今年、開業15周年を迎えた六本木ヒルズでは、8月26日(日)まで、今年5回目を迎える「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」をはじめ、夏を盛り上げるイベントが目白押し。遊び、食、ショッピングから学びまで、充実のコンテンツがぎゅっと詰まった企画で、思い出に残る夏体験を!
TEXT BY KYOKO INOU
今年もさらにパワーアップ! 「サマステ」がやって来た
2014年にスタートした「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION 2018」。昨年は、過去最高の585万人を動員し、すっかり
東京の夏イベントの目玉として定着したメガイベントが、今年も7月14日に幕を開けた。5回目となる今年は、「きらめく、夏のマジック!」をテーマに、街全体とコラボレーション。音楽ライブやヒーローショー、AR&VR体験、グルメ、フォトスポットなど、多彩なコンテンツを通して“魔法のような”体験を提供する。充実したコンテンツの中から、特に注目したいイベントを紹介する。
ここで紹介した他にも、出演者気分で撮影ができるテレビ朝日の人気番組アトラクションや、限定アイテムがスタンバイした「テレアサショップ」、人気コスメブランド「アナ スイ」の世界観を体験できる展覧会など、多彩なエンターテインメントがラインナップ。ますますパワーアップを遂げた「サマステ2018」、夏の間に何度でも足を運びたくなるイベントだ。
浴衣に着替えて、オリジナルソングで踊ろう!
六本木ヒルズの夏の風物詩といえば、「六本木ヒルズ盆踊り」と、「六本木ヒルズ 朝の太極拳」。共に六本木ヒルズが開業した年にスタートし、今年16回目を迎える大人気イベントだ。六本木ヒルズアリーナに“やぐら”が組まれ、風情のある浴衣姿で賑わう「六本木ヒルズ盆踊り」は、輪投げや射的、ヨーヨーすくいなど定番の縁日屋台に加えて、六本木ヒルズ内の飲食店が提供するオリジナルメニューが楽しめるグルメ屋台も大きな魅力のひとつ。また、六本木ヒルズの盆踊りと言えば、オリジナル盆踊り曲『六本人音頭』。ぜひ振りを覚えて、踊りの輪に加わってみて。
朝の爽やかな日差しの下で、心身ともにリフレッシュ
近隣の居住者や六本木ヒルズにお勤めの方など、老若男女約400名が連日参加。毎朝、会場となる66プラザに活気をみなぎらせるのが、「六本木ヒルズ 朝の太極拳」。初心者でも無理なく参加できるプログラムが人気で、夏バテ防止やダイエット目的で、毎年欠かさず参加しているファンも多い。都内でも無料で参加できる太極拳イベントは珍しく、申込不要で気軽に立ち寄れるのもうれしい限り。初回からずっと講師を務める真北斐図(まきたあやと)老師の指導もわかりやすいと人気だ。複数回参加すると、六本木ヒルズのレストランで利用できるチケットのプレゼントもあるというから、早起きして“得”を手に入れて。
展望台 東京シティビューで、夏の大空を体感!
海抜250mの絶景が楽しめる六本木ヒルズ 森タワー52階の展望台 東京シティビューでは、世界の海と環境を考え、楽しく学べるイベントが用意されている。東京タワーを望むスカイギャラリー1では「海の地球ミュージアム 2018」を開催。国連や世界の博物館でも大人気のデジタル地球儀「触(さわ)れる地球」が登場し、黒潮の海の豊かさや、深海の美しいプランクトン、ザトウクジラなどを、巨大プロジェクション映像で楽しめる。毎週土日にはワークショップも開催している。
新宿方面への視界が開けるスカイギャラリー3で行われるのは「ユニヴァーサル・プリンシプルズ:環境的課題をリセットするオーストラリア建築の試み」。在日オーストラリア大使館が中心となって展開するプログラム「オーストラリア now」の目玉企画で、オーストラリア特有の気候や環境に対応する建築の試みに触れ、現代オーストラリアの文化、ライフスタイル、イノベーションが学べる展覧会。著名な建築家によるドローイング、模型、映像を通じ、オーストラリア建築の斬新な試みを感じることができる。
8月26日(日)までの夏イベント期間中は、屋上スカイデッキが、通常20:00までの営業時間を22:00まで延長。仲間と一緒に近郊の花火を楽しむもよし、星空を見上げてロマンチックな時間を過ごすもよし。六本木の壮大な景色を背景に、普段とは違った時間を過ごすことができる。早朝の太極拳から、深夜の夜景観賞まで、夏の1日を満喫できるイベントが盛りだくさんの六本木ヒルズへ、忘れられない夏の思い出をつくりに、ぜひ足を運んでみて。
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