もうすぐバレンタインデー。特別な人の他にも、職場の同僚や部下、お世話になっている人、大切な友達にも、気軽にギフトを贈って、笑顔があふれる1日にしてみては。そんな贈り物のアイデアを、ギフトコンシェルジュの真野知子さんにコツを教えていただきました。
TEXT BY tomoko mano
PHOTO BY TOMO ISHIWATARI
シチュエーション別! バレンタインギフトの選び方
❶ 同僚&部下には、遊び心をたっぷりと
普段はなかなか形にできない感謝の気持ちを物を介して伝えるチャンス。親しき中にも礼儀あり。でも、あまり重く受け取られない程度に、遊び心のある物を選ぶのがよりスマートな贈り方。
職場の同僚でも部下でも楽しんでもらえる、そんなひと品や、笑顔がこぼれるデザインの物が、さらっと受け取れるカジュアルさもポイント。
❷ 目上の方には、ブランドの風格を添えて
仕事でもプライベートでも、何かとお世話になっている方がいるはず。普段は感謝の気持ちを伝えきれていない。そんな方にも気持ちを託せる機会があるのがバレンタインです。この機会にさらっと素敵な贈り方ができると思います。
男性は「ショコラティエ」といっても、あまりピンとこない。そんな方、少なくありません。それよりも、どちらかといえば、誰もが知っている分かりやすいブランドの物の方が、その価値が伝わるはず。女性らしいデザインよりも、相手が受取やすいようなシンプルでスタイリッシュなデザインがおすすめです。
高級メゾンや老舗、名店の看板は、一目瞭然でその価値が分かる物。高級チョコレートを自分で買うという男性はそんなに多くいないはず。ましてやハイブランドとなればなおさら。なんていったって、その価値がわかりやすい。紳士な方にも、ワイルドな方にも高級メゾンや老舗の風格は動じません。
❸ 友達には“おいしい&かわいい”サンクスギフト
自分へのご褒美に高級チョコレートを楽しんだり、女性同士で贈り合う。そんなふうに変わりつつあります。この季節にしか味わえない、そしてお目にかかれない。そんな期間限定の小さな宝石たち。たった一粒でも胸が高鳴る、そんな特別な存在。それに限定パッケージの可愛さも魅力だったりしますよね。女性に贈るのなら “おいしい&かわいい”がポイント。アレもコレも欲しいけど、ひとりでは買いきれないし、食べきれない。皆でわいわい言いながら、甘いものを食べてストレス解消する。それも女性に生まれてきた醍醐味だったりします。思わず童心に戻る、苦い思い出も笑って話せる、やさしい甘さのひとときを。
家族も同僚も恋人も!
みんながハッピーになるバレンタインデーギフトのコツ
大人になるに連れて新しい価値観が芽生えたバレンタインというイベント。以前は女性から男性へ愛の告白をするイベントでしたが、今は自分へのご褒美に高級チョコレートを楽しんだり、女性同士で話題のチョコレートや珍しいひと品を贈り合う、男性から女性へお花を贈る(これはまだまだ稀なケース)。そんなふうに変わりつつもあります。仕事も恋愛も苦い思いをすることだってある。せめて甘い物でも食べてストレス解消したい! 誰かの優しさの一粒に癒されたい! そんなふうに思っている男性、女性たくさんいるのではないでしょうか。
お返しに困るからもらいたくないという男性もいるようですが、本命でなくても、義理という名の通り、普段の礼をつくす意味も込めて、相手の負担にならない程度のものを、さらっと贈ってみるのも女性ならではの気配り。お中元やお歳暮など堅苦しい贈り物は苦手で……という方は、バレンタインはスマートに感謝の気持ちを伝える機会にもなります。贈るものは、食べたり、飲んだりしたら消えてしまうものや日常の消耗品程度がちょうどよいと思います。
「いつもは甘いものはそんなに食べないけれど、たまには食べたいし、イベントだからアリ」という方もいますよ。話題になっているメゾンや、人気の高いパティシエの物なら、男性でも「聞いたことある!」や、「一度は食べてみたかった!」なんてこともあるはず。さらに印象に残るものを贈るのが技の見せどころ。たとえば、ちょっとヒネリを利かせて、チョコレート以外の日常使いの物だって「バレンタインなので」と一言添えると、とたんにそれはバレンタインの贈り物になります。
クスッと笑える雑貨や、普段使いできる日常の実用品など、ちょっとした身だしなみアイテムをチョコレートにプラスして贈れば、いつもより印象深く記憶に残るバレンタインギフトになります。仕事でもプライベートでも使える。そんな気の利いたグッズなら、気負わず使えて心遣いも感じられるはず。
真野知子|Tomoko Mano
ギフトコンシェルジュ。手土産からシーズナルギフト、引出物、記念品まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。女性誌などの連載やメディアへの出演、モノやコトをセレクトするということを軸に商品企画、プロデュース、選考委員など多方面で活動。TBS『マツコの知らない世界〜人と差がつく手土産の世界〜』に出演。著書に『大切な日のためのギフトマニュアル』(マーブルブックス)。『The New York Times Style Magazine日本版』『an・an』『The PROFESSIONAL WEDDING』にて連載中。










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