ENJOY! YOUR OWN TIME

はじめての“女子ひとり飲み”

女だって、ひとりで飲みたい時がある。誰かを誘い出すのも億劫なそんなとき、ひとりでふらりと立ち寄れる店を知っていれば、毎日がちょっと豊かにグレードアップするはず。今回は、ひとり飲みに不慣れな女性も気遅れせずに楽しめる、おすすめの3軒をご紹介しよう。

TEXT BY KYOKO INOU
PHOTO BY MIDORI YAMASHITA

BAR A VAN PARTAGE

バール ア ヴァン パルタージェ

正統派フレンチをタパスサイズで楽しめる人気のビストロ。オープンキッチン内で繰り広げられる調理ショーを眺めつつ、スタッフとの気軽な会話に癒される。料理はもちろん、多彩な泡やワインもハーフサイズで頼むことができ、少しずついろいろ味わいたい女心をワシ掴み。「日替わりの総菜をちょっとずつ盛り合わせてほしい」「ランチ時間帯にアラカルトメニューで飲みたい」「料理ごとに違うワインをペアリングして」などなど、ちょっとしたわがままに、快く応えてくれる懐の深さ&自由度の高さが魅力。

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1/5表参道のけやき並木を見下ろす絶好のロケーション。窓際に座れば、クリスマスシーズンのイルミネーションを独り占めできる。ひとり飲みだけでなく、友達との会食やデートにもおすすめ。
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2/5特等席は、オープンキッチン目前のカウンター席。シェフやスタッフとの会話を楽しみに通う客も多い。正統派のおいしいフレンチと充実のワインリストが気軽な値段で楽しめて、常に感じのいい笑顔が出迎えてくれる。「リピート率がハンパない」という噂もうなずける。ゆっくりするなら、平日を狙って。
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3/5シャンパーニュやカヴァなど泡の品揃えが豊富なのも、女性に嬉しいポイント。タイミングがよければ、何種類ものシャンパーニュをグラスで楽しめるかも。50mlのハーフサイズもオーダー可能。<右>「ハウメ セラ グラン リベンサ カヴァ ブリュット」(¥600/ハーフ ¥350) <左>「アンリ デタリー ブリュット NV/ポワルベル 」(¥900/ハーフ ¥500)
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4/5タパスサイズの「本日の総菜」は1皿¥300。「柿とトマトのマリネ」や「ビーツサラダ」など、見た目も味も美しい料理3〜4種類が日替わりで用意される。写真のように、数種を盛り合わせてもらうことも可能。シュー生地にチーズを練り込んだ「グジェール」(手前左)は、パルタージェ自慢のお通しメニュー。
5/5
5/5赤、白、泡、そして話題のオレンジワインにも日替わりの“本日のグラス”が用意されている。じっくり飲みたい1本をボトルで頼み、料理に合わせてハーフサイズのグラスをプラスするのも賢い飲み方。<右>「ワイルドロック ソーヴィニヨンブラン 」(¥700/ハーフ¥390)<左>「ラ・ジブリオット ブルゴーニュ」 (¥1500/ハーフ¥830)
バール ア ヴァン パルタージェ

バール ア ヴァン パルタージェ
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ本館3階
電話:03-6434-9091
営業時間:11:00〜23:30
日・祝日 11:00〜22:30 無休

RIGOLETTO BAR AND GRILL

リゴレット バーアンドグリル

スパニッシュ&イタリアンをベースに、アメリカンダイナーの要素をプラスした、大人のカジュアルダイニング。入口のバースペースには、13mの巨大なスタンディングカウンターが鎮座し、週末ともなれば国際色豊かな人垣が何層にも重なり、N.Y.さながらの雰囲気に。そんな時は、女性がひとりで飲んでいたら放ってはおかれないそうだから、出会いを求めている人はぜひ。11時から深夜までの通し営業で、「遅めのランチを飲みながら」「仕事帰りに軽く1杯だけ」など、好きな時間に好きなように利用できるのも隠れた魅力。ダイニングスペースとその奥のオープンキッチンまで見渡せる170坪という広大な空間の開放感と、落としたライティングのリラックス感。いつもより高めのヒールを履いて出かけたい。

