SNEAKER AND BACKPACK FOR CITY

今季のトレンド! モードな〈ハイカットスニーカー&バックパック〉で街に出かけよう

湿気が少なく気温もちょうど良い5月は、街歩きに最適な季節。せっかく街ブラを楽しむなら履物や荷物でストレスを感じたくはない。そこで今季トレンドでもあるモードなハイカットのスニーカーとバックパックを紹介する。手ぶらかつ軽やかな足取りで爽やかな5月の街へ出かけよう。

PHOTO BY OSAMI WATANABE
STYLE BY NAOMI SHIMIZU
EDIT & TEXT BY KANA ENDO

大人にこそおすすめなのが
ハイカットスニーカー

レトロなバスケットシューズテイストの一足は、ほっそりとしたシルエットで大人に最適。デニムなどのカジュアルはもちろん、きれい目のドレスパンツに合わせてもお洒落にまとまる。「SL24 ミッドトップ スニーカー」¥121,000(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F

コットンキャンバスにレザーのトリミングを施したポップな一足は、ポイント使いのピンクとチャンキーソールでトレンド感たっぷり。ショートパンツやミニスカートに合わせてY2Kなコーディネートを楽しみたい。「LVスクァッド・ライン スニーカー」¥125,400(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン/六本木ヒルズ 六本木けやき通り 1F

1984年、ロス・アンジェルスで行われた4年に一度の国際大会に合わせて開発された伝説のバッシュが復刻。その名はバスケットボールの試合会場であった“The Forum”に由来する。一斉を風靡したレトロスニーカーを取り入れて一歩先ゆくスニーカーコーデに。「フォーラムミッド」¥13,000(アディダス/アディダス オリジナルスショップ/六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ 1F

アディダスのスニーカー“ニッツァ”をベースに、大胆にリデザインしたこちらは、ボリュームあるソールとヒール周りに施したジップが特徴。ジップはデザインのアクセントとしてだけでなく、シューレースをほどかなくても脱ぎ履きできる機能性も併せ持つ。「Y-3 AJATU COURT HIGH」¥41,800(ワイスリー/ワイスリー/表参道ヒルズ本館B1F

ユニークなソールが特徴のこちらは、見た目に反して驚くほど軽量。オニツカタイガーストライプもブラックで統一されシックな雰囲気に。衝撃を和らげるソールや、反発性に優れた中敷きの採用で、疲れにくく快適な履き心地を実現。「GIGATIA MT」¥23,100(オニツカタイガー/オニツカタイガー/六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザB1F

大人なハイカットスニーカーの選びのポイント

韓国アイドルの髪色のように目まぐるしく変わるスニーカーのトレンド。今注目したいのは、ハイカットのスニーカーだ。

一見子供っぽく思われるかもしれないが、実はハイカットスニーカーは大人にこそおすすめしたいアイテム。というのも、ハイカットは足首まで覆いくるぶしを見せることがないため、ローカットに比べてきちんと感が増す。くるぶしが見えるとスポーティな印象になるが、アンクルブーツのようなシルエットのハイカットは、カジュアルでありながらドレッシーな雰囲気も纏うことができるのだ。それゆえ、カジュアルはもちろんセットアップスーツなどに合わせても、きちんと感がありシックにまとまる。その際、レザーのものを選ぶのも、より大人っぽいコーディネートを作る秘訣だ。

またハイカットスニーカーは、トレンドでもある太めのパンツに合わせても良いバランスを作ることができる。フルレングスでもロールアップしてもバランスが取りやく、さらに、靴下のコーディネートを気にしなくても良いところもポイントだ。この季節、意外と難しいソックスの色合わせを回避できるのはうれしい。

といったように、カジュアルからビジネスまでハイカットスニーカーの汎用性は高い。今季はレトロなバスケットシューズテイストのハイカットスニーカーが多くラインナップし、ユニセックスで展開しているものも多いので、男性にも女性にも取り入れてもらいたい。

大人が持っても浮かない
モードなバックパック

パッドが入ったイントレチャートのふわふわバックパック。内部はメッシュ素材になっており、ポケットとポーチ付き。エッグシェルのような柔らかなカラーリングと素材が相まって、ファンタジックで浮遊感ある印象に。「カセット」¥275,000[W26×H40×D23㎝](ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F

定番アイテムを小さくしたミニサイズのバックパック。背中にちょこんとのっかる姿がなんとも愛らしく、トレンド感もたっぷり。小さいながら収納力もあり、ショルダーバッグや斜めがけとしても使える。「パームスプリングス バックパックMINI」¥293,700[W17×H22×D10㎝](ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン/六本木ヒルズ 六本木けやき通り 1F

デニム地にGGパターンをジャガードであしらったバックパック。レザーのトリミングがレトロな印象で、ウェブ ストライプが、前から見た際もコーデのアクセントになってくれる。デイリー使いできるちょうど良い大きさ。「バックパック」¥253,000[W30×H26,5×D13㎝](グッチ/グッチ/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F

こちらはバックパック風デザインのショルダーバッグ。クロスボディやウエストバッグとして使用可能で、カスタマイズしたかのようなパッチ使いがキッチュで今っぽい。一点投入すれば一気にトレンド感あるコーデにアップデートできる。「EXPLORER ミニ バックパック」¥115,500[W14×H20×D5,5㎝](バレンシアガ/バレンシアガ/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F

バックパックを都会的に見せるコツ

街歩きするなら断然手ぶらがいい。とはいえスマホに財布に家の鍵と、最低限の必需品をポケットに収めるにはかさばるゆえ、バックパックの出番となるが、山登り用のバックパックでは色気がない。ということで、大人が背負ってもカジュアル過ぎず、都会的に見せることができるバックパックを紹介する。

選びのポイントは、小振りもしくはポケットが少ないシンプルなデザインのもの。その上でさり気なくトレンド感やブランドを主張するものがおすすめだ。また、レザーなどのかっちりしたものではなく、柔らかな素材のものを選ぶとこなれて見える。散歩の途中で、街の空気を感じられる電動自転車やキックボードなどのシェアモビリティを利用する際も、バックパックならストレスフリーだ。今や多くのブランドからリリースされているので、モードなバックパックで春夏のワードローブをアップデートしてもらいたい。

※2022年5月現在の情報となります。
※表示価格は全て税込価格です。
※店舗により臨時休業や営業時間が異なります。詳細は各店舗ホームページ、および「六本木ヒルズの営業状況について」をご確認ください。