IKUKO’S METHOD

贈りたい&自分ギフトにしたいホリデーアイテム2023冬——地曳いく子のおしゃれメソッド81

ファッションのご意見番ことスタイリスト地曳いく子さんが、独自の視点で切り込むオトナ女史のためのスタイル術「IKUKO’S METHOD」。今回のテーマは、ホリデーシーズンに贈りたいギフトです。

STYLING BY IKUKO JIBIKI
PHOTO BY SHIN KIMURA
EDIT BY AKANE MAEKAWA

明るく冬を乗り切るためのスペシャルギフト

立冬を過ぎてからは急に冷え込み、秋を通り越してあっという間に冬到来。極端な気温差に振り回されてはいますが、冬の澄んだ空気のおかげで、ヒルズのイルミネーションも一層美しく見えます。同時に、1年で一番日が短い季節へと突入。クリスマス(のマーケットなどのお祭り)は、陽が弱まり寂しい気持ちになるのを盛り上げるために生まれたなんていう説もあるぐらい。日が短くなった今こそ心をあたたかくするホリデーシーズンものをゲットし、気持ちを上昇していきたいものです。今回は、デイリーに使いたいホリデーコレクションやこの時季限定のアイテムを中心に集めてみました。このシーズンならではの特別な小物を手に入れ、暗い冬を明るく乗り切りましょう。

アイコニックな《ノエ》に、ゴールドカラーのスタッズでモノグラム パターンを描いたルイ・ヴィトンのバッグ。エレガンスとロックな雰囲気が融合した逸品。ウォレットはカードスロットも充実し機能性も抜群。クラッチのようにそのまま持ってみても素敵かもしれません。バッグ¥431,200、ウォレット¥168,300(ルイ・ヴィトン/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F

シアリングのボディにシルバーのメタルチェーンがピリッときいたバレンシアガのスモールトートバッグ。このふわもこ感を手にするだけで、スタイルに今年らしさがアップします。ミニウォレットはコンパクトながらも、機能性は十分。スモールギフトにもぴったり。バッグ¥339,900、ミニウォレット左¥57,200、右¥58,300 ※ともに日本限定カラー(バレンシアガ/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F

ボッテガ・ヴェネタからコバがギザギザになったイントレチャートのお財布が新登場。常緑樹のような深みのあるグリーンが上品。タイプ違いをパートナーとペアで贈り合っても素敵ですね。グリーンのほかイエローも展開。ウォレット¥132,000、三つ折りウォレット¥97,900 ※ともに日本限定アイテム(ボッテガ・ヴェネタ/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F

リングのアクセントと、アシンメトリーに取り付けられたショルダーストラップが特徴的なバーバリーの《ナイトバッグ》。 レザーのしなやかさが強調された技ありのデザイン。肩から下げたときに、斜めのラインが作られ、全身をバランスよく見せてくれます。ニュアンスのあるパープルは、どんな色とも合わせやすく、シックなのに個性的。バッグ¥385,000(予定価格) ※六本木店限定アイテム。12/1、六本木店リニューアルオープン。(バーバリー/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F

今季登場したサンローランの新作トートバッグ《ベア》。ディアスキンを採用したレザーは、柔らかで滑らかな肌触り。下げたときにクタっとする感じがしなやかでおしゃれ。デイリーに持ち歩きたい。バッグ¥456,500(サンローラン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F

ヴァレンティノのアイコニックなコード「フリップロック クロージャー」と「スタッズ」がぎゅっと詰まった《ロックスタッズ ミニバッグ》。シルバーカラーがホリデーシーズンの気持ちを上げてくれます。しなやかなレザーなので、カジュアルなスタイルにも似合います。ショルダーストラップでクロスボディにしても。バッグ¥211,200(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ/表参道ヒルズ 本館1F、2F

ラインストーンをあしらったウーブンショルダーストラップが付属する、イブニング用にアップデートされたジョルジオ アルマーニの三つ折りウォレット。シンプルなゴールドチェーンもついているのでデイリーなおしゃれにも使えます。もちろん、ストラップを外してウォレット単体としても活躍。七色にきらめくレザーバッグは、なめらかな手触りの良さで驚きの質感。クラフツマンシップこそ、今のラグジュアリーではと感じさせてくれるバッグです。バッグ¥418,000、ウォレット¥253,000(ジョルジオ アルマーニ/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F

スタイルに特別感をプラスするクロエのボウ付きサンダル。職人の手仕事によるハンドステッチとハイテク素材との融合がクールなスニーカー。足もとにキラキラ度を足すだけで気持ちがアップします。サンダル¥166,100、スニーカー¥123,200(クロエ/表参道ヒルズ 本館1F

ダイヤモンドカットチェーンにメタリックシルバーがきらめくステラ マッカートニーの《ファラベラ》ミニトートバッグとスモールウォレット。ヴィーガンファブリックの柔らかな質感は驚き。ラグジュアリーとは何か、そして環境問題をも意識させてくれる逸品は、素敵な贈り物になること間違いなし。バッグ¥154,000、ウォレット¥48,400(ステラ マッカートニー/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F

