秋が深まるのに伴って装いも冬支度が進む、今日この頃。防寒は譲れないけれどファッションもやっぱり楽しみたい。そんな気分を満たしてくれるのは、冬コーデに華を添える手袋。冬を乗り切るための準備として、または今年のクリスマスギフトに、どんな手袋を選ぼう? 六本木ヒルズの専門店「アルタクラッセ カプリガンティ」で、手袋の選び方やセルフメンテナンスについて尋ねた。
TEXT BY NAO KADOKAMI
PHOTO BY AYA KAWACHI
“装いの主役”にぴったりな手袋が見つかる専門店
手袋を探すのは意外と難しい。寒さにかじかむ手を温める防寒性はもちろんだが、同時に自分の手にすんなりとなじむ着用感や、身につけていて心躍るようなデザインであることもやっぱり譲れない。そんな人にこそレコメンドしたいのが「アルタクラッセ カプリガンティ」。このお店は“手袋から始まるファッション”をコンセプトに掲げる、六本木ヒルズにある手袋専門店。
「手袋としての上質さに加えて、色味や素材のバリエーションを豊富に取り揃えています。ファッションに合わせたコーディネートができるのが当店の手袋の醍醐味です」と、店長の永原さんは話す。「ここ数年人気のある高機能なデザインからクラシックなデザインのものまで充実しています」。
平日、休日、特別な日に。店長がレコメンドする一着
種類豊富な「アルタクラッセ カプリガンティ」なら、その日のTPOに合わせたファッションにしっくりとなじむ、手袋がきっと見つかる。そこで永原さんに、シーン別でおすすめの一着を教えてもらった。
毎日でも身に付けたいお気に入りの手袋はメンテナンスも丁寧に行いたいもの。
「ただし現実的に毎日手袋を洗うのは難しいでしょうし、実際、季節柄そこまでナーバスにならなくても大丈夫です。手汗などが気になる場合は、1シーズンに1〜2回ほど、裏返しにしてから日陰干しして乾燥させるといいですよ」。
もしも洗濯するならクリーニングに出すのが一