マスクが手放せない生活になってから、はや数カ月。生活様式の変化とともに、メイクにおいても“ニューノーマル”を模索している人も多いのでは? 顔の上半分しか見えなくてもきちんと美人に見える、メイクのヒントをご紹介します。
TEXT BY NAHO SASAKI
PHOTO BY JOHN CHAN
with コロナ時代に役立つ、5つのメイク術
マスクがデフォルトになった今、メイクもこれまでとは違う工夫がマスト。隠れているからとリップメイクに無頓着になったり、逆にやたらとアイメイクを強調している人もチラホラ……。毎日のメイクで気を付けたい5つのポイントを習得して、withコロナ、withマスクの生活もメイクで好印象をキープ!
TIP ① ファンデーションの厚塗りはNG!
通常、ファンデーションでもっとも整えたいのは、 “頬”と“おでこ”という広面積のパーツ。でも、頬の大半が隠れている今、ベースメイクは控えめにするのが鉄則。おでこが厚塗りだと悪目立ちしてしまったり、メイクがよれやすかったり、マスクに汚れもつくし‥・でいいことナシ! ファンデーションは薄塗りにするか、BBクリームなど薄づきで美容効果が高いもの、のびのいいコンシーラーだけで仕上げて。無色のセッティングパウダーなどで、崩れも防止すればバッチリ。マスクによる肌荒れには、ニキビ肌用のパウダーコンシーラーなどもあるのでチェックしてみて。
TIP ② リップは「ティント」or「落ちない」の二択!
外出先でも、マスクを外す瞬間は案外と多いもの。食事をするとき、デスクでコーヒーを飲むとき…。カサカサで血色のない唇も、マスクに口紅がべったり、も避けたい!あらかじめ“落ちない”リップを塗っておくか、潤いと血色を保つティントを塗っておくのがおすすめ。イヴ・サンローランのリップは“落ちない”と以前から評判のアイテム。今年トレンドのブラウンリップも、これならマスク時でも楽しめそう!さりげなくぷるんとピンクの美人リップになれるティントは、リモート会議にもぴったり。
TIP ③ 眉もラインも“ちょっと不思議色”を選ぶと◎
ビジネスシーンや初対面の人と会うときに気を付けたいのが、目元メイク。口元が隠れている分、アイメイクが濃いといつも以上に派手でキツい印象に見られがち。ふわっと柔らか色の眉や、黒以外のブラウンなどのアイラインにして。アイシャドウは、淡色でパールやラメのキラキラ感をあるものをまぶたにのせると、上品かつすっきり華やかな印象に。
TIP ④ 血色感を追加すべし!マスクの”境目”に仕込むチーク
マスクで隠れているからと油断して、チークを省くのはNG!リップが見えないぶん、血色感を担う最後の砦=チークこそ必須。頬骨のやや高い位置からこめかみにかけて、マスクからチラ見えするぐらいの血色感をプラスして。血色感は、色気と女らしさのポイント。印象がぐっとフレッシュになるので、いろいろなチークを試してみて。
TIP ⑤ マスクを触れる指先に、ネイルという色気を
顔の半分がマスクだからこそ、顔以外のパーツに華やかなポイントを足して。普段よりも大きめのピアスをつける、いつもより高発色のマニキュアを塗る……など。指先からお洒落な印象をアピールして。
まだまだ続きそうなマスク生活。メイクで気分をアゲつつ、好感度もアップしましょう!
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