スムースゴートスキンレザーの艶感がクラシカルな雰囲気を醸し出すマルニのポーチとコインケース。手にするだけで、トレンドのトラッドなスタイルが作れます。ショルダーストラップは長さ調整と取り外しが可能。バッグ¥231,000、コインケース¥73,700(マルニ/表参道ヒルズ 西館1F

テディフリース素材にキルティングを施したモンクレールのクロスボディバッグ《デリラー》。このもこもこ感はずっと触っていたくなります。冬気分を満喫する今だけの楽しみを追求するのも、ギフトを選ぶアイデアのひとつに。バッグ¥132,000(モンクレール/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F

ディースクエアードのベージュのキルティングレザーバッグは、寒い冬の気分をあげてくれるエレガントさ。おそろいのミニウォレットも揃えたくなるアイテム。バッグ¥217,800、ウォレット¥72,600(ディースクエアード/表参道ヒルズ 本館1F

彫刻のようなゴールドのヒールが美しいクリスチャン ルブタンのサンダル。ホリデーシーズンのスペシャルな気分を上げてくれる一足。カラータイツと合わせても素敵です。もちろん、車移動の方は素足でパーティーへ。サンダル¥179,300(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F

地曳いく子が指南する
ホリデーギフト2023冬のススメ

❶ ラグジュアリーも多様化で選ぶ時代へ

ラグジュアリーなもの=希少な素材というのが、かつてのラグジュアリー感だったと思います。例えば、クロコやオーストリッチなどのエキゾチックレザーは、高価でプレシャスなものの代表格でしたが、時代は変わりつつあります。今は、クラフツマンシップや技術力に重きを置く時代になったのではないでしょうか。より革のしなやかさを追求したり、メタリック加工を施し一見ではレザーかわからないようなバッグがあったりと。また、反対にヴィーガンレザーの質に驚いたり。見た目ではなく、テクニックの貴重さにお金を掛ける時代なのだと思います。キラキラピカピカなギフトも素敵ですが、今年の贈り物&ご褒美は日々を潤すプレシャスな技術が詰まった小物を選び、一歩先行くラグジュアリーを考える機会にしてはどうでしょうか?

❷ 冬気分を満喫、触って楽しいふわもこバッグ

時代の流れとともにリアルファーは影を潜めつつあります。でも、この季節になるとやっぱりふわふわしたぬくもりに触れたくなりませんか? この感覚、キリっとした寒さならではの冬に欲するものなのではないでしょうか。ボアやシアリングなどのふわふわもこもこ素材は、今季のトレンドのひとつでもあります。今年の気分を盛り上げてくれるトレンドだからこそ、手に入れたら思いっきり使い倒したいです。そこで、今回はバッグで取り入れることをおすすめ。どんな服でもふわもこバッグを持てば、今の顔に変身。手もとの近くにあるので、ものを出し入れする度にふわもこ感を楽しめます。

❸ キャッシュオンリーの罠に備えろ!

最近は電子決済が主流になってきましたが、ある程度は現金も必要。地方に行ったときや、うちの地元の月島もそうですが、現金しか受け付けないお店はまだまだあります。そうしたお店に限って、キャッシュオンリーでも行きたくなる個性的なショップだったり、とても美味しい食事処だったりするんですよね。先日、月島で食事をしたとき、キャッシュオンリーなことを忘れていて、アップルウォッチを預けてお金を取りに帰ったなんてことがありました(笑)。なんだかんだと、お財布はまだまだ必要なんです。そこで、年末年始に向けてのお財布素敵化計画も、ホリデーギフトのアイデアとしておすすめ。お金は素敵なところにいると、喜んで増えるらしいですよ。領収書でパンパンだったり、せまっ苦しいところには、お金も嫌がって長居しないそうで。ここ数年は、超コンパクトなお財布がトレンドでしたが、それも少し落ち着き、ほんの1センチ程度ですが、ミニ財布が少しだけ余裕のスペースと機能性を増やして大きくなってきています。また、カードスロットが充実したスマホが入るような大きさの長財布も出てきています。ライフスタイルに合わせ、ホリデーシーズンにお財布素敵化計画を立ててみるのはどうでしょうか?

❹ 特別感は足もとから漂わせて

色々なエクスキューズが必要だった3年間でしたが、今年はそろそろヒール履いてディナーに行ったり、おしゃれなバーに行っても、後ろめたさを感じなくてもいいのかなと思っています。そんな浮かれた特別感は足もとから取り入れるのがベター。きらっと光るサンダルで、カツカツ歩いてみましょう。デニムやタイツと合わせて、デイリーに履いてもOK。キラキラ気分はさりげなく、足もとから漂わせていきましょう。

 

profile

地曳いく子|Ikuko Jibiki
スタイリスト/1959年東京生まれ。数々のファッション誌で活躍し、女優や著名人のスタイリングも数多く手がける。大人の女性を美しくみせる的確な理論に基づくスタイリング術に定評を持ち、執筆も多く手がける。現在は、ファッションアイテムのプロデュースほか、テレビやラジオに出演するなど多方面で活躍。著書に『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』(ともに宝島社)『おしゃれは7、8割でいい』(光文社)『日々是混乱』(集英社)など多数。最新刊に『大人の旅はどこへでも行ける 50代からの大人ひとり旅』(扶桑社)。

※ 2023年12月現在の情報となります。
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