INSTANT FLOW #3

2018年2月 ヒロシ フジワラ、天才になる——藤原ヒロシの連載「INSTANT FLOW」#3

DJ、音楽プロデューサー、ファッションクリエイターとして活躍する藤原ヒロシ(hf)が日々体験する出来事を共有するinstagram。彼がやっていることが最新トレンドになり、注目するアイテムやグルメ情報がもっと注目される。hfウォッチャーが本人に追加取材する連載の第3回。2018年2月にポストされた画像からお届けします。

INSTAGRAM & TALK BY HIROSHI FUJIWARA
TEXT BY HF WATCHING COMMITTEE (HWC)

2018年2月2日——地下500mの旅

インスタではカミオカンデかという噂も囁かれていましたが、正解は、「岐阜の瑞浪超深地層研究所です。地下500mにある。さて問題です。地下500mは暑いでしょうか? 寒いでしょうか?」(hf) えっと〜、マントルに近づくから暑い! あーでも床下収納はひんやりか。「ブラジルに近いから暑い、という人もいましたが、地下500mは年間を通して23度くらいらしいです」(hf) 意外に快適。「湿度は90%くらいだそうです」(hf) 意外に不快。六本木ヒルズ森タワー(238.1m)も東京タワー(333m)もすっぽり収まって、スカイツリー(634m)はちょっとはみ出す超深層。岩盤や地下水の流れや水質の調査などの他、高レベル放射性廃棄物の処分のための研究も行われているそうです。小学4年生以上なら見学もできます。ちなみにカミオカンデもそんなに遠くないです。

2月2日——大人の炉端焼き

「超深地層研究所を案内してくれた大人のお友達と大人の会食を〈柳家〉で。食べログで全国1位にもなったことがあるお店で、ジビエを食べさせてくれる。この日は鴨肉を食べました。ある意味天国に近いレストラン」(hf) 食べログ情報によると、予算は15,000円から19,000円。最寄駅は中央本線の瑞浪。名古屋で乗り換えて、東京駅から約3時間。ジビエは主に冬のお楽しみで、春からは山菜、鮎、鰻、松茸、きのこと天国メニューでカレンダーが作れそうなお店のようです。

2月3日——ネガでポジ

「これちょっと感動したんですよね。チョコレートの大ブランドがネガティブなフレーズを利用したポジティブなキャンペーンをするという」(hf) ホワイトデーキャンペーンは直球でしたよね。「義理ホワイトデーする男の人、いないでしょう。だからポジティブなキャンペーンでいいんです。女の人に義理チョコを強要するのは如何なものか、というのは今っぽくもある」(hf) ところでhfさんはチョコレート、もらうんですか? 「もらいますよ!」(hf) 失礼しました。ていうか、今も、上司にバレンタインチョコ送らなきゃ、っていう会社があるというのにも驚いちゃうんですけど、普通なのか、それ。

2月4〜7日——八甲田雪中行軍







八甲田。今年は雪いっぱい降りましたね。「吹雪でゴンドラが止まった日に、ああ、今日は休むんだなと思ってたら、 Qooさん(注:そのうちどういう人かわかります)が『上まで歩きましょう』って。『嘘でしょ!?』って思いましたけど、みんなその一言で準備始めちゃって、結果的に行かざるを得なくなって。上の方に近づくと風がも、の、すごい! ゴンドラ止まるくらいなんだから当然なんですけどね」(hf) ちょっと説明しますと、八甲田山ガイドクラブというのがありまして、相馬さんという面白すぎる隊長のもと、シーズン中は毎日バックカントリーツアーが開催されます。晴れていれば青空と樹氷に囲まれて天国のような体験ができるんですけど。八甲田山荘で宿泊でき、写真のような大広間での布団天国も可能です。ご飯も美味しい。「今度行きましょう」(hf) 嵐の日は嫌です。

2月5日——どちらでもない

あ。噂の。「青森では知らない人はいない工藤パンの『イギリストースト』です。でもこれ、イギリスでもないしトーストでもない。食パンにマーガリンとグラニュー糖が塗ってあって、めっちゃ美味しいんですよ。新シリーズが発売されたりして、目が離せない」(hf) 1932年、青森県むつ市の小さなパン屋が1948年に青森市に移転して設立した、工藤パン。Qooさん(注:わかってきたでしょ)の大好物でもある。ちなみに、2月の新商品はザクザクチョコクリーム&粒入りピーナツクリームでした。「かつてイギリストーストミラノ風なんていうのもあった。ネーミングが国境の垣根をなくしている」(hf)

