IKUKO’S METHOD

夏のバッグ&サンダルで気持ちをアップ——地曳いく子のおしゃれメソッド39

ファッションのご意見番ことスタイリスト地曳いく子さんが、独自の視点で切り込むオトナ女史のためのスタイル術「IKUKO’S METHOD」。今回のトピックは、夏のバッグ&サンダルです。

STYLING BY IKUKO JIBIKI
PHOTO BY SHIN KIMURA
EDIT BY AKANE MAEKAWA

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1/19半透明のプレキシガラス製のトップハンドルが、クラシカルなシルエットにモダンなひねりをきかせたアイコンバッグ「カプシーヌ BB」。フラップは、中に入れてLVのイニシャルを見せてもOK。気分次第で多彩に楽しめます。バッグ¥560,000(ルイ・ヴィトン/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F
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2/19艶やかなパテントカーフレザーを使用した白のシューズ。50年から60年代前半に流行ったポインテッドトゥとバックストラップのレトロなデザインを、現代へとおしゃれにリバイバル。バックストラップに添えたゴールドのバックルで、履き心地を調整できるのも魅力。シューズ¥126,000(ルイ・ヴィトン/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F
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3/193本のロープを編み込んだトーション編みのディテールと、フリンジが特徴。取り外し可能なストラップ付きなので、クラッチバッグとしても、ショルダーバッグとしても活躍。黒やベージュのモダンなドレスに持つと素敵です。もちろん、花柄フルレングスのワンピースと合わせたボヘミアンなスタイルでも! バッグ¥247,000(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ/表参道ヒルズ 本館1F、2F
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4/19アッパーとアンクルストラップにあしらった、レザーのトーション編みのディテールがエレガント。チャンキーヒールなので、高めでも安定感あり。気持ちをあげるためには、足もとも、白で軽やかにまとめたいですね。シューズ¥101,000(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ/表参道ヒルズ 本館1F、2F
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5/19バレンシアガの人気のスニーカー「TRACK」から、新登場したサンダルタイプ。厚底ソールのスニーカーを、オープントゥに再構成した「TRACK SANDAL」は、ベルクロのクロージャーで、軽量化され履き心地も抜群。あえて足もとにボリュームをつけて、ドレスと合わせても、かわいいですよね。サンダル¥67,000(バレンシアガ/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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6/19彫刻作品から着想を得たプレキシガラス製のヒールデザインと、アッパーのPVC素材が特徴のサンダル。アンクルストラップのバックルが、さりげなく、ブランドアイコンのガンチーニに。シューズ¥125,000(サルヴァトーレ フェラガモ/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F
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7/19グッチのアイコニックなライン「GGマーモント」の新作。キルティングレザーのクラシカルなバッグを彩るのは、4色のパステルカラー。ヴィンテージ感漂うのに、フレッシュな印象。さすがグッチです。これをひとつ持っただけで、おしゃれ上級者に。バッグ¥238,000(グッチ/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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8/19程よいレトロ感とモード感がミックスされた、パステルカラーのスライダー。自粛生活で鈍った私の足もとを、おしゃれに救ってくれる逸品では!? シューズ¥75,000(グッチ/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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9/19バレンシアガの、定番人気コットンキャンバスバッグ「NAVY」。今季のシーズナルカラーに、ネオンイエローが登場。蛍光カラーのアクセントが、夏らしさをアップしてくれます。取り外し可能なジップポーチ付き。バッグ¥126,000(バレンシアガ/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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10/19古代エジプトからインスパイアされた、クリスチャン ルブタンの新しいアイコンバッグ「Elisa」。構築的なフォルムですが、遊び心のあるネオンカラーが印象的。小ぶりでキュートなサイズ感も、心をくすぐります。バッグ各¥217,000(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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11/19“Scoubidou”と呼ばれる、1950年代に流行ったフランスの子ども用紐遊び(PVCの紐を編むもの)から、着想を得たポップなマルチカラーシューズ。足首までホールドされているので、高めのヒールでも履きやすいです。シューズ¥98,000(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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12/19スケルトンのネオンイエローが、特徴的なサンダル。なんと、ブラックライトにあたると蛍光色に発光する素材を使用。夜の遊びは、まだまだ自粛が続きそうですが、想像するだけで気分があがります。シューズ¥99,000(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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13/19サンローランのアイコンバッグ「NIKI」が、軽やかなサマーバッグとして登場。ハードなスタイルに、これをさりげなく持つとおしゃれですよね。ラフィアとチェーンショルダーの組み合わせも新鮮。バッグ¥251,000(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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14/1970年代を彷彿とさせるレトロな雰囲気を持つ、プラットフォームシューズ「BIANCA」。夏らしいジュート素材ですが、黒なのでカジュアル過ぎず、上品。シューズ¥120,000(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
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15/19クロエを代表するバッグ「MARCIE」から誕生した、ラフィアのボディのバスケット。ほどよい大きさで、タウンユースにも、リゾートにも活躍しそうです。バッグ¥77,000※日本限定色(クロエ/表参道ヒルズ 本館1F
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16/19異素材のコンビネーションが上品なバッグ。キャンバスにレザーパイピングのクラシカルなデザインが、今年はさりげなくリバイバル。ショルダーストラップ付きなので、2WAYにも使えます。バッグ¥230,000(サルヴァトーレ フェラガモ/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り1F
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17/19ソフトなカーフレザーと、コットンライナーのコンビネーションが特徴的なマルニのトート。プリントされたアートなペイントが、夏気分を盛り上げてくれます。ショルダーストラップ付き。バッグ¥119,000(マルニ/表参道ヒルズ 西館1F
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18/19ブラックレザーのベルトアッパーに、ウッドソールの組み合わせが新鮮。70年代に、おしゃれなヒッピーたちが、このタイプを履いていましたよね。モダンなプリントワンピと合わせると、今年らしいのでは。サンダル¥76,000(マルニ/表参道ヒルズ 西館1F
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19/19レースアップデザインの、おしゃれなエスパドリーユサンダル。アッパーにクロコエンボスレザーをあしらい、カジュアルでリラックス感のあるエスパドリーユを、モダンに仕上げています。サンダル¥57,000(ジミー チュウ/表参道ヒルズ 本館1F

