BRINGING NEW IDEA TO LIFE IN TOKYO

MORI LIVINGの提案する「ラグジュアリー」を体験できるモデルルームが誕生

森ビルが港区を中心に展開する高級レジデンスであり、同時に森ビルが提案する東京の新しいライフスタイル・ブランドでもある「MORI LIVING」が、フランスで活躍するインテリア・デザイナー、フィリップ・ユーレル氏を招聘し、「アークヒルズ 仙石山レジデンス」にこれまでにないモデルルームを誕生させた。完成にあたり来日したユーレル氏に、今回のプロジェクトについて聞いた。

TEXT BY KAZUMI YAMAMOTO
PHOTO BY JUNPEI KATO

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——今回のプロジェクトを担う上で MORI LIVINGのどのような部分に共鳴したかを教えてください。

フィリップ・ユーレル 初めてアークヒルズ 仙石山レジデンスの下見に来たときに、MORI LIVINGは東京における最高峰のレジデンスを担うリーダー的存在であるという気概を、理想的な天高、窓口の開口部、その先の景色などあらゆる側面において感じ取ることができました。また、MORI LIVINGの考える「ラグジュアリー」と私どもが意図するそれとが驚くほど一致していた点もポイントでした。そこで我々は、清楚でありながら、真の意味での心の贅沢が得られ、時を超えていつまでもラグジュアリーであることを実感できる空間作りを考えました。

——その空間哲学を、どのようにデザインに落とし込んでいったのでしょうか?

ユーレル 今回のプロジェクトを成功させるうえで、4つのテーマを考えました。“永遠性”“静謐”“洗練”そして“透明性”です。そこで、私どもが時間を割き、究めたのが素材やテキスタイルの選定でした。色のコントラストや色の足し算。例えば、メインリビングのソファ《Randolphe》や《Lit de Paresse》の張り地だけでもあわせて5色の素材を使っています。それぞれのテキスタイルが織り成すハーモニーを徹底的に吟味した結果、必然的にそうなったのです。テキスタイルで遊ぶ、というのはヨーロッパでも最高級のラグジュアリー。ものごとの極みを知り尽くしている方が住まうことを想定すると、そういったディテールへのこだわりが非常に重要なのです。

——各部屋ごとにカラートーンや趣が違いますね。

ユーレル メインルームはユニバーサリティを意識して、ニュートラルで清楚で美しい空間に仕上げました。ファミリールームはコミュニケーションがより活発になるように、遊び心を取り入れたカラートーンです。全体を通してちょっとひねりを効かせた色使いをしている点がフランス流の「シック」といえます。

——デザインする上で日本や東京を意識しましたか?

ユーレル MORI LIVINGのインターナショナルな住まい手を想定し、日本とフランスのアール・ド・ヴィーブル(生活様式)の双方を考慮して、それぞれの文化的要素が反映された素材や技法を用いています。フランスの要素でいえば、ラグ、アート、木材の彫刻などはフランスの伝統的なノウハウを引き継ぐ秀逸なアーティストや職人の手によるものを選びました。

——完成した空間をご覧になっていかがですか?

ユーレル 私もここに住みたい(笑)。住まいが快適で遊び心があり、かつリラックスできることは重要です。人生の3分の1は家で過ごすのですから。

MORI LIVING

profile

フィリップ・ユーレル|PHILIPPE HUREL
インテリア・デザイナー。ベルギーやアメリカで建築やデザインを学んだ後、祖父が設立した家具メーカーを引き継ぐ。その後、オリジナルの家具コレクションを発表。シンプルで上質なデザインが脚光を浴び、12を超える国々で愛されている。日本ではカッシーナ・イクスシーで取り扱っている。

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