INSTANT FLOW #7

いい時間帯——藤原ヒロシの連載「INSTANT FLOW」#7

あらゆるジャンルのクリエイターであり、美味しいものを食べる人、その他いろいろとして活躍する藤原ヒロシ(hf)。彼のinstagramをhfウォッチャーが本人に深く浅く取材する連載も第7回(月2回更新)! 2018年4月後半にポストされた画像からお届けします。

INSTAGRAM & TALK BY HIROSHI FUJIWARA
TEXT BY HF WATCHING COMMITTEE (HWC)

2018年4月12日——very first conference of DNC


……DNCとは??? 「カメラマンの梶野彰一くんとよくお茶をするんですよ。ファッションウィークでパリに行っても特に何もすることがないからいつもお茶をしてて、で……」(hf) 混ぜてくださーい。あ、パリか。

4月13日——&CO.

「清永浩文くんがやっている、KIYONAGA&CO.ってお店が福岡にあるんです。ギャラリーなんですけど、不定期に家具を売ったりアート作品を売ったり。そこで5月19日からFUJIWARA&CO.を開催します。そこでは洋服とかちょっとした作品だったりを紹介します」(hf) どんなものが並ぶんですか?「タイ・バンコクにある、アジアNo.1レストラン『GAGGAN』が、佐賀の『三原豆腐店』と作った『豆腐生チョコ』というのがあるんです。そのパッケージを変えた「藤原とうふ店」という豆腐チョコとか」(hf) 食べれば食べるほど痩せる? 「痩せません」(hf)

4月13日——jagabee vs じゃがりこ

「QOOさんが買って来たじゃがりことじゃがビー。QOOさんはじゃがりこが嫌いだけど、じゃがビーはオッケー。僕は両方大丈夫なんですけど、これを同時期に出すカルビーの、商魂のたくましさ。絶対同じ味だし」(hf) それを見逃さないお菓子ウォッチャー。ちなみに、じゃがビーは、皮付きのじゃがいもをスライス→油でフライ→味付け(うすしお味の場合)。じゃがりこは、じゃがいもをスライス→蒸す→裏ごし→味付け→スティック状に整形→油でフライ。じゃがいもの「jaga」とカルビーの「bee」を合わせてじゃがビー。開発担当者の友人、りかこさんが美味しそうに食べていることから、じゃがいもりかこ→じゃがりかこ→じゃがりことなった。(HPより)らしい。

4月13日——わんさか

「KAWS送られて来ました」(hf) え? いいなあ。ファーストパーマネントアートピースって書いてありますね。「なんでしょう。よく知らないんです」(hf) このばってん目、実はちょっと怖いという話でこのあと盛り上がりました。書けないけど。

4月13日——どんな香りを詰めようか

「BUNNEYって友達から送られて来たんです」(hf) アトマイザーですか? 「なんかそんな感じですよね」(hf) パフューム、使うんですね。「使ってません」(hf) BUNNEYはロンドンを拠点とするジュエリーブランドで、アンドリュー・バニーがディレクションを務める。すなわちhfの友達BUNNEYはアンドリューのこと。

4月14日——キャリアリング

「これはキャリアリングっていう、ピアスの会社の展示会に行ったときのリポストですね」(hf) CAREERING キャリアリング。2016年にスタートしたピアスブランド。「身につけたときに感じられる力強さや安心感といった特別な心理効果」を意識し、常に着けられるミニマルなデザインがベース。メインコレクション「PLACEBO」のほか、藤原ヒロシ氏との共同制作「HF」など、クリーンでフレッシュなコレクションを展開。続きは4/17参照。

4月14日——hf のネタ本

「ちょうど読んでたっていうか見てたっていうか、ヨルゲン・ナッシュというデンマークのシチュエーショニストの本です。ネタ的に読むアート本」(hf) ヨルゲン・ナッシュはデンマークの詩人、芸術家でSIスカンジナヴィア・セクションのメンバー。SIはSituationist International シチュアシオニスト・インターナショナル。前衛芸術家、知識人、政治理論家らによって形成された社会革命的国際組織。1972年に解散。シチュエーショニスト は状況主義者のこと。状況主義者とは、hf がネタ探しをする本を著した人のこと。

