HERE COMES! TOKYO M.A.P.S 2018

今年は水野良樹氏(いきものがかり)がオーガナイズ。東京で進化する音楽の今

六本木ヒルズとJ-WAVE(81.3FM)がタッグを組み、2008年にスタートさせた「TOKYO M.A.P.S」。折しも今年は、六本木ヒルズ開業15周年、J-WAVE開局30周年のアニバーサリーイヤー。初夏の六本木ヒルズアリーナを彩る多彩なアーティストの競演は、例年以上のヒートアップを見せそうだ。

TEXT BY KYOKO INOU

人と街と音楽が出会うフリーライブイベント

2008年、多くの来街者で賑わうゴールデンウィークの六本木ヒルズで幕を上げた「J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S」。J-WAVEと六本木ヒルズがこれまで取り組んできた文化発信を、より身近に体感・参加できるプログラムとして始動し、M=音楽、A=アート、P=パフォーマンスを様々な表現方法で発信するフリーライブイベントだ。その年のテーマに沿ったオリジナリティ溢れる魅力的なアーティストたちが、プログラム・オーガナイザーのもとに集結する。

いきものがかりの水野良樹さん。

2018年のプログラム・オーガナイザーを務める、いきものがかりの水野良樹さん。

プログラム・オーガナイザーの水野良樹さんは「“TOKYO”という言葉は単なる地名ではなく、人々がこの街の輝きを目の前にしたときに抱く、様々な感情をも内包したキーワードなのだと思います。そこに僕はJ-WAVEから生まれた“J-POP”という、これまた大きなキーワードを掛け合わせて、人々と、街と、音楽との出会いを、ひとつでも多く生み出せたらと思います。それではお待ちしています!また逢いましょう!“TOKYO”で!」と、このイベントに込めた思いを語る。

「J-POPのその先」を表現するアーティストたちが集結

間近に迫った2018年の開催日程は、5月5日(土)、5月6日(日)の2日間。11回目となる今回は、「進化 〜J-POPのその先を楽しもう〜」をテーマに、今のTOKYOのリアルな姿をステージで展開する。

左上からあいみょん、Official 髭男dism、NakamuraEmi、fox capture plan。

左上からあいみょん、Official 髭男dism、NakamuraEmi、fox capture plan。

5月5日(土)に登場するのは、昨年9月にリリースした1stアルバム「青春のエキサイトメント」が現在もロングセールスを記録中のシンガーソングライター<あいみょん>、ブラックミュージックをルーツにJ-POP新時代の旗手を目指す4人組ピアノPOPバンド<Official 髭男dism>、歌とフロウの間を行き来する独特なスタイルで、心に突き刺さる歌詞とメロディーを届ける<NakamuraEmi>、現代版ジャズ・ロックをコンセプトとした新感覚のインストゥルメンタルバンド<fox capture plan>など。

左上からShiggy Jr.、sugar me、FLYING KIDS、BONNIE PINK。

左上からShiggy Jr.、sugar me、FLYING KIDS、BONNIE PINK。

5月6日(日)には、独自のセンスで紡がれるキャッチーなフレーズ&歌声で、ジャンルレスな多幸感を生み出す4人組ハイブリッドポップスバンド<Shiggy Jr.>、ポップ&アコースティックなサウンドと自在に変化する澄んだヴォーカルで、各方面から高い評価を集める<sugar me>、TBSの人気番組「平成名物TV・三宅裕司のいかすバンド天国」の初代グランドキングで、今年結成30周年を迎えるファンクバンド<FLYING KIDS>、数多くの楽曲がドラマやCMに起用され、その作詞・作曲センスと歌唱力で注目を集め続けている<BONNIE PINK>らが登場する。

両日ともに、多彩なラインナップによる豪華ライブステージが予定され、J-POPファンならずとも楽しめること請け合い。15周年を迎えた六本木ヒルズには、イートインからテイクアウトまでおいしい限定グルメが勢揃いしているという絶好のタイミングでもある。東京の“今の音”に出会いに、ゴールデンウィークのヒルズへ出かけよう。

TOKYO M.A.P.S

J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S ~YOSHIKI MIZUNO EDITION~ 開催期間 2018年5月5日(土)、6日(日)時間 12:00〜19:00(予定) 会場 六本木ヒルズアリーナ 料金 無料