‘Max’, 1983 Gabriele Basilico(photographed at Triennale di Milano Museum)(Image credit: Gabriele Basilico for Flexform)——アントニオ・チッテリオが1983年にデザインしたソファ《Max》。インゲン豆を模したシートクッションと背もたれの独特な形状に、背景の螺旋階段が響き合う絶妙な写真。トリエンナーレ・デザイン・ミュージアムにてガブリエレ・バジリコが撮影。
‘Max’, 2001 Gabriele Basilico(Image credit: Gabriele Basilico for Flexform)——同じソファを2001年にガブリエレ・バジリコが撮影。螺旋階段を見下ろす斬新なアングル。
‘Magister’, 1983 Gabriele Basilico(Image credit: Gabriele Basilico for Flexform)——アントニオ・チッテリオ&パオロ・ナヴァが1982年にデザインしたソファ《Magister》をトリエンナーレ・デザイン・ミュージアムにてガブリエレ・バジリコが1983年に撮影。
‘Groundpiece’, 2001 Gabriele Basilico(Image credit: Gabriele Basilico for Flexform)——鉄骨と窓で構成されたピレリ宮殿の、特徴的な建物と対話をするようなソファ《GROUNDPIECE(グランドピース)》。ガブリエレ・バジリコ撮影。パーツを自由に繋げることで、単に腰掛けて会話するだけでなく、寝たり食べたり、仕事をしたり遊んだりと、様々なニーズを満たすソファへの転換の先駆けとなった。
【マリア・ヴィットリア・バックハウス】(1942〜)
Maria Vittoria Backhaus|ミラノのブレラ美術アカデミーで舞台美術を学んだ後、フォトジャーナリズムの分野でキャリアをスタート。その後大判カメラを用いて、静物やインテリアにおける写真家の地位を確立させた。ファッションとインテリアデザインの撮影では舞台美術の経験を生かし、自ら大がかりな設営・描画なども手がける。
‘Groundpiece’, 2006 Maria Vittoria Backhaus(Image credit: Maria Vittoria Backhaus for Flexform)——同じ《GROUNDPIECE》でも、写真家によって全く違う世界観を見せられる。計算され尽くされた人物配置、ポーズ、小道具づかいが特徴のマリア・ヴィットリア・バックハウスの作品。2006年。
‘A.B.C’. armchairs, 1999 Maria Vittoria Backhaus(Image credit: Maria Vittoria Backhaus for Flexform)——《A.B.C.》アームチェアの四角い構造を強調するように真横からのアングルで撮影。彫刻的なヘアスタイルと印象的なメイクをほどこした双子のモデルを向かい合わせた力強い構図の写真。マリア・ヴィットリア・バックハウス撮影。1999年。
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