4月14日——極太メンマ。マルジェラ思い出した

なんでマルジェラ?「だってマルジェラっていきなりでかいの作ってくるじゃないですか。ボタンがめっちゃでかかったり」(hf) ひとつのマルジェラ解釈。で、このお店は六本木けやき坂通りに4月にオープンした「蕎麦前 山都」。hfは本店の代々木上原の「蕎麦屋 山都」から知っているという。「結構美味しいですよ。3人盛りみたいな大きい蕎麦があって、汁をいろんなの頼めるんですよ。普通のだったり、カレーだったり、ゴマだったり。一人二つ頼んで、蕎麦だけつけ替えたりとかできます」(hf) マルジェラかどうかはともかく、巨大メンマはうまそうだ。

4月15日——香る HARAJUKU

hfがディレクションする東京発のフレグランスブランド「retaW」のキャンドル。「HARAJUKUって香りのジェルキャンドル。容器にグラデーションつけててすごい綺麗ですよ」(hf) 深みのあるアンバーとムスクをベースに、ヒノキや桜、柚子がブレンドされたスペシャルな香り。retaW Store Harajukuのために作られた香り。6,480円なり。

4月16日——進入禁止

「カカオのミルフィーユです。進入禁止のマークみたいだなあって」(hf) これは綺麗に食べられました? 「ボロボロですよ(笑)。三軒茶屋のイタリアン、ナティーボで。ここはパスタとかも美味しいです」(hf) ナティーボのオーナーシェフ、太田哲雄さんは、アマゾンのカカオ村から仕入れたカカオを国内の有力シェフに卸すフェアトレードにも注力している方なんですよ。

4月17日——ソッパス


これは野村訓市くんがデザインした、彼が昔つけていたモノを現代風に落とし込んだピアス。#HF002 soppasuは、僕がいまつけてるやつ」(hf) ソッパスってなんですか? 「靴下買うとついてるクリップのこと。あれソッパスっていうんですよ」(hf) 知らなかった……そんな名前があるんですね。「あの形のピアスを作ったんです」(hf)でもそこらへんに置いといたら、間違って捨てられちゃいますね。

4月17日——前座で出演

「バレーボウイズってバンドのライブがあって、その前座で出演します。メンバーの一人が僕の大学の生徒なんです」(hf) え!? 師匠が前座?「まだ若いんですけど、僕は結構好きですよ」(hf) バレーボウイズの公式HPで音、聴けます

4月18日——休憩中にオリンピックを見下ろす


どこからの目線ですか? 「慶應病院です。一番上のフロアに帝国ホテルのレストランが入ってるの」(hf) レストラン「ザ・パーク」。あの、伝説のパンケーキも食べられるんだそうです。ホテル以外ではここだけだそうです。カレーもステーキもあります。

4月18日——おはぎ

で、病院の翌日はお寿司屋さんへ。「鮨あらい。銀座です。おはぎって呼んでるネギトロの握り。美味しいですよ」(hf)

4月20日——今期最高のボンゴレ

hfがここ最近、いちばん褒めている東京のレストラン。「ブルガリ銀座タワーの11Fがカフェになってるんです。そこだとパスタだけとかでも食べられますよ」(hf) 「ブルガリ ラ・テラッツァ・ラウンジ」、ランチなら2,000円から3,000円くらい。ディナーだと8,000円から10,000円くらい。「ブルガリのホテルも東京駅の近くにオープンするみたいです」(hf)

4月20日——マーク・ゴンザレス

「ゴンザレスのトランプ。もらったものです」(hf) いろんなものをもらう人。トランプの王様、バイスクルのマーク・ゴンザレスモデルは、まだ買えます。たったの1,000円(税別)。

4月20日——立花ハジメデザイン

「パーキングのときかな? ハジメさんが作ってくれたTシャツです」(hf) 銀座のソニービルの地下でやってたザ・パーキング銀座ですね。POOLと並ぶ都市伝説になっている店ですが、どうやら今度はコンビニやるそうな。そのうちご紹介しますから、待っててください。