※ 六本木ヒルズ等各施設では、新型コロナウイルスの感染拡大防止の予防対策を徹底し営業を再開しております。 また一部の店舗では営業時間を短縮、もしくは臨時休業を継続しております。ご来店の際には事前に各施設HPをご覧ください。

失われたシーズンを取り戻せ!(でも、ちょっとずつ)

全国的に自粛要請も解除され、そろそろお仕事で通勤をはじめた方もいらっしゃるかと思います。段階的に緩和されていくなかで、徐々に街に出る機会も増えていくのではないでしょうか。気持ちの良い春から初夏を、家でじっと耐え、やっとお出かけの季節到来。とはいえ、COVID-19が終息したわけではないので、気をつけながら出かけましょう。私は、手洗いうがいの習慣を、ずっと続けていくつもりです。

COVID-19から回復された方も多いと思いますが、引き続き医療関係者の方々に、感謝を捧げます。

今回は、自粛生活から、気持ちを明るくしましょう(気をつけながら)がテーマ。恐る恐る外に出る夏のはじまりに、そろそろ気持ちをアップさせる浮かれアイテムを考えてもいいのでは?と思い、夏のバッグ&サンダルを集めてみました。お買い物に出られなかった日々。私は、ここで憂さ晴らしをしてしまうかも!(笑) 梅雨に入る予感もするこの頃ですが、気持ちをあげて、失われたシーズンを取り戻していきましょう(でも、ちょっとずつ、気をつけながらね)。

