
酸味やスパイシーさが恋しくなる夏。六本木ヒルズの〈ニャーヴェトナム〉を、モデルの松田珠希さんが訪問しました。現地さながらのアジアンムード漂うお店で楽しむベトナム料理をご紹介。
PHOTO BY SHINNOSUKE YOSHIMORI
EDIT &TEXT BY RCKT/ROCKET COMPANY*
まるでベトナムにいるみたい
現地の味を六本木ヒルズで

カラフルなランタンがエスニックムードを盛り上げます。

東京タワーを臨む窓際のコーナー席。「夜景も素敵でしょうね」と松田さん。

〈ニャーヴェトナム〉で人気の春巻き3種。左/北部ハノイ もっちもち蒸し春巻き “バイン・クォン” 1本¥500(写真は2本)、右上/ハノイの揚げ春巻き¥1,200、右下/小海老と豚肉の生春巻き、ピーナッツ味噌ダレ1本¥500(写真は1本)

ベトナム北部では朝食によく食べられているという、米粉の生地を使った蒸し春巻き。ココナッツの風味漂う生地に、キクラゲや豚のミンチなどたくさんの具が入っています。甘酸っぱいタレでさっぱりと。
エスニック料理好きのモデル・松田珠希さんが訪れたのは、六本木ヒルズにこの春オープンした〈ニャーヴェトナム〉。ベトナム現地の雑貨に囲まれた店内で、アオザイ姿のスタッフが迎えてくれます。
「旅先での楽しみは、現地の食。国内外問わず、訪れた先で現地の人に情報をもらって食べ歩いています」という松田さん。エスニック料理も大好きで、自宅には調味料としてナンプラーが常備してあるそう。
「実は私、野菜がそんなに好きではないんです。ですが、エスニック料理なら美味しく感じてたくさん食べられます。何を食べようかという時に、和食の次にくるのがベトナム料理やタイ料理なんです」
ベトナム料理店もよく行くという松田さんが今回〈ニャーヴェトナム〉で初めて出会ったのが、ベトナム北部のハノイでよく食べられているという蒸し春巻き。「トゥルンとした食感でさっぱりしているから、どんどん食べたくなります。甘酸っぱいタレで夏にぴったり」。

レモングラスの茎の部分に豚肉を巻いてオーブンで焼き上げた、〈ニャーヴェトナム〉のシグネチャーメニューとも言える一品。豚肉のレモングラス巻き 1本¥500(2本から注文可、写真は4本)

ベトナム料理の代表、フォー。蒸し鶏のフォー・ガーやコク旨牛肉のフォー・ボーをはじめ、数種類から選べるフォーは〈ニャーヴェトナム〉でも大人気です。松田さんは「いろいろ魚介入りのフォー」をチョイス。

小海老、イカ、アサリが入った贅沢なフォー。優しい出汁の風味に、細切りの生姜がアクセントを添えます。いろいろ魚介入りのフォー ¥1,480

様々なバリエーションがあるベトナムのデザート「チェー」。〈ニャーヴェトナム〉の「チェー・カフェ・ズア」は、ベトナムコーヒーゼリーとココナッツプリンにタピオカココナッツミルクをかけたもの。甘すぎないので食後にぴったり。

濃いめに抽出したコーヒーに練乳を加えたベトナムコーヒーは現地の味。練乳入りベトナムコーヒー ¥580

ベトナムの風景をプリントした写真。色褪せた風合いもノスタルジック。

店内の要所要所に飾られた色鮮やかなベトナム雑貨が異国情緒を感じさせます。
続いて〈ニャーヴェトナム〉のシグネチャー、「豚肉のレモングラス巻き」を堪能。
「甘辛いタレで味付けされた豚肉の旨みと、レモングラスの爽やかな香りがすごく合いますね。スタッフの方におすすめしてもらったイタリア産の白ワインとも相性抜群でした」
ベトナム料理といえば、のフォーは魚介をチョイス。「出汁の風味に癒されます。海外で出汁の味が恋しくなった時も、ベトナム料理店に行くことが多いです」
テラスもありくつろいだ雰囲気の店内。カラフルなベトナム雑貨に囲まれて現地の食を堪能する。日常を忘れて楽しむのにぴったりの空間が、六本木ヒルズにはあります。
今回訪れたお店

ニャーヴェトナム恵比寿に本店を構えるベトナム料理の人気店〈ニャーヴェトナム〉が今年、六本木ヒルズのヒルサイド B1Fにオープン。今回紹介したアラカルトの他、たくさんの種類が少しずつ食べられるお一人様向けのセットメニューやお得な平日ランチセットも。お会計はキャッシュレスのみ対応です。
他にもおすすめ、六本木ヒルズのエスニック料理
屋台が並ぶタイの路上をイメージした店内で
本場仕込みの味を堪能


クルン・サイアムタイの名門ホテルなどで腕を磨いたシェフによる本格的な味を気軽な雰囲気で味わえるとあって、賑わいを見せるタイ料理店。写真の「夏ガパオ(¥1,480)」は、定番人気のガパオライスにゴーヤを使用した夏限定メニュー(9月末まで)。辛さの度合いも様々なメニューが並び、辛いものが好きな人も苦手な人も楽しめます。全品テイクアウト可能。
スパイス香る本格インド料理を
スタイリッシュな空間で味わう


インド料理 ディヤモダンアートが飾られたスタイリッシュな雰囲気の中、伝統的なレシピに現代のエッセンスを加え、洗練されたインド料理を味わえるダイニング。写真の「チキンティッカマサラ(¥1,680)」は、スパイスが効いたトマトベースのソースにタンドール窯で焼いた骨なしチキンを入れて煮込んだカレー。ワインとともにゆったり味わうのもおすすめです。

松田珠希|Tamaki Matsuda
1985年生まれ。端正な顔立ちと気品ある佇まいを生かし、ビューティーモデルとして数多くの広告に出演。現在は「ecrat」「婦人画報」「GLOW」などラグジュアリーなファッション誌を中心に活躍。洗練された雰囲気と確かな存在感で、業界内外から高い評価を受けている。
※2025年8月現在の情報です。
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