4月20日——世界に一つだけの

「一番ダサいと言われている、ロジャームーア時代のボンドウォッチを作ってもらいました」(hf) へー。「赤いところは白くもなるんです」(hf) なんの機能なんですか?「ただのデザインです。赤いのってないから新鮮でしょう」(hf) 限定発売ですか?「売ってないです。試しに作ってもらったんですけど、面倒臭くてすごい大変だったみたいでもう二度と作れないって……。だから一個しかありません」(hf) スパイとヒロシしか持ってません。

4月21日——圧巻ナムルと粥鮑


「ほうばは美味しいですよ。大阪の韓国料理屋さんです」(hf) 行きつけですか? 「いや、めったにいけない。誰かが予約持ってるときに連れてってもらう。予約取れない系です」これ食べるためだけに大阪へ? 「そうです。鮑粥がね、鮑が多くて粥鮑になってる」(hf) 粥が添え物。人は、一度にこんなにアワビを食べていいんでしょうか。大阪・北新地の韓国料理店「ほうば」。予約は希望月の前月1日から開始。昼夜ともに15,000円〜20,000円。食べログポイント4.25!

4月21日——ダウンロードした

「ミスター・フィンガーズのCD。ダウンロードしたんですけど、メロウないいハウスでした」(hf) 「全ハウスミュージック・ラヴァーが歓喜する圧倒的真打が登場。1980年から活動し、ロバート・オーウェンス、ロン・ウィルソンとともに奇跡のハウストリオ、フィンガーズ・インクのメンバーで、革新的なアシッドハウスを残した実験的な名義であるガーキン・ジャークス、また本人名義でも数え切れない名曲を現在に至るまで発表し続けてきたラリー・ハード。そんな彼の伝説的プロジェクト、ミスター・フィンガーズがまさか、24年ぶりとなるニューアルバムを発表する」(アマゾンより)『セレブラル・ヘミスフィアーズ』ミスター・フィンガーズ、アマゾンでCD、ポチれます。

4月21日——粉醤油

「北九州、小倉にある天寿しです。上にのっているのは粉醤油なんです」(hf) お酒を扱わないお寿司屋さん。おまかせで10カン15,000円、14〜15カンで20,000円弱と食べログに書いてある。カード不可。「THE TABELOG AWARD」2017年、2018年ゴールド受賞!

4月24日——ティルマンス

「カラーボックスっていうイギリスのバンドがあるんですけど、ティルマンスは彼らの音楽がすごい好きらしく。テート・モダンで展覧会をやった時に、ティルマンスが選曲したアルバムを作って、ジャケットもデザインして発売した。見開きで、開けた内側も彼の写真。日本で探して見つけたんですけど、希少ですね」(hf) ロンドンとベルリンを拠点に活動する、ドイツ出身の写真家ヴォルフガング・ティルマンス。カラーボックスは1982年から1987年、4ADレーベルに所属していたエレクトリック・ミュージック・グループ。1986年のW杯(メキシコ)公式テーマ曲、カラーボックスの『The Official Colourbox World Cup Theme』とありますが真偽のほどは??? hfはRing of Colourでもティルマンスとカラーボックスについて熱く語っているのでそちらもどうぞ。

4月24日——アップルウォッチ

「(フラグメントの)Apple Watch用時計ベルトです」(hf) 「(フラグメントでの)販売はベルトだけなんで、Amazonなどで、交換用アダプターを買ってください」(hf) ちょっと前に無地タイプとかも出してましたね。「完売しました」(hf)

4月28日——黒烏龍茶と唐辛子 脂肪は燃えるのか

「これすごい美味しい。真っ赤なパッケージのこれ以上に辛いやつがあるんですよ。それは辛すぎて、これが限界! お酒飲む人はつまみに最高だと思います」(hf) 飲めない人でもそんなこと思うんですね。でもまだ箱買いした柿の種を絶賛食べ中。なかなかなくならないんですよ。アサヒグループ食品のホームページによると、「唐辛子の辛さと旨み、サクサク食感がクセになる「からうま、サクサク」が特徴の素材菓子。〜輪切り唐辛子に衣をつけて揚げることで、最初は旨味と甘味が、そのあとに辛味が感じられ、一口で二度楽しめる味わいになっています」とのこと。ハバネロパウダーが追加された激辛バージョン「大炎上唐辛子」は5月中旬、数量限定で発売されたばかり。

