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餃子は、皮と野菜、お肉が織りなす“完全栄養食”

パリッとした皮、もっちりした皮に、吟味された豚肉や牛タンのひき肉、キャベツ、白菜、玉ネギ、セロリ、パクチー、ニラなどの野菜を包んで、焼き餃子に水餃子に——。そう、餃子とは、炭水化物、肉、様々な野菜と、食材の全てが詰め込まれた“完全栄養食”なのです。

PHOTO BY CHISATO NOGUCHI (NDPP.)
EDIT& TEXT BY TM EVOLUTION.INC

❶ 餃子居酒屋「虎ノ門 PAIRON」——肉厚の皮が肉汁を閉じ込める手包餃子

「白龍餃子 焼き4個」¥528。香辛料として中国に古くから伝わる桂皮(シナモン)を餡に加え、さらにコラーゲンゼリーを練り込んだスペシャルな餃子。ラー油を控えめにすると、ふんわりとした香りを楽しめる。

「セロリ餃子蒸し4個¥528。セロリはカリウムが豊富。身体から水分や塩分を排出するデトックス効果があり、同時にビタミンや食物繊維も含まれ、美肌効果も期待できる。

蒸し立て、モチモチの「セロリ餃子」は、セロリがたっぷりでリピーターも多い。マヨネーズをつけるのもオススメ。

「レッドドラゴン焼き4個」¥572。一味入でかなり辛め! パンチの効いた餃子だ。辛いものフリークにはたまらない一品。

「皮と餡でほぼ全て30g」これはまさに職人技。「でもよく見ると包み手の癖が出て意外と不揃いなんですよ(笑)」と店主。

店主がレシピ開発時に様々な厚さの皮を試し、辿り着いたものは肉厚でまるで小籠包のようなイメージ。旨味を閉じ込めるように開発した皮は焼き餃子はもちろん、蒸し餃子、水餃子でもモチモチの仕上がりで、約20種類のラインナップとなっている。

このもっちりとした皮に閉じ込められた肉汁と餡が、食べた時にジューシーさを生み出している。熱々なため、レンゲに乗せて肉汁も逃さず食べるのがおすすめだ。またトッピングとして「白髪ねぎ・パクチー・針しょうが・おろしにんにく」(各¥50)もあり、色々な組み合わせで楽しむのも楽しい。

『PAIRON』ではモチモチの皮の賞味期限を15分としており、店で出来立てをいただくのが一番。したがってテイクアウトの場合は、冷凍をオススメしている。業務用では無いので、冷凍でも家庭で美味しく出来上がるそうだ。国産の豚、国産小麦粉を使用しており、こちらも安心である。どこまでも餃子愛の詰まった『PAIRON』で、お気に入りの餃子を見つけるのも楽しいのでは!

餃子居酒屋「虎ノ門 PAIRON」 住所=東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー3F 虎ノ門横丁 電話=03-6206-1311 営業時間=11:30〜22:00(L.O.21:30) 定休日=施設に準ずる ※交通系IC、QRコード決済、各種クレジットカード利用可
 
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❷ 大連餃子基地「DALIAN」——点心師が皮から手作りする出来立て餃子

「大連水餃子」7個¥726。中国では水餃子の方がスタンダード。モチモチの食感で人気の品。タレを付けなくても良いほど美味しいが、香醋とスリゴマで味に変化をつけるもお勧め。

「大連焼餃子」7個¥726。肉汁が飛び出すほどジューシーな豚肉とニラ入りのスタンダードな焼き餃子。匂いを気にしなくて済むように敢えてニラは少なめ。パリパリ羽根の食感も楽しい。お勧めの付けタレはさっぱりとした刺激がクセになるお酢と胡椒。

