日ごとに温もりを増していく陽気、新緑の香りを運ぶ心地よい風。うららかな季節の訪れを感じるこの時期、六本木ヒルズのレストランには、旬を迎える春食材を使った特別なランチメニューが勢揃い! すべて4月15日(日)までの期間限定となっているので、どうぞお見逃しなく。
TEXT BY KYOKO INOU©︎
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春ならではの味覚をコースで堪能
1/3オープンキッチンを臨むカウンター席で、シェフやスタッフとの会話を楽しみながら食事ができる「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」。パリで腕を磨いた関谷健一朗シェフの感性が、春のプリフィックスコースとして結実した。フランスで春を告げる食材として知られる子羊や、菜の花、桜海老、あまおう苺まで、今しか味わえない“春”をご堪能あれ。「メニュー ア プリフィックス」¥3.200~(写真はコースメニューの中の1品です)(サービス料別)/
ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション
2/3新緑あふれるけやき坂通りに面したロケーションが、春ランチを盛り上げてくれる「ジャン・ジョルジュ 東京」。米澤文雄シェフが惚れ込んだ香川県産のアスパラガスや、毎年この時期にだけ登場する桜とグリオットチェリーのデザートなど、季節限定の味は見逃せない。「JG スプリング テイスティング」¥7,000(写真はコースメニューの中の1品です) (サービス料別)/
ジャン・ジョルジュ 東京
3/3西麻布キャンティの料理長を務めた廣本高晴シェフが腕を振るう「イルブリオ」。食材の良さを最大限に引き出す、シンプルかつ繊細なパスタには特にファンが多く、季節ごとの味を楽しみに定期的に訪れるゲストも多い。この春登場するのは、「蛤、筍、たらの芽のスパゲティ」。蛤のうまみをたっぷり吸ったパスタを、春の香り漂う野菜とともに味わって。「春の訪れ〜アリーヴォ デラ プリマヴェーラ」¥5,000(写真はコースメニューの中の1品です)(サービス料別)/
イルブリオ
春の味覚を心ゆくまで満喫したいのなら、断然コースメニューがおすすめ。旬を迎え、香りも味わいも最大限まで高まった食材を、シェフの創意とテクニックが料理としてまとめあげる。ひと皿ひと皿の完成度もさることながら、コースが進むごとに深まっていく調和と余韻のハーモニーは、一連の流れを精査して組み立てられたコース料理ならでは。“春”を多角的に味わえる幸せを、存分に楽しんでみたい。
ツルンといただく! 目にも鮮やかな春食材パスタ
1/2人気のイタリアン「ラ ブリアンツァ」からは、春野菜特有の苦みを楽しむ大人のパスタが登場。富山県産のホタルイカの出汁をたっぷり吸い、ほんのり赤く染まったパスタも、春らしさのアクセントに。「春野菜とホタルイカのスパゲティ」(シェフおすすめ春のコース¥ 5,500の1品)※要予約(予約の際に「春野菜とホタルイカのスパゲティ」ご希望の旨をお伝えください)/
ラ ブリアンツァ
2/2「ヒルズ ダル・マット」のファンがシーズンごとに心待ちにしているフルーツパスタ。春に登場するのは、”食べる宝石”と称される宮城県特産「みがきいちご」のパスタ。上質なオリーブオイルとフルーツトマトを合わせた爽やかなソースが、いちごの特別な美味しさを引き立てる。「春薫る みがきいちごの冷製パスタ」¥2,500(春前菜4種盛り合わせ付)/
ヒルズ ダル・マット
ほろ苦さが特徴の野菜や、うまみたっぷりの魚介など、個性豊かな春の食材を楽しむ時、実はとても相性がいい組み合わせがパスタだ。つるりと心地よい食感と、合わせる食材を邪魔しないシンプルな小麦の味わい。さらに、食材から出たうまみをパスタがしっかりと抱え込んでくれるから、あますことなく“春”をいただけるというわけ。