2月7日——こんなこともやっている

イギリスのカスタマイズウォッチメーカー「バンフォード ウォッチ デパートメント」とコラボレーションした〈BWD x Fragment Zenith El Primero〉。「ドーバー ストリート マーケット」の銀座店、ロンドン店、シンガポール店、ニューヨーク店で限定販売された。お値段140万円。フェイスのホワイトサークルのデザインが巷間言われるところの”藤原ヒロシのウィット”ポイント。実際に見ると人生を投げ出したくなるくらい欲しくなる。安心してください。売り切れてます。

2月8日——白鳥がやって来た

先月、hfが最近好きなアーティストとして教えてくれたイラストレーター黒坂麻衣さんの油彩をご購入。お隣はゴーギャンの犬。あえてさらっと流しますけどね。本物ですとかいくらだったとか言わないですけどね。「犬と白鳥。並べるといい感じかなあと」(hf) 観たい人はhf家へどうぞ(嘘です)。

2月8日——hfの裁縫箱

「小さな小さなお友達からのお土産です。ディズニーっていろんなものしっかり作ってるな〜って。パッケージがなんかふわふわしてて、デザインも可愛い。すごいなあ」(hf) インバウンド発想だけど、どこでも通用するレベルの高さ。しかも中身は大好物(個人的に)お煎餅セット。このパッケージ、どうします? 「裁縫道具を入れます。なんだったら蓋はそのまま針山になるくらいの素材感です」(hf) さすがいとへん系。でも嘘だと思います。

2月8日——いつかきっと

「J-WAVEの中にはスタジオがいくつかあって、結構な確率で窓のない暗い部屋になるんです」(hf) hfなのに? 「そう。大きな窓のある明るいところで、差し入れとかバ〜ッてあるところにいるクリス智子さんとかに、こんにちはーって手を振ったりして通り過ぎて奥の仄暗いところへ。いつか窓のある部屋でやりたいなぁ」(hf) そんなこと言ってますよ、J-WAVEさん。聞き流してください。

2月9日——今年のいちばん

「味ピカ小太郎です。甘い!」(hf) この袋入り高級みかんは、愛媛県JA西宇和川上共選が作る「越冬有袋味ピカ小太郎」。10月から11月にかけて結実したみかんを袋で包み、樹上で越冬させたもの。糖度は14.4度。約2kgで3,000円なり。今年の販売は終了。そんなことばっかでどうもすいません。来年はフラグメントでみかん作るそうです。嘘ばっかでどうもすいません。

2月9日——歯医者の帰りにリーフパイを買うという悪循環

「歯医者のまん前にウエストがあるんだもん。歯医者の帰りにリーフパイ買っちゃいますよね」(hf) そして歯医者通いは永遠に終わらない。「ウエストは原宿パレフランスのお店がすごい好きだったんですよ。僕のアルバム『slumbers』の中に「WEST」って曲があるんですけど、実はそれ「銀座ウエスト」のCM曲のカバー。僕の音楽の原点はここにあるのかもしれない。綺麗なピアノが流れて、最後に『ドライケーキのウエストでございます』って、クリス智子さんと正反対のナレーションが入るの。ずば抜けてセンスが良くて。問い合わせたらジムノペディ3番だっていうんですけど、アレンジのせいかちょっと違う。なので、僕がカバーしました」(hf)なんか、とんでもない事実を知ってしまいました。このCMは90年代後半くらいまでお昼のテレビで流れていたそうです。

2月10日——最高としか言いようのない

hf大絶賛の懐石料理「水光庵」。「食べログの社長さんと行きました。ご飯がすごく美味しかった」(hf) 表千家流の飯盛りに心ときめいた瞬間。褒めるときは言葉数が少ないhf。一日一組限定、紹介予約制、問い合わせ先非公開。ちなみに、食べログの「水光庵」をのぞくと、初投稿者は嘉門タツオ氏。