地曳いく子が指南する
夏のバッグ&サンダル 3つのトレンド

❶ 白で今夏を思いっきり楽しむ

白のアイテムを身につけるだけで、私は、気持ちがあがります。沈みがちな自粛生活のなか、思い立って、白のポインテッドトゥのルブタン(スタッズ付き)で、近くのスーパーに行ったことがありました。ただ、買い物に行っただけですが、それでも 気持ちがちょっとウキウキに。好きなものでおしゃれを楽しむ。たとえご近所さまでも、大切なことなのだなと、改めて思いました。

さて、今季の白ですが、形はコンサバでクラシカル。そこに、PVCやスケルトン素材がプラスされたものが、ともて気になりました。今年らしさを盛り込むなら、少しエッジィな要素をプラスした白を選んでみてはどうでしょうか。そんな、今夏ならではの白に注目です。

ですが、白というと、「汚れやすい!」と敬遠してしまう人もいるかもしれません。確かに、汚れます。気も使います。でも、夏を楽しむためには、重要なアイテム。「今年の夏」は、二度と来ませんからね! 絨毯の上しか歩かないセレブじゃない限り、どんな靴も、履き倒せば1シーズンか2シーズンぐらいまで。日本は高温多湿。ずっとしまい込んでいると、カビが生えたり、変色したり。10年、20年と持つものではありません。フルシーズンではなく、今を楽しむと割り切る気持ちも大切。思い切ってその夏だけを楽しむのも、逆の意味でエコだと、私は思います。今のコスパに大切なのは、どれだけ気分をあげてくれるか。私が考える2020年夏のコスパは、そういうことだと思ってます。でも、また来年になったら、気分が変わっているかもしれませんが(笑)。

❷ フレッシュな色で気持ちをリフレッシュ

ネオンカラーやパステルなど、気持ちをあげてくれるきれいな色が、今シーズンは目を引きます。鮮烈な色の組み合わせが印象的な80’sと異なり、今年は強い色だけど、どこかエレガントです。ネオンカラーとパステルを行き来するような、フレッシュな色合い。今年、色ものを欲しいと思ったら、エレガントなネオンカラーやパステルを選ぶと、気分をリフレッシュできるのではないでしょうか。

❸ ナチュラル系の異素材コンビ

異素材の組み合わせというのが、トレンドとして、まだまだ根強くあります。バッグにもサンダルにも、キャンバスやラフィア、ウッドと、レザーのコンビネーションが、多く登場しています。夏の定番といえば、ラフィアのかごバッグ。でも、ラフィアオンリーだと、“オーガニックマーケットに行くんですか?”的になってしまいがち。レザーのアクセントが組み込まれていれば、都会の中でも違和感なく、持ててしまいます。もちろん、ちょっと郊外へ出かける時にも活躍します。

余談ですが、自粛生活が長く続いたせいで、足もとが危ないんですよ。私の場合。いざ、出かけるといっても、長時間になると、高いヒールは危険すぎ。気づかぬうちに、やはり筋力は衰えているようで……。今年は、スライダーが欲しい、と真剣に思いました。駅で階段を昇り降りする日は、低めのヒール。ここぞという日は、気持ちをあげる高めのヒール(ただし、安定感のあるチャンキーヒールや、プラットフォーム)。そんな思いで、今回のアイテムを幅広くセレクトしたので、オトナ女史の皆さまも、自分の気持ちや体力と相談して、選んでみてください。

profile

地曳いく子|Ikuko Jibiki
スタイリスト/1959年東京生まれ。数々のファッション誌で活躍し、女優や著名人のスタイリングも数多く手がける。大人の女性を美しくみせる的確な理論に基づくスタイリング術に定評を持つ。現在は、ファッションアイテムのプロデュースほか、テレビやラジオに出演するなど多方面で活躍。著書に『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』(ともに宝島社)『おしゃれも人生も映画から』(中央公論新社)、『買う幸福』 黒田知永子との共著『おしゃれ自由宣言』(ダイヤモンド社)(小学館)『おしゃれは7、8割でいい』(光文社)など多数。