春を肴に。おしゃれに楽しむランチ飲み
1/4市川浩平シェフの実家で育てている無農薬の野菜をたっぷり使用したコース料理の前菜。口に運べば、その味の濃さに驚くはず。健康な土壌(テロワール)が育む野菜にとことんこだわった料理には、春色のロゼワイン「結(ゆい)」がよく似合う。「キュイジーヌ テロワール」(¥5,940のコースの前菜。1日限定10食。サービス料込)/
ケンゾー エステイト ワイナリー
2/4香ばしい黒練りゴマと醤油で和えた花鯛の刺身をごはんに載せ、蛤と昆布のアツアツ出汁でいただく。みそ汁と漬け物の他、平日は小鉢2種、土日祝日は茶碗蒸しが付くお得なランチ御膳で、昼からキュッと日本酒を。「花鯛と蛤の黒胡麻醤油和え御膳」¥1,728(1日限定10食)/
六本木いなきあ
3/4イタリアから空輸される本格的モッツァレラチーズに、旬のアスパラガスとずわい蟹をトッピング。石臼挽きの小麦粉を低温熟成した薄焼き生地は、端までモチモチ! 春の香りいっぱいのピッツァを片手に、スプマンテで春気分を満喫したい。「ピッツァ プリマベーラ」¥2,590/
オービカ モッツァレラバー
4/4豚肉あんに生桜海老を混ぜ込み、ほのかな甘みと香りをプラスした六本木ヒルズ店限定の1品。小籠包をつまみながら中国ビールを楽しんだあとは、セットの海老のミニ塩そば、精進饅頭、切り干し大根のお漬け物、デザートでランチを締めくくって。「桜海老入り小籠包ランチセット」 ¥1,950/
南翔饅頭店
うららかな陽気に誘われ、昼間から軽く一杯。休日ならではのお楽しみも、春爛漫メニューのお供があれば、より楽しめるというもの。ワインかビールか、それもと粋に日本酒といくか。桜色に染まる六本木ヒルズをそぞろ歩きながら、“ランチ飲み処”を探してみては?
今すぐ訪れたい!春のニューオープン
1/3「うかい」の美学を極限まで昇華させた2店舗が、3月29日(木)六本木ヒルズにオープン。まず1つは、世界中から厳選した食材を使い、五感で味わう新しいスタイルの割烹料理「六本木 kappou ukai」。カウンター越しに料理人の技を眺め、舌で味わう−−まるで劇場のような躍動感ある食体験を提供する。
六本木 kappou ukai
2/3六本木ヒルズで味わう「うかい」。そのもうひとつが、鉄板料理の「六本木うかい亭」だ。鳥取の田村牧場が特別に仕上げた「うかい極上牛」と旬の厳選食材を使った限定コースを、半個室のシェフズテーブルで楽しめる。隣接する「六本木 kappou ukai」とは店内で繋がっており、共通のデザート&バーラウンジで、ウェルカムドリンクや食後酒が楽しめる。
六本木うかい亭
3/3代々木上原で14年間愛された名蕎麦店「蕎麦前 山都」が、4月13日(金)に六本木ヒルズにオープン。4月のおすすめはそら豆と小海老の「かき揚げせいろ」だが、その前に一品料理と供に酒を楽しむ“蕎麦前”を楽しむのが、この店のスタイル。オリジナリティあふれるメニューは、地元客の要望に応えて増えるというから、新天地で、どんな1品料理が生まれるかが楽しみだ。
最旬グルメ発信拠点の六本木ヒルズに、この春、新たなグルメスポットが続々と登場する。場所は、ヒルズのメインストリートであり、春を迎えて新緑が芽吹きつつある、六本木けやき坂通り。世界のラグジュアリーブランドが軒を連ねるこの通りで、2018年、グルメカルチャーの加速が止まらない。1月には予約困難な中華料理「わさ」の新業態「けやき坂 わさ」「餃苑 わさ」が登場。この春は上記で紹介した3店舗に加え、フランス料理の重鎮アラン・デュカスが手がけるショコラトリーがオープン。6月には人気レストラン&ブーランジェリー&カフェのコラボレーションによる新店舗も登場する予定だ。しばらくは、上質なグルメストリートとして進化するけやき坂から、目が離せそうにない。
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