開業16周年を迎えた表参道ヒルズでは、2月から5月にかけて注目の店舗が続々とオープン。メディコム・トイの国内最大直営店舗「MEDICOM TOY PLUS」、ディオールのビューティとファッションを同時に楽しめる日本唯一の店舗「ハウス オブ ディオール ビューティー オモテサンドウ」が誕生するほか、日本初上陸のコスメブランド「VALENTINO BEAUTY」、新業態のコミュニティ型セレクトショップ「THE TOKYO」など、ファッション、ビューティー、ライフスタイルに至る幅広いジャンルで新たなショッピング体験ができる。
TEXT BY Mariko Uramoto
初上陸、新業態、旗艦店が続々オープン
日本のファッションやカルチャーの中心としてトレンドを発信し続けた商業施設、表参道ヒルズ。リニューアルオープンの第一弾を飾ったのは、メディコム・トイのスペシャルコンセプトストア「MEDICOM TOY PLUS」だ。本館2Fから西館B2Fにスペースを広げて移転。「NATURE & FUTURE」をテーマに、以前の店舗から内装を一新。店内ではレトロスペクティブな木製什器を使用し、BE@RBRICKの貴重なアーカイブを展示し、表参道ヒルズ限定商品も多数展開する予定。
3月18日には「VALENTINO」のコスメライン「VALENTINO BEAUTY」が待望の日本初上陸。ブランドアイデンティティを表現するパッケージカラーの赤をキーカラーにしたクールな店内に、最新のメイクアップアイテムが美しく並ぶ。
ディオールの新業態ブティック「ハウス オブ ディオール ビューティー オモテサンドウ」は4月16日にオープン。フレグランス、メイクアップ、スキンケアなどのビューティグッズに加え、アクセアリーや服飾雑貨も取り扱う日本唯一のショップで、アイシャドウ、チーク、リップなど表参道ヒルズ店限定商品もリリースされる。
ギョーム・アンリの手によって生まれ変わり、ホットなブランドとして人気を誇る「Patou」のブティックでは、遊び心に満ちたシルエット、ロマンチック&ガーリーな世界観、フレンチシックな美しいコレクションをリアルに体験できる。
干場義雅がクリエイティブディレクターを務めるセットアップブランド「K-3B」、デザイナー濱中三朗が手がける人気ブランド「roarguns」からアパレルをメインにアート、陶磁器などを取り扱うショップ「GALLERY roarguns」はそれぞれ本館2Fにオープン。
日本発ブランドを世界に発信するファッションカンパニー「TOKYO BASE」の新たなコミュニティ型セレクトショップ「THE TOKYO」も初出店。ラグジュアリーな空間でパーソナルな接客のもとショッピングが体験できる。遊び心と高揚感を持った大人のリアルクローズを提案する「CINOH」のショップ、ラグジュアリーゴルフウェアブランド「MARK & LONA」の新業態店舗「MARKET STORE by MARK & LONA」も新たに登場。「MARKET STORE by MARK & LONA」では、これまで公式オンラインストアでしか購入できなかったリミテッドアイテムを中心に展開する。スケールアップしてリニューアルオープンする本館B3F「MARK & LONA 表参道ヒルズ店」と合わせてブランドの新しい世界観を堪能したい。
デンマーク発の高級オーディオブランド「Bang & Olufsen Omotesando」も仲間入り。MoMAのコレクションに認定されるデザインやクオリティ、サステナビリティに配慮した素材選び、細部にまでこだわり抜いたクラフツマンシップなど、上質のオーディオスペースを叶える幅広い製品を展開する。
4月中〜下旬には、ルームウェアブランド「gelato pique」の日本最大級のショップがオープン。レディス&メンズ、ベビー&キッズ、ベッド周りのアイテムを扱う“gelato pique sleep”ラインを取り扱う。また、ビオやナチュラルを意識したメニューが充実した「gelato pique cafe bio concept」も同日オープンする。
5月には、希少な天然カラーストーンを用いたファインジュエリーブランド「BIZOUX」のオープンも控え、ますます目が離せない表参道ヒルズ。リニューアルオープンに合わせて館内カフェ・レストラン13店舗では「彩り春グルメ」を展開。ショッピングと合わせて食も楽しみたい。
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