暮らしを楽しむためのさまざまなアイデアや工夫を、ヒルズエリアのエキスパートに教えてもらう連載「Tips for Life」。第4回はル・クルーゼ ジャポンのシニアホームエコノミスト・河崎憲子さんに、忙しい平日にも手軽に作れる〈自家製鮭ほぐしのごはん〉と、週末のホームパーティにもぴったりの〈鶏の赤ワイン煮〉という秋メニューのレシピを教えてもらった。
TEXT BY MIHO MATSUDA
PHOTO BY TOMO ISHIWATARI
ル・クルーゼで炊く甘みたっぷりごはん
平日、仕事帰りに簡単に作れる「自家製鮭ほぐしのごはん」と、週末に友人を呼んでもてなしたい「鶏の赤ワイン煮」という2つのレシピを教えてくれた河崎憲子さん。初めてル・クルーゼを買ったら、ぜひ、ごはんを炊いてみてほしいという。「ル・クルーゼは重い蓋と優れた熱伝導率により鍋全体に均一に熱が伝わるので、ごはんの甘みと旨みが引き出されます。それにお米さえ浸水しておけば、炊き上がりまでは短時間。炊飯にぴったりなココット・ロンドで、炊きたてのつやつやしたごはんを体験してください」。今回の鮭ごはんも、あっという間に完成。仕事から帰ってきたら、まずお米を研ぎ浸水。その間に着替えて作業に取りかかれば、1時間ほどで完成する。ジューシーな秋鮭と、ごはんの甘さを味わう秋らしい一品。
ココット・オーバルでおもてなし料理
週末のホームパーティにもぴったりなのが「鶏の赤ワイン煮」。こちらも前日の夜や朝に下ごしらえをしておけば、実はそれほど難しくない。「煮込み料理は時間がかかると思われがちですが、ル・クルーゼは蓄熱性が高いのでキッチンから離れるときには、ある程度加熱してから火を止めて置いておけば、余熱で調理できます」。だからずっと鍋の前に張り付いていなくてもOK。赤ワインの風味が豊かなこの料理は、ココット・オーバルごとテーブルに。食べる人の目の前でサーブすれば、蓋を開けた瞬間の赤ワインの香りが食卓を華やかに演出してくれる。
実力派のキッチン雑貨
ル・クルーゼは1925年、フランスの小さな村、フレノワ・ル・グランで誕生した。代表的な鋳物ホーローウェアのほかにも、マグカップ、ライスボウルなどのストーンウェア、グルメ・スパチュラなどのシリコン・キッチンウェア、ウッドキッチンウェアなどキッチンウェアが種類豊富に揃う。「劣化しにくいグルメ・スパチュラは、プロにも愛用されています。そして、ぜひ試してほしいのがメープルウッド・スプーン。下が平らなので、ホーローを傷つけず鍋底のものまで取り出しやすいんですよ」。六本木ヒルズのけやき坂にある〈ル・クルーゼ六本木 リミテッドショップ〉にも、たくさんのキッチン雑貨や限定品がラインナップ。お気に入りのキッチンウェアを揃えて、秋の味覚を堪能しよう。
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NORIKO KAWASAKI|河崎憲子
ル・クルーゼホームエコノミスト。航空会社で客室乗務員として勤務後、フレンチの調理師に転職。その後、各分野の料理を習得するべく、様々なレストランで修行を行う。レストラン経営、料理講師などを経て、ル・クルーゼ ホームエコノミストに就任。ル・クルーゼが実施する料理レッスンの運営・統括、レシピ開発など製品の分析・研究などを行っている。
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