Roppongi Ukai-tei

歴史と美学を凝縮した、究極のシェフズテーブルに酔いしれる【六本木うかい亭】

特別に目利きした「うかい極上牛」をはじめとする厳選食材を揃え、「うかい」の世界観を凝縮させた「六本木うかい亭」。全室半個室のパーソナルな空間で、一流の職人が見立てる鉄板料理とおもてなしを。

TEXT BY Megumi Komatsu
PHOTO BY Tamon Matsuzono

コースに登場する「うかい極上牛」。調理する前に、使用部位を見せてくれる。この日はシャトーブリアン(フィレ)、サーロイン、タン元の3部位。

スモークサーモンなどの前菜には、よく冷えたシャンパンを。

どっしりした特注の唐津焼の器に盛られた「うかい極上牛」のステーキ。鳥取の田村牧場は、最高級の和牛を育てることで知られる名門牧場とあり、「うかい極上牛」を目当てに六本木店を訪れる食通も出てきそう。

朱赤のカウンターで楽しむ、
極上和牛や旬の味覚の鉄板料理
——「六本木うかい亭」

豪奢かつ煌びやかな空間で鉄板料理を楽しめる「うかい亭」。銀座や表参道などにある既存の各店舗はVIPも御用達の高級店として知られるが、この春オープンした「六本木うかい亭」は、そんな名店の粋を凝縮させた店だ。客席はすべてプライベート感あふれる半個室。大小6つの半個室の中には鉄板と朱赤のカウンターが設けられ、いわば全室がシェフズテーブルとなっている。

調理を担当する料理人たちは皆、旬の食材と料理を知り尽くした焼きのスペシャリストたち。そんなベテラン料理人が食材の説明から調理までを一貫して担当し、上質なおもてなしで出迎えてくれるのも六本木店の魅力だ。また、コースの中に登場する「うかい極上牛」も、契約牧場である鳥取の田村牧場の牧場長が「六本木うかい亭」のために目利きしたものだとか。

和牛をはじめとする厳選食材は、鉄板で直接焼くだけでなく、鉄板に小鍋を置いてポワレするなど、さまざまな方法で調理するのが「うかい亭」流。鉄板料理を楽しんだ後は、ラウンジへ移動して食後酒やお茶を楽しむことも可能。けやき坂の四季折々の景色を眺めながら、ゆったりと美食の余韻に浸ってみては。


鉄板料理「六本木うかい亭」

PRICE ランチの予算は15,000円〜。夜は30,000 円〜 SEATS 全席半個室(6室)。開放的なラウンジもある ATMOSPHERE VIPの接待や会食、家族の記念日などに CHEF 岡本 譲|Yuzuru Okamoto 1972年生まれ。都内のフランス料理の名店に14年間勤めた後、米国で経験を積み、株式会社うかい入社。「あざみのうかい亭」料理長を経て、「六本木うかい亭」料理長就任