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1/6ふらりと立ち寄り、気軽にお酒が楽しめるスタンディングのバーカウンター。少し暗めのムーディな照明を浴びて、美人気分を満喫して。
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2/6<手前>3種のフルーツジュースにウォッカをブレンドし、フルーツ&ローズマリーをトッピング。ゲストの目の前でスプマンテを注いでアップされる、リゴレット名物の「パンチ」¥900 <奥>ベルモットに刻んだ柚子を入れ、アールグレーとジンジャーエールを注いだ「柚子クーラー」¥750
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3/6リゴレット バーアンドグリルといえば、「リゴレットタパス」。約30種の小皿メニューをオール500円で楽しめる。自家製ツナにインゲンやカラマタオリーブを加え、アンチョビドレッシングを絡めた「自家製ツナと半熟卵のニース風」。
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4/6タパスとはいえ、しっかり味わえる充分なボリューム感。仲良くなったゲスト同士でシェアするのも◎。「小海老とアボカドのセヴィーチェ」は、ひじきを入れた和風仕立ての味付け(¥500)。
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5/6フレンチフライなどのスナック系から肉、魚介、ヘルシーな野菜メニューまで、深夜の時間帯であっても、しっかりとバリエーション豊かな食事ができるのも嬉しい。「ブロッコリーとトマトのアンチョビソテー」(¥500)。
6/6
6/6週末には何層もの人垣が囲むという、長さ13mのバーカウンター。
リゴレット バーアンドグリル

リゴレット バーアンドグリル
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク5階
電話:03-6438-0071
営業時間:11:00〜26:00[L.O. 25:30]
金・土・祝日前 11:00〜28:00[L.O. 27:30]
日・祝 11:00~23:00[L.O.22:30]

TORANOMON HOP

虎ノ門 ホップ

「仕事終わりの1杯は、やっぱビールでしょ」という方向きには、虎ノ門ヒルズ3階にある<虎ノ門 ホップ>へ。本格的ドイツビール5種を含む全9種類の生ビールを、ドイツ直輸入のソーセージなどの鉄板おつまみと共に楽しめる、人気のビアハウス。女性におすすめなのは、小麦を原料に醸造され、フルーティな甘さが特徴の「ヴァイスビア」。苦みのない爽やかな味わいと甘い香りに、ビールのイメージが変わるはず。とびきりおいしいビールを1杯だけ堪能して、サラリと帰る—まずは、こんなカジュアルなスタイルで、ひとり飲みデビューしてみては?

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1/6ガラス張りの明るい店内。広場の芝生や青空を臨む開放的&カジュアルな雰囲気が魅力。
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2/6バイエルンを代表するヴァイスビア「エルディンガー ヴァイス」(0.3L¥900/0.5L ¥1,150)。ふっくらキメ細かな泡立ちと、フルーツのような豊潤な香りが特徴。苦みの少ない甘めの味わいで、女性にも人気。「豚挽肉と鶏レバーの自家製パテ 〜バゲット添え〜」(¥1,200)
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3/6アルコール度数が7.7%と高めで、濃厚な飲みごたえのあるヴァイツェンビア。修道院で長期熟成された、スパイシーな古酒の香りが特徴。ドイツでは“ビールのファーストクラス”と呼ばれている逸品で、都内で飲めるのは、ここ「虎ノ門ホップ」だけ! 「ヴァイエン シュテファン ヴィトス」(0.3L ¥980/0.5L ¥1,280)
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4/6“ビールといえば”の定番おつまみソーセージは、ドイツ・北バイエルンから直輸入。ニュールンベルグ地方の名物グリルソーセージ「ニュールンベルガー(3本)」(¥650)。誰もが好きなクセのない味わい。こんがりとした焼き目がビール欲をそそる。
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5/6無骨なイメージが強いビアハウスだが、もちろんヘルシーなサラダメニューも各種揃う。海老&アボカドという女子好き最強素材を使った「海老とアボカドのミモザサラダ」(¥¥800)は、カラフルな色合いにテンションが上がる。
6/6
6/6美しい琥珀色に、溢れる白い泡。豪快にビールが注がれる様子は、何度見てもワクワク。
虎ノ門 ホップ

虎ノ門 ホップ
住所:東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ 森タワー3階
電話:03−6257-3991
営業時間:11:00-15:00 / 16:00-23:00[L.O 22:00]
土・日・祝日 11:00-14:30[L.O 14:00] / 15:30-22:00[L.O 21:00]無休