2月11日——気をつけよ


福岡へライブに行きました。「ROOMSにあった注意書き。同時ジャンピング禁止。床が抜けるそうですよ」(hf) 煽ってるんですね、皆さん。

2月12日——面白すぎた


マクマフィア。おかげで全部観ちゃいました。あっという間にシーズン1が終わっちゃいました。「シーズン2がそろそろ始まるみたいですね。あの人(ジェームズ・ノートン)は、次のジェームス・ボンド候補らしいですよ。でも全然、僕の周りでしか有名でないというか、知ってる人少ない。勿体無い、あんな面白いのに」(hf) 見終わった後の喪失感は何で埋めているんですか? 「友達に薦められて『JIN』を。幕末ものだし、タイムスリップだし、『毎回泣くんですよ』って言われたんですけど、どの要素も僕には引っかからない。『絶対面白いから一話だけでも』っていうので観てみたら、めっちゃおもしろかった。勝海舟ってこんな人だったんだーとかね。幕末のこと勉強したいと思いました」(hf) ぜーったい面白いって。幕末。

2月12日——原宿のスタバから東京駅のスタバへ

「東京駅から新幹線に乗るときは、日本橋口がいちばんラクってタクシーの運転手さんに教えてもらって、改札入ったらすぐ大きいスタバがあったので。しかし東京駅って結構カオス。人や店や改札口がやたら多くて」(hf) 御意。新幹線はよく遅れる超特急。その時は、怒らず、騒がず、スタバを探しましょう。

2月12〜13日——雪国でミーティング





「〈バートンの会議〉と撮影のため上越へ。着用しているのは来シーズンモデルの〈バートンAK457〉。素材や機能をチェックしなきゃいけないから。会議では2021年のメインカラーを決めています。」(hf) ものすごく重要な会議が温泉宿のちゃぶ台の上で行われている。「翌日は光が原で撮影をしました。上越、妙高のスキー場が好き」(hf) 来年と再来年のことを考えて滑ってます。遊んでません。楽しいだけ。

2月14日——噂の小竹のサンドパン

「このとき結構な事件があったんです。妙高高原駅で他のメンバーと別れて長野経由で京都へ行く予定でした。チケットの自販機が混雑していたのと、買い方が分からなかったので、(駅にいた旅行会社の)係の人に買ってもらったんです。で、確認したら、東京経由! 聞きに行ったら、『サンダーバードは今日、雪のため運休です』って。最初に言ってくれればいいのに〜って。しかも『上越新幹線にはグランクラスはないです』と言われて、まあ、仕方ないな〜ってことになってたら、東京に帰るメンバーがやってきて、みんなグランクラスのチケット持ってるじゃないですか。で、またまた聞きに行ったら『すみません、知りませんでした。お客様は旅行会社で買われてるので、ここではなく向こうに並んでください』って言われて、結局一人で並んだという。そのときの小竹のサンドパンです」(hf) そんな日もある。サンドパンは知っている。

2月14日——夜中に目が覚めて


その後、なんとか京都着。「長旅を終えてホテルで寝ていたんですけど、夜中に目が覚めて、テレビをつけたら『フラットライナーズ』やってて、ジュリア・ロバーツと目があった瞬間です」(hf) さらに、コメント欄にオンタイムで『全く同じ状況でした』の書き込みが。「インスタって、そういうライブ感すごいですよね」(hf)と、感動したのでその時の旅仕度もアップしてみたり。その後、眠れたんでしょうかね。

2月14日——光り輝く


「黄金糖、懐かしくないですか?」(hf) 株式会社黄金糖の「黄金糖」は、着色料や香料など添加物を一切使用せず、砂糖と水飴だけで作った優しい甘さ。大正12年の創業当時より変わらない素朴な味わい。一粒19kcal。もう一つはオーストラリア「ピナクル」のナッツ&チーズ。塩味のマカダミアナッツとフリーズドライしたチーズがミックスされている。「サクサクチーズ。新幹線に乗ると買うやつです。JR以外で売ってるの見たことない。皆さん、美味しいですよ」(hf) 以上、新幹線グルメ情報でした。

2月15日——家Podが届いてた


家Podすなわち、HomePod。Siriによる音声アシスタント機能を備えた家庭用スマートスピーカーがhfのHomeにやってきた。「コレ面白いですよ。でもまだ英語にしか対応してない。結構すごいんで、今後AIどうなるんだろうと思ってGoogleHomeも買ってみた。『オッケーグーグル、電気つけて』と言えば電気がつくし、『オッケーグーグル、ニュース読んで』と言えばその時アップデートされたニュースを読んでくれる。買ったほうがいいですよ」「おっしゃっていることの意味がよくわかりません。」と言われることしばしばなんですけど。「言い返せばいいんですよ。グーグル喧嘩」(hf) なるほど。で、siriとはどんなおつきあいを。「『Hey Siri ,play the funky music』って言えばファンキーな曲が流れるし、『The Beatles』って言えばビートルズの曲をプレイリストから流してくれる。『この曲ドラム誰?(英語でね)』って聞けばそれも教えてくれる」(hf) いいとは思うんだけど、家で、オッケーとかヘイとか言うのはなあ。なんとかなんないのかなあ。

