HAVING SPECIAL “WAGYU” MENU

和牛の二人も参戦 六本木ヒルズの和牛祭

この秋、六本木ヒルズではA5ランクの和牛を使った特別メニューが食べられるというなんとも贅沢なイベント、「和牛祭」が開催されます。10月14日からの開催を前に、一足早くお笑いコンビ・和牛の二人がリポートしてくれました。

PHOTO BY KENTARO KASE
STYLING BY TOMOHIRO GOUYAMA, AKANE SASAKI
EDIT & TEXT BY RCKT/ROCKET COMPANY*

厳選された国産食材を使った
極上の和牛天重、いただきます

「六本木ヒルズは、アリーナがM-1グランプリの敗者復活戦の会場になっていて思い出の場所」という和牛の川西さん(写真右)と水田さん(写真左)

10月16日は「国消国産(こくしょうこくさん)の日」。同日の世界食料デーにちなんでJAグループが制定したこの日を含む、10月14日(金)~11月6日(日)に開催される和牛祭のために用意した特別メニューを和牛の二人がいち早く体験しました。訪れたのは、六本木ヒルズウェストウォーク5Fに居を構える天麩羅の名店〈天蒼々〉。目の前で揚げたA5ランクの和牛ヒレを使った、和牛祭でしか味わえない天麩羅重です。

A5ランクの和牛、しかも一頭の牛からわずかしか取れないヒレの部位を贅沢に使用します。

上品な和牛ヒレ肉の旨味を逃さないよう、二度揚げ。天麩羅専門店ならではの絶妙な火入れを間近に見られます。卵を使わない軽やかな衣はヒレ肉にぴったり。

付け合わせのエシャロットの天麩羅。刻んで、お米の上に敷き詰めると絶妙なコンビネーションに。

柔らかく軽やかなA5ランク和牛ヒレの天麩羅を、上品な甘みのお米「つや姫」にのせた一皿。店自慢の特製ダレに、刻んだエシャロットの天麩羅と芽ネギがアクセントになっています。別添えの塩・ホースラディッシュ・山椒味噌はお好みで。A5ランク和牛ヒレ天麩羅重¥6,380 / 一日5食限定 / 前日までに要予約 / 提供時間 11:00~L.0.14:00、17:00~L.O.21:30(天蒼々/六本木ヒルズ ウェストウォーク 5F) ※店定休:10/20・27、11/2

香ばしい油の香りに包まれて、「いただきます~」

赤身肉が好きだという川西さん。「ヒレの天麩羅、赤身具合がちょうどいいですね。天麩羅にしても脂っぽかったり硬くなったりしないのがすごい。柔らかくて、美味しいです」

「そこに和牛があったら、いつまでも食べてられます」という水田さん。ヒレ天麩羅重を食べて「もっと早く出会いたかったですね。できれば離乳食よりも早く……」と水田さんらしいコメント。

今回の和牛祭が掲げる「国消国産」という言葉、「“国” 民が必要として “消” 費する食料は、できるだけ その “国” で生 “産” する」という意味で、JAが提起しています。数ある国産食材のなかで和牛をメインとして「和牛祭」が生まれたのは、子供から大人まで誰もが美味しく食べられる「和牛」という食材のポテンシャルからでした。

翻ってお笑いコンビ・和牛も、やはりその大人から子供までに知られる認知度から命名したといいます。「和牛という名前を検索したら自分たちが先に出てくるようになろう、と名付けました。和牛はいわば、超えるべき目標なんです」(水田さん)

そんな和牛を引き立てるお米や野菜などの食材も、今回の和牛祭では国産にこだわり「国消国産」を目指しています。

「“国消国産” っていいことやと思います。大切に作って、大切に食べる。食品ロスも減る。もっと広く言ったら、国で消費するだけじゃなくて、外国の人にも食べてもらいたいですね。ゆくゆくは地球消地球産で平和になったらいいなあ、と」(川西さん)

