世界のトップショコラティエのひとりである、ジャン=ポール・エヴァン。クリエイション30年目となる2017-18年の新作コレクションが発表された。テーマは「Années Trente -アネ トラント(30年代)-」。アールデコやその時代を代表する画家をモチーフにしたビュッシュ、マカロン、ボンボン ショコラが登場した。
TEXT&PHOTO BY HILLSLIFE.JP
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ジャン=ポール・エヴァンのグラン クラシック
1988年にパリに初めての店舗をオープンしたジャン=ポール・エヴァン氏。現在では、世界屈指のショコラティエのひとりとして、日本でも高い人気を誇っている。新作では、記念すべき30周年をノスタルジックに振り返るのではなく、「グラン クラシック(偉大な古典)」として力強いクリエイションに昇華した。
発表されたのは「ビュッシュ オクロック」「ビュッシュ ジェオメトリック」「ビュッシュギャッツビー」という3種のビュッシュ。1930年代の創造性、ダイナミズム、新しさへの欲求を、ビュッシュのデザインや味わいで表現した。そして、1930年代の絵画を思わせるボンボン ショコラとマカロンが登場。ブナの木でスモークしたキューバ産カカオのガナッシュは、ワインやシャンパン、ウイスキーにもぴったりなので、パーティの手土産や、男性へのプレゼントにもうってつけの一品。さらにこれに加え、1930年代の登山やウィンタースポーツをイメージした「ビュッシュ サン ジェルヴェ」、星をモチーフにした「ビュッシュ スペクタキュラー」もラインナップする。
この新作コレクションは、11月より表参道ヒルズ店をはじめ各店舗およびオンラインブティックで展開予定。ホリデーシーズンには、きらびやかに華やぐ表参道ヒルズでプレゼントを選び、ジャン=ポール・エヴァンのブティックに併設された「バー ア ショコラ」で、ショコラとドリンクのマリアージュで一息つくのおすすめだ。もちろん、ビュッシュ ドゥ ノエルはお早めにチェックを。
ジャン=ポール・エヴァン|Jean-Paul Hévin
国際コンクール優勝や、フランス国家最優秀職人章(MOF)など、数々の栄誉に輝く世界トップクラスのショコラティエ。素材や味へのこだわり、独創的で遊び心あふれる感性、確かな技術から生まれるチョコレートは芸術と称される。宝石のようなボンボン ショコラが並ぶ「カーヴ ア ショコラ」はつねにショコラに最適な19℃に保たれ、「バー ア ショコラ」ではドリンクとのマリアージュを楽しむことができる。
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