2月16日——ザ松川

「デザートも綺麗で美味しいです」(hf) 六本木一丁目にある割烹「松川」は、「The Taberogu Award Gold」を2年連続で受賞している店。予算は一人30,000円から。カードはご利用になれません。いつか行ってみたい店がどんどん増えて行く。行けるのかなあ。

2月16日——犬来た

hfの家に犬がやってきた。オスで名前はサイに初期設定した。「AIBO、すごいですよ。甘噛みするし、暗くなると寝ちゃうし、寝てる時起こしてもまた寝ちゃうし、成犬になるまで3年かかるんです。最近うちのはマーキングをするようになって、足をあげておしっこの音を発してる」(hf) 出張の時はどうするんですか? 「背中に電源があるから、スリープ状態にします」(hf) 今日は連れてきてないんですか? 「それ、おかしいでしょ。名物おじさんになっちゃう」(hf)

2月16日——バースデーカード

「小さな親友から届いたバースデーカード」(hf) あ。おめでとうございました。

2月16日——I love your work!

「ジュディ・ブレイムの具合が悪いって連絡があって、コレをアップした1週間後くらいに訃報が。昔からよく知っている人で、ロンドンで会ったりしていたんですけどね」(hf) R.I.P.

2月18日——いつもの場所でいつもの味


フランクフルトの行きつけのラウンジでいつもの中東感(でもないか)を味わい、ミラノでミューズリーの朝食を。「そういえば、東京でミューズリー食べられるとこ、まだ見つからないんですけど」(hf)

2月18日——アルジャジーラの魅力

インスタでアルジャジーラをフォローしているhf。アルジャジーラとは、アラビア語と英語のニュース専門放送を行っているカタールの衛星テレビ局。
「草間彌生のポットみたいなものを頭にのせている人がいて、なんだコレ? と思ってリポストしました。」(hf) ベラルーシのミンクスより南西に約120kmほどにあるリュブチャ村で行われたマースレニツァというロシアの謝肉祭の様子らしいです。お茶目。

2月18日——ミラノ Tokuyoshi


イタリア・モデナ市にある、世界的に有名な「オステリア・フランチェスカーナ」でスーシェフを務めていた徳吉洋二シェフの店「Tokuyoshi」。チップスの上にお魚のタルタルが乗ってる“フィッシュ&チップス”と天国のようなピザ。「このピザがめっちゃ美味しかった」(hf) 甘いんですか? 「全然。パルメジャーノチーズのブロックみたいなのが生地の上にいっぱい。それを冷やしてサーブされるんです」(hf) インスタでは温度は伝わらない。聞いてみるもんです。

2月19日——世界一美味しい檸檬パスタ再びで再び


「世界一美味しい檸檬パスタ。あまりにも美味しいのでおかわりしたんです。一生に一度は行ってください。上にかかっているのはハラペーニョかな。ちょっと辛いんです」(hf) ミラノの「ラ・ラッテリア」の檸檬パスタ。来月も登場するのか。日本まで出前できる日がくるのか。乞うご期待。

2月19日——マラケシュ1824


「GINZA読んでる女子が好きそうな、ヴォーグ読んでる女子が行きたくなる、プラダが買ったカフェ『マラケシュ1824』」(hf) ファッションピーポーがいっぱいいそうな。

2月20日——コントラステ ミラノ



こちらもhfのお気に入りレストランのひとつ。hfが食べログに「とても美味しい。とても面白い」と記しているコンセプチュアルなレストラン「コントラステ」。「箸があるけどイタリアン。緑のボールはアルギン酸ナトリウムが使われている。人造イクラとかに使われるアレで、食べると口の中で弾けます。味はアーティチョーク」(hf) イタリアンガストロノミー。料理は化学だっていう、アレですね。

