全部で12種類の手作りソーセージが揃う。肉の旨味とまろやかな甘みが秀逸。シェフとソーセージ工房で、ビールとの相性を考慮して共同開発した。
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3/7「国産鶏のローストチキン クォーター」 ¥980、ハーフ ¥1,800。沖縄産岩塩とハーブでマリネした「オリジナル」と、10種類のスパイスでマリネした「スパイシー」の2種の味がある。福島の提携農家から仕入れる鶏肉は柔らかく、いずれもビールに合う味付けでじっくりローストしている。
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4/7毎日、温度や湿度が変わるので、美味しく飲めるようその日のビールのコンディションによって注ぎ方を調節しているという。
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5/7古材を使った、山小屋をイメージした店内。料理を提供する食器もアウトドア料理をイメージして揃えている。中央のカウンター席に陣取って、店員がビールを注ぐシーンを楽しむ常連客もいるという。
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6/7キャッシャー上の棚ではドイツの名門グラスウェアブランド『シュピゲラウ』のグラスを展示販売。『シュピゲラウ』は、クラフトビールの種類に合わせ、よりその美味しさを引き出すためのグラスの形を追求している。パイントグラスは各¥2,800。
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7/7「クラフトビールは注ぎ方次第で味わいが変わるんです。美味しく飲むための飲み方のアドバイスもしていますので、是非気軽にご質問ください」と、支配人の篠崎和也さん。

今、日本で一番規模の大きいクラフトビールメーカーである長野県佐久市の『ヤッホーブルーイング醸造所』から直送された、様々な種類のエールビールを提供する店。

エールビールは、エール(上面発酵)酵母を使い、常温で発酵させたビール。日本で日常的に飲まれているラガービールに比べて、フルーティーな香りとしっかりとした味わいがあるのが特徴だ。

熟練のビール醸造士が試行錯誤を重ねたビールは、「インドの青鬼」「水曜日のネコ」などとネーミングもユニーク。「インドの青鬼」はインディアンペール(IPA)で、IPAは18世紀にイギリスからインドにビールを輸送する際、劣化防止目的でアルコール度を高くするため、ホップを大量に入れたのが始まりと言われる。香りが良くフルーティーなのにしっかり苦味があるのが特長だ。「よなよなエール」は、なめらかで喉にスムーズに入っていく感じで、苦味がありつつアロマホップの華やかな香りに包まれる。

一週間の半ば、疲れが出る水曜日に飲んでホッとしてほしいという気持ちを込めて造られた「水曜日のネコ」は、ベルギービール酵母が醸し出すフルーティーな香りと、小麦麦芽による柔らかい口当たりが特長。いずれも炭酸ガスを充填していないので、これまでビールが苦手だったという人でも、するすると喉に入る飲みやすさと美味しさに驚くことだろう。 

TEXT BY YOSHIKO NAKASHIMA
PHOTO BY AKIKO TANAKA(DAISAKU NISHIMIYA OFFICE)

よなよなビアワークス新虎通り店(ヨナヨナビアワークス シントラドウリテン) 住所 東京都港区新橋4-1-4 新虎通りCORE 2F 電話 03-6402-4711 営業時間 11:00〜15:00(L.O.14:00)、17:00〜23:00(L.O.22:00)、土曜・日曜・祝日11:00〜23:00(L.O.22:00) 定休日 無休 ※カード使用可 ※価格は税別

❸ 国産樽生地ビールが常時20種類‼ 毎日ラインナップが変わるビール好きにはたまらないバー
——Craft Beer BAR Ant’n Bee Roppongi(クラフト ビア アントン ビー ロッポンギ)

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1/6左から黒ビールの東京VERTEREの「コフィア」Small ¥756、栃木うしとらの「ゴールドスカッシュ」Regular ¥972、そしてVERTEREの「アナナス Large ¥1,296。仕入によりビールは毎日入れ替わる。
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2/6人気の「自家製ベーコンのステーキ」 ¥1,290はボリューム満点。噛めば噛むほど肉の旨味が引き出され、ビールとの相性も抜群!
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3/6定番メニューのひとつ「自家製ドライトマトのオイル漬け」 ¥500は、オリーブオイルのまろやかさとドライトマトの酸味が絶妙にマッチ。ビールがすすむひと品。
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4/6一杯一杯、丁寧に注いでいく。泡を残すのが「アントンビ―」スタイル。
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5/6店名には「働き蜂」を例え、一生懸命働いた後に「地下の細長いお家に“ビールを飲みに帰っておいでよ”」というメッセージが込められている。その名にぴったりの居心地のいい雰囲気が漂う。
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6/6元気で朗らかな店長の河辺牧子さん。 「遠慮せずに飲みたいように飲んでほしい! 気軽に楽しんでほしい! フレンドリーな接客を心がけているので、スタッフにもどんどん話しかけてみてください」

六本木交差点の至近、所狭しとビール樽が置かれた狭い階段を降りると、細長いこじんまりした店がある。国産のクラフトビール・地ビールが味わえる『アントンビー六本木』だ。現在、国内のブルワリーが増えていると共に、それぞれのオリジナリティが発揮されており、そんな珍しい樽生地ビールを求め、常連から初めてさん、海外のお客さんと連日賑わっている。

日本各地から集めた樽生地ビールは、常時20種類を取り揃え、毎日ラインナップが変更する。メニューにはその日揃えているビールの簡単な解説がついている。“アルコール度数”や“苦味の程度”、“スタッフのおすすめポイント”などが書かれているので、好みのビールを見つけやすい。初心者の方は遠慮せずスタッフに聞いてみて。また、料金は一律で、Smallサイズ ¥756、Regular ¥972、Large ¥1,296となっているため、色々な種類が飲みたい時は“S”だったり、じっくり味わう時は“L”だったりなど、その日の気分に合わせて選べるのがうれしい。

おつまみにもこだわっており、ケチャップ以外はすべて自家製とのこと。スナック類からズッシリした肉料理、パスタまでメニューも豊富。おすすめなのがパーティープラン。クラフトビール20種が飲み放題。朝まで営業しているので、オープンから飲み会もよし、深夜や朝方にひとりゆっくりもよし、使い勝手がいいお店だ。

TEXT BY HANAKO ASAKURA
PHOTO BY TAKUYA SUZUKI

Craft Beer BAR Ant’n Bee Roppongi(クラフト ビア アントン ビー ロッポンギ) 住所 東京都港区六本木5-1-5 B1F  電話 03-3478-1250 営業時間 17:00~翌5:00 定休日 無休 ※カード使用可 ※価格は税別

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