今回紹介した〈天蒼々〉はじめ、和牛祭のために用意されたメニューを味わえるという特別なこの期間。日本の農家が丹精込めて育てた和牛をぜひ六本木ヒルズで味わってみてください。

和牛のお二人からメッセージ

「和牛、食べたら絶対美味しいのに“いつ食べる?”って迷うとこやと思うんで、和牛祭をきっかけに食べに来てくれたらいいですね」——川西さん
 
「おなかと背中がくっつくくらいお腹すかして来たほうがいいなあと思います。美味しすぎてたくさん食べて、おなかいっぱいになっちゃうんで」——水田さん

ほかにもおすすめ、和牛祭特別メニュー

栗とトリュフが芳醇な牛テールの旨味を引き立てる

牛テールを野菜とともに8時間煮たスープで旬の栗と大粒のお米「雪若丸」を炊き上げ、旨味とコラーゲンを凝縮したリゾット。削りかけたトリュフの芳醇な香りがアクセント役に。牛テールのクリームリゾット 栗とトリュフと共に¥1,980 / 一日10食限定 / 提供時間 17:00~L.O.22:00(毛利 サルヴァトーレ クオモ/六本木ヒルズ ヒルサイド B2F

火入れと味付けで変化する3種の炙り寿司を食べ比べ

右から塩、煮詰め醬油とわさびに隠し薬味の葱、穴子のつめで味わう3種の炙り寿司。火入れの具合も変えているので、それぞれ違った和牛の食感が楽しめます。右から順番に食べ進めると、食感や味わいの違いがより鮮明に。和牛サーロイン炙り寿司3種味くらべ¥2,000 / 一日10食限定 / 提供時間 17:30〜L.O.21:00(ぴんとこな/六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ B2F

牛テールの上品な旨味が凝縮されたソルロンタン

牛の肉・骨を長時間煮込んで作る、韓国の伝統的なスープ「ソルロンタン」を和牛のほほ肉で仕立てた贅沢な一品。ソルロンタン¥1,800(ディナーのみサービス料10%別)、ランチはナムル盛り合わせとご飯をセットにして提供 / テイクアウト可 / 一日10食限定 / 提供時間 11:00~L.O.14:30(土日祝15:00)、17:00~L.O.22:00(KOREAN BBQ 水剌間/六本木ヒルズ ウェストウォーク 5F

六本木ヒルズ × JAグループ 和牛祭
10月14日(金)〜 11月6日(日)

日本の農家が丹精込めて育てたA5ランクの和牛で作る「国消国産」特別メニューを味わえる「和牛祭」。農林水産省の「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の趣旨に賛同した六本木ヒルズがJAグループと連携し開催するもので、和牛の旨みをダイレクトに味わえる限定メニューや希少部位を使用した珠玉の一皿など13品が登場します。

こちらもチェック!

食から日本を考える。ニッポンフードシフト
持続的な食料の確保が世界的な共通課題となる中で、これからの日本の、自分たちの食を確かなものとしていくために、消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々が一体となって、考え、議論し、行動する国民運動です。

国消国産 —こくしょうこくさん—
「“国”民が必要として“消”費する食料は、できるだけその“国”で生“産”する」というJA独自の提起。消費者が「食」と「農」を取り巻く実態に理解を深め、日頃から国産の農畜産物を選ぶという行動変容を目指しています。10月16日は「世界食料デー」に合わせ、「国消国産の日」に制定されています。


和牛|WAGYU 水田信二と川西賢志郎が2006年に結成したお笑いコンビ。漫才のネタには定評があり、「第44回NHK上方漫才コンテスト」優勝、「M-1グランプリ2016・2017・2018」準優勝の経歴を持つ。著書に『cookpadLive公式レシピ 和牛キッチン 川西シェフ・助手水田』(ヨシモトブックス)『和牛の一歩ずつ、一歩ずつ。』(KADOKAWA)がある。

※2022年10月現在の情報となります。
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