4月28日——厲家菜 銀座 最高週末ランチ

「初めて行ったんですけど、すごくいいです」(hf) ここ、六本木ヒルズにできた時にすごい評判になりましたよね。一人7万円とか……。「そう。でも今は安いですよ。僕が食べたのはお魚のコースで2,800円だか、3,800円だか」(hf) 「中国清代の宮廷料理を今に伝える稀有な料理店。食品添加物を一切用いず、医食同源の発想を源泉とした身体に優しく内面から人を美しくする力を持った長寿食」(食べログより) 平日のランチコースは3,800円〜。ホントだ!

4月28日——“the beautiful”

「『厲家菜 銀座』帰りに『ブルガリ イル バー』でお茶」(hf) ブルガリ万華鏡。この企画の常連店舗になりましたね。「ほんと、美味しいんですよ」(hf) 大好きなので俯瞰で撮ってみました。

4月28日——jan and naomi 良い音楽

情報が何もないジャケットなので、教えてください。「jan and naomi(ヤン アンド ナオミ)という日本のミュージシャン。静かないい音楽です」(hf) モデルとしても活動する美男子ユニットによる美しい音楽。今年もフジロックに出演するそう。あ。後ろにいるのは冬眠中のAIBOのサイちゃんだ。

4月29日——山口くんとインスタライブ


「山口くんの家によく夜中に遊びに行くんですけど、この時もライブ(5/11 森、道、市場2018)があるので軽くリハをしようってことになって。山口くん、よく一人でインスタライブとかやってて、この日も二人で話したり弾き語りをしたりしたんです」(hf) スタジオみたい。後ろにあるのが例のネルホルのhfバージョンですね! インテリアの80パーセントはhfが占めているお部屋でした。*3/6の記事参照

4月29日——いい時間帯

「深夜に山口くんの家に行って、帰ってきて、寝て、起きて、どこで撮ったんだろう。わかんない。覚えてない。記憶がない」(hf) 宇宙人に誘拐されたか、hf。

4月30日——heavy duty strong chain

「『PEEL&LIFT(ピールアンドリフト)』というブランドの、いわゆるウォレットチェーンで、パンク時代のもののレプリカです。このチェーンを使っていろいろやりたいと思っているんだけど、まだやれてない」(hf) 「PEEL&LIFT」は、70年代のパンクファッションやロンドンカルチャーに精通した、細谷武司氏によるブランド。あ、いいなあ。女子もいけますね。早く作ってください! 「作ります」(hf)

4月30日——ヤムチャの〆

「グランドハイアットにある『チャイナルーム』です。ここのランチはお買い得じゃないですか? 4,000円くらいで飲茶食べ放題なんです。しかも取りに行くんじゃなくて、メニューからオーダーして持ってきてくれるし、何回も同じものを頼んでもいい。割と混んでますよ」(hf) 四大中国料理や本格的な飲茶が楽しめる、グランドハイアット6階にある「中国料理 チャイナルーム」。hfが勧めるオーダーブッフェ「タッチオブハート」は、約30種類の中国料理や点心を好きなだけ楽しめるオーダーブッフェスタイルの飲茶ランチ。オーダーが入ってから点心師が調理、出来立てがテーブルに届くシステム。気になるお値段の真実は平日5,400円(税・サ別)。

profile

藤原ヒロシ|Hiroshi Fujiwara
1964年三重県生まれ。DJ、音楽プロデューサー、ファッションクリエイター。英米で触れたクラブ文化を80年代の日本に持ち込むなど、音楽とファッションの両軸で日本のストリートカルチャーを牽引。現在、デジタルメディア「Ring of Colour」を運営する。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授。