
家の中で過ごす時間が多くなった今年の春。どうせなら、季節の花を食卓に取り入れて、心も明るく過ごしたいもの。3つのフラワーショップの花と素敵な食器を合わせた、デイリーシーンのテーブルセッティングをご紹介します。
PHOTO BY AYA KAWACHI
Styling by Masumi Sasaki
text by Miho Matsuda
ピンクのグラデーションで大人のランチ

ベルローズ(ピンクと黄緑のバラ)1本¥800、モナリザ(オレンジ色のバラ)1本¥800、ユーカリ 1本¥300〜¥500(すべてアフリカローズ&フラワーズ/六本木ヒルズ ヒルサイドB2F)
ピンクとイエローグリーンのグラデーションが可憐な大輪のバラ「ベルローズ」と、オレンジ色の「モナリザ」などミックスして、カジュアルにバラを楽しみましょう。ランチョンマットにも同系のピンク、クラフト感のある器とモダンな花器というニュアンスが異なる白をシンプルに組み合わせて、甘すぎない大人のデーブルコーディネイトを。
桜満開。和モダンなアフタヌーンティー

アルストロメリア 1本¥500、桜 1本¥450(ディリジェンスパーラー/表参道ヒルズ 本館B1F) ※入荷時期によって価格の変更あり
日本を代表する桜は、蕾の頃に購入して、少しずつ開花して、最後に散るまで長く楽しめます。香りが少なく、食卓をじゃましないアルストロメリアには、陶芸家・吉田直嗣の黒の花器を合わせました。鉄瓶やお膳など、和を感じさせる落ち着いたトーンのティーセットで、花との調和を楽しんでみては。
ニュアンスカラーを楽しむディナーのひととき

チューリップ 1本¥400、ラナンキュラス 1本¥500、タラスピオファリム 1本¥300(すべてニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン/エストネーション/六本木ヒルズ ヒルサイド2F)
デンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン」のフラワーベースに、「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン」のふんわりした春のブーケを飾って。白やグリーンの花に合わせるディナーセットは、春らしい淡いグリーンやグレーの器を基調に、ブライトグリーンのクロスをチョイス。春の息吹を感じさせる爽やかなダイニングです。
テーブルに花を取り入れて、いろどり豊かな毎日を。気持ちも晴れやかに、一度きりの2020年の春を楽しみましょう。
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