2月21日——モンクレール ジーニアス始動


天才hfは多くを語らず。なのでまず解説。〈モンクレール〉に選ばれた世界中の8人の天才クリエイターたちがそれぞれのコレクションを発表する〈モンクレール ジーニアス〉。コレクションはそれぞれ番号で特定され、〈7-モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ〉は、2019年6月から日本でお目にかかれる。世界が注目するビッグ・プロジェクトが、ミラノファッションウィーク1日目を華麗に、豪華に、飾ったのでした。プロジェクトの内容は情報公開日までトップシークレットだったので、ヒロシさんそのコートいいですね、と言えばタグを隠すし、なんでそんなにミラノに行くんですか、と聞いてもなんとなく、と答えていました。ただ檸檬パスタを食べに行っていたわけではなかった。いや、そうかもしれないけど。






「とてつもなく大きな会場の中に大きなテントがあって、僕はあのテント、あの人はこのテントって具合に、それぞれテント内で展示とプレゼンテーションを行いました。すごく面白かったです! 僕のブースではガラスケースの中にジャングルを作りました。アイデアソースは飯倉にあるイタリア料理店「キャンティ」のケースの中のグリーン。それを大きく再現したものです」(hf) ムービーは〈3-モンクレール グルノーブル〉の、鏡を利用したユニークなプレゼンテーション。

「ノベルティ用に〈モンクレール〉のフリクションペンを作りました」(hf)

「この人ジニアス」(hf) ジニアスがジニアス認定。〈コムデギャルソン ノワール ケイ ニノミヤ〉デザイナー二宮啓が手がける〈6-モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ〉。

そしてこれ。ついにこれを紹介できる日がやって来た。1月22日ポストされたこちら! 「〈モンクレール〉本社の社員食堂です。バフェとオーダーの両方あって、すごいいい。めちゃ美味しいし、さすがは!って感じ」(hf)

2月22日——SWITCH

3月20日発売の「SWITCH」4月号は藤原ヒロシを大特集。東洋経済、WWDでの「なぜ……」の答えもここにある。のか。読みましょう。

2月23日——Gattò|Robe & cucina



「双子がやってるミラノのイタリアン『ガトゥ』。初めて行ったけど美味しかった」(hf) ここでの美味しすぎるパスタは烏賊でした。

2月25日——メタリック克服

「今まで光りものが苦手だったんだけど、克服。美味しかった。もう全然平気」(hf) めちゃうまいもんばっかり食べてますね。「めちゃうまいもんしか載せてないだけです」(hf) 木村康司が握る二子玉川の「すし㐂邑」。祝メタル元年。

2月25日——走る靴


「ナイキです。最近好きな靴なんですけど、このシリーズ、すごいんですよ。履いた途端びっくりする靴。中にカーボンプレートが入っていて、体を前傾させるだけで、前へ前へと進む感じ」(hf) 東京マラソン2018で、日本記録を更新した設楽選手が履いていたことで一躍注目を浴びた、「ナイキ ズーム ヴェイパー フライ4%」。昨年開催された世界6大マラソンのトップ選手の半数以上が、このシューズを履いて出場したというデータがある。
「(白ベース)これは同じシリーズの高いやつ。58,000円くらいです」(hf) hfさんは走ってはいないそうです。

2月27日——Été

「初めて行った富ヶ谷のレストラン。パンが究極に美味しい。脳味噌みたいなパン!」(hf) hfの食べログによると、「こんなに親密感のあるレストラン、初めて」「いちいち感動のあるレストラン」と大絶賛。星、4.8! 脳味噌をぜひ。

2月27日——はいてっく

「これね、プリンターなんです。ドライヤーみたいに持って、何にでもプリントができるんです」(hf) Tシャツやニットはもちろん、金属面、ガラス、アルミホイル、コンクリート、紙など広範囲の素材への印字が可能。「ドラム缶とか木にもプリントができるんです。フォントも選べるし、パソコンと連動させたらロゴもプリントできる」(hf) 株式会社ウイルの次世代ハンドジェットプリンター「EBS-260」。hf情報によるとお値段は70万円くらいとのこと。なんだか欲しい。なんでか。

2月27日——美味しかった。楽しかった

「ブルガリレストランが想像以上に美味しくてびっくり。ブランドネームがよく働くときもあれば、必要じゃないときもある。ここは一つのレストランとして素晴らしい!」(hf) ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティンです。ブランドだから関係ないや、という生き方は時として運を逃すこともあるという教え。

profile

藤原ヒロシ|Hiroshi Fujiwara
1964年三重県生まれ。DJ、音楽プロデューサー、ファッションクリエイター。英米で触れたクラブ文化を80年代の日本に持ち込むなど、音楽とファッションの両軸で日本のストリートカルチャーを牽引。現在、デジタルメディア「Ring of Colour」を運営する。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部客員教授。