2014年に開業した「銀座 kappou ukai」に続く、「うかい」の2軒目の割烹。匠の技が冴える日本料理を、伝統とモダンが交差する和の空間でどうぞ。カウンター越しに見える板前仕事の臨場感もお楽しみに。
TEXT BY Megumi Komatsu
PHOTO BY Tamon Matsuzono
国内外の厳選食材を生かした、
独創的で洗練された割烹料理
——「六本木 kappou ukai」
物語性のある空間と料理、そしてVIP対応も万全なおもてなしに定評のある「うかい」。その初の割烹料理店として2014年に銀座に誕生した「kappou ukai」にも掲げられている「美味方丈」は、「うかい」の造語で、凝縮された美味を深く感じる一丈四方(約3m四方)の空間のこと。統括料理長の他力野慶太さんは、食材を育んだ土壌や気候、作り手の愛情に想いを巡らせながら美味を味わい、幸福な時間を過ごしてほしいという。
そんな豊かな精神性を感じさせる割烹の六本木店が、「六本木うかい亭」と同時に六本木ヒルズ けやき坂通りにオープン。この2店、入口は分かれているが、各エントランスの先に現れるラウンジは両店共通。ここでウェルカムドリンクを楽しんだ後、割烹へ移動すると、次に視界に入るのは気鋭の料理人たちが立ち並ぶカウンターだ。
無駄のない調理風景が見られるカウンターは、臨場感溢れる美食劇場の趣。日本国内のみならず世界中から厳選された食材は、調理する前にプレゼンテーションされるのも「kappou ukai」の特長のひとつだ。美しく盛り込まれた食材や、料理人の流麗な所作を眺めれば、否応なく期待が高まるはず。独創的な世界を満喫したい。
割烹料理「六本木 kappou ukai」
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