かわいいクリスマスツリー型のシュトーレンは、サイズもかわいい手のひらにのる大きさ。小麦粉を使わないグルテンフリー生地は、シナモンやカルダモンなど5種類のスパイスで香りづけされ、ラム酒に漬けたイチジクやレーズン、アーモンドとクルミ入り。ヴィーガン対応なので外側を覆うアイシングには甜菜糖が使われている。和栗の渋皮煮を入れた「クリスマスシュトーレン」(17㎝×7㎝×高さ5㎝)¥4,320もあり、迷ってしまいそうだ。(麻布台ヒルズ/ガーデンプラザ A 2F)
ビーントゥバーチョコレートショップのシュトーレンの主役はもちろんチョコレートだ。スパイスが特徴のシュトーレンだが、こちらではスパイスは入れず、生地とマジパンにはフローラル系の香りを持つ「SAVORY」チョコレートを使い、さらにバニラのような甘いスパイスを感じさせるガーナ産カカオ豆のオリジナルチョコレートを加えることで香り高く仕上げている。お薦めの食べ方は、ラベンダーはちみつとの組み合わせ。フローラルなチョコレートの香りがさらに濃密になるそう。(麻布台ヒルズ/ガーデンプラザ A 2F)
「ジャヌ東京」1階にある『ジャヌ パティスリー』のシュトーレンは、メープル香るこの時季だけの一品。メープルスイーツコンテストで優勝した経歴を持つペストリーシェフの野口ゆきえさんは、メープルシロップとシナモンで漬け込んだクルミや、レーズン、クランベリー、アプリコット、イチジクを生地に練り込んでいる。生地に包まれたマジパンとメープルの優しい甘みに、バターとラム酒の風味が合わさってこっくりとした味わいだ。動物性由来の食材を使わない「ヴィーガンシュトーレン」¥4,000(2個入り)も「ジャヌ 東京」ならでは。ドライフルーツと共に生地に練り込まれた大納言小豆と、和三盆のコーティングで“和”を感じるお菓子に仕上げられている。(麻布台ヒルズ/レジデンス A 1F)
麻布台ヒルズに2024年10月にオープンしたフランスを代表するパティスリー『ルノートル』では、パンというよりしっとりとしたパウンドケーキに近いシュトーレンに出合える。小麦粉を使わない無発酵の生地を焼き上げ、澄ましバターに漬け込まれている。日本限定品だという爽やかな香りが漂う生地には擦り下ろしたレモンゼスト、レーズン、オレンジピール、グレープフルーツピール、柚子ピール、アーモンドスライスが練り込まれている。(麻布台ヒルズ/レジデンス A 1F)
ニューヨーク発祥のベーカリーならではのシュトーレンは、チョコレートブラウニー入り。シナモンがふんわり香るドライフルーツとナッツたっぷりの生地の中からは、濃厚なブラウニーが顔を出す。ジューシーな酸味と濃厚な甘みはアルコールとの相性も抜群。赤ワインはもちろん、ウイスキーにも合いそうだ。オリジナルボックスに入れてくれるのでギフトにもぴったり。『THE CITY BAKERY』赤坂アークヒルズ店でも販売される。(新虎通りCORE 1F)
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