「パクチー焼き餃子」5個¥638。パクチーとニラ、豚肉入りの餡でパクチー好きに大人気の品。パクチーにはデトックス効果もある。

厨房で作りたての餃子を出来立てで提供。熱々の肉汁、パリパリの羽の食感を堪能できる。

餃子発祥の地『大連』に関する写真などが飾られ、餃子愛に溢れている。

餃子発祥の地、大連(DALIAN)を店名にした同店では、点心師が厨房で餃子を皮から手作りで包んでいる。タピオカ粉など数種類の粉を独自に配合した特製ブレンドの粉は、気候や湿度で水分量を調節しその時に最適な配合になっていて、焼くと表面がカリッと、茹でるとモチモチの食感になっている。餃子と好相性の厳選した鹿児島県産黒豚と、豚骨から時間をかけてじっくり煮込んだスープをふんだんに練り込んだニンニク無しの餡は肉汁たっぷり。作りたてだからこそ出せるジューシーな仕上がりだ。。鹿児島県産の黒豚はタンパク質・ビタミンB1などに加えオレイン酸が豊富。さらには体内の悪玉コレステロールを下げる効果もあり、疲労回復にもいいと言われている。酢や香醋をつけることにより腸内の善玉菌を増やせて健康的だ。

単品メニューも多数あり、餃子以外にも気軽に本場の味が楽しめる。点心師が厨房で一つひとつ丁寧に仕上げた、作り立ての餃子を是非!

大連餃子基地「DALIAN」 住所=東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズ サウスタワーB1F 電話=03-5544-9995 営業時間=11:00〜15:00(L.O.14 : 30)/17:00〜22:00(L.O.21:00) 定休日=施設に準ずる ※電子マネー、各種クレジットカード利用可

❸ 中国料理「ゴールデンタイガー」——肉と野菜、たっぷり餡の詰まった餃子を是非

「ぷっくり焼き餃子」4個¥440/6個¥660。厨房で点心師が手作りしており皮はパリッと、具は柔らかく、野菜などの餡がたっぷり。ニンニクを使用しておらず、下味をしっかり付けている。

ひき肉、キャベツ、にら、玉ネギ、すりおろし生姜などの餡がしっかり詰まった「ぷっくり焼き餃子」は箸で持ち上げるとズシッと存在感がある。お好みで酢、ラー油、醤油をつけて。

「手打ち四種餃子」各種4個¥594/8個¥1,188(各2個ずつ)。左から、豚にら・えび・鷄つくね・牛たん牛肉の4種類。焼き、茹で、どちらの注文も可能。皮の色に特徴をつけているので、見た目にもわかりやすい。

シャンデリアや革張りのソファがクラシカルなムードを演出する一方、壁に描かれた虎の絵が個性的でカジュアルを演出している。

店名の『ゴールデンタイガー(金寅)』の通り、店内には“ゴールデンタイガー”が至る所に飾られており、華やか。

『ゴールデンタイガー』の店名の通り、虎のオブジェや壁画、またアメリカの古き良き時代の写真が飾られたレトロな雰囲気の店内は、ゆったりとした空間となっている。ワーカーの方がランチに来られることを考えて、牛たん牛肉餃子以外はニンニクなしとなっており、人気の「手打ち四種餃子」はそれぞれ個性的で、はじめに盛り合わせでいただいた後に好みの種類をアンコールするのがスマート。

それぞれ餡に野菜が入っており、栄養バランスが良いのも嬉しい。一品料理なども幅広いラインナップでランチからディナーと幅広いニーズに対応出来るメニュー構成となっている。

「餃子もですが、これからの季節は『冷やし黒胡麻坦々麺もお勧めです。」と、マネージャーの朝倉さん。そのほか冷菜、単品料理も充実。ラベルも可愛い国内外のクラフトビールも多数取り揃えており、餃子と合わせていただくのも楽しい。夜は東京タワーの夜景を楽しみながら過ごすことができるのも魅力である。

中国料理「ゴールデンタイガー」 住所=東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド1F 電話=03-5772-5580 営業時間=11:00〜23:00(L.O.22:00) 定休日=施設に準ずる ※各種電子マネー、クレジットカード利用可
 
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※2022年7月現在の情報となります。
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