Anti-UV, Anti-Pollution

花粉やPM2.5、ブルーライト対策まで! マルチプロテクションコスメに注目

花粉がピークを迎えたかと思うと、黄砂やPM2.5が飛来してくるこの季節。肌が異物にさらされて、ピリピリ感じている人も多いのでは? 「紫外線」をカットするだけでなく「大気汚染物質」や「ブルーライト」などの老化ファクターからも肌をガードする、話題のマルチプロテクションコスメをご紹介。

TEXT BY NAHO SASAKI
PHOTO BY JOHN CHAN

クレ・ド・ポー ボーテ SPF50+・PA++++のハイプロテクションで、エイジングケア成分まで配合した大人肌に嬉しい最高峰スペックのUVケア。大気中のチリやほこりからも肌を守り、ナチュラルな肌色でくすみや色ムラもカバーするトーンアップ効果も。なめらかなクリームのような軽い塗り心地も上質そのもの。クレームタンUV SPF50+・PA++++ 30ml 全4色 ¥8,000(税込¥8,400)(クレ・ド・ポー ボーテ/表参道ヒルズ 本館1F

シュウ ウエムラ ウォーターレジスタント効果を持ちながら、みずみずしいテクスチャーで潤いをキープし、シワの原因にもなるロングUVAをしっかりブロック。紫外線のハイシーズンにこそデイリーに使いたい1本。シュウ ウエムラには、大気汚染物質までオフする次世代クレンジングオイルも発売されているので併せてチェックしたい。ブランクロマ クロマ4 UV プロテクター SPF50・PA++++ 40ml ¥5,000(税込¥5,400)(シュウ ウエムラ/表参道ヒルズ 西館1F

ナチュラグラッセ UVA・UVBの紫外線だけでなく、肌に悪影響を与える近赤外線やブルーライトからも肌をプロテクト。酸化チタンの紫外線散乱効果と、植物エキスの保湿力で肌を守る100%天然由来原料のUVベース。石けんでオフできる手軽さも魅力的。UVプロテクションベース SPF50+・PA+++ 30ml ¥3,200(税込¥3,456)(コスメキッチン ビューティー/表参道ヒルズ 本館B2F

アムリターラ 肌への最上級のやさしさを追求するオーガニックブランド「アムリターラ」。こだわったのは、防御時の光活性が少ない「セリウム」。紫外線だけでなくブルーライトからも肌をガードする天然美容ミネラルだ。紫外線防御作用のあるクロヨナ種子油を配合したクリームタイプ、ボディやお風呂上がりにも便利なパウダータイプの2種が発売に。甘夏とローズマリーの爽やかな香り。(左)オールライト サンスクリーン クリーム SPF18・PA+ 40g ¥3,800(税込¥4,104)〈4月23日(月)発売〉(右)同 パウダー SPF38・PA+++ 10g ¥4,300(税込¥4,644)(コスメキッチン ビューティー/表参道ヒルズ 本館B2F

アンプルール 女性誌でも支持の高い「ウォブクリニック中目黒」の女性院長がプロデュース。女性ドクターならではの視点から、機能性と使い心地のよさを両立。メイク下地としても優秀でありながら、UVA・UVBの紫外線やブルーライト、大気汚染によるDNA損傷などから肌をプロテクト。あらゆる老化リスクにさよならできる。ラグジュアリーホワイト WプロテクトUVプラス SPF50+・PA++++ 30g ¥4,200(税込¥4,536)(エストネーション/六本木ヒルズ ヒルサイド1F&2F

シンプリス 飲み続けることで体内から紫外線に強くなる、“飲む”日焼け止め。強い日差しから守る植物由来のカロテノイドやポリフェノールを配合したサプリメントは、1日1袋で24時間徹底ガード。”塗る“日焼け止めと併用すれば、長時間アウトドアでも心配なし! UV ディフェンス プロ 20袋入り ¥7,200(税込¥7,776)(エストネーション/六本木ヒルズ ヒルサイド1F&2F

春はUVも大気汚染もひどくなる!

今、UVケアアイテムのトレンドはズバリ“マルチプロテクション化”。紫外線のみならず、花粉やPM2.5、 大気汚染、ブルーライトなど、肌にダメージを与えるあらゆる光線や環境汚染をブロックするハイスペックなものが多く発売されているのだ。

皮膚老化の80%は紫外線による光老化が原因といわれるが、紫外線のピークは5月から8月。春になると高SPF値のUVカットアイテムに切り替える人も多いだろう。でも、降り注いでいるのは紫外線だけではない。

3月といえばスギ花粉のピーク。さらにはPM2.5も冬から春にかけて濃度は上昇する傾向にあり、かと思うと、5月には黄砂の飛来量がピークに。こうした環境起因物質は、どれも肌にとっては“異物”。肌機能の低下リスクを高めたり活性酸素を発生させる、エイジングストレスの元といわれているのだ。美容業界でもここ数年、「アンチポリューション」は注目キーワードになっている。

美肌を損なう「スマホ焼け」にもご注意!

さらに盲点なのが、ブルーライト。スマホやモニターから発せられるブルーライトは、肌の真皮層にまで届いて、コラーゲンやエラスチンを破壊すると言われている。毎日の「スマホ焼け」から、肌を守る機能をもつプロテクターコスメも続々登場。

ハイスペックな日焼け止めを塗ることが、最大のアンチエイジングになる時代。肌を環境ダメージからガードする“肌守り”の1本を見つけて、爽やかな季節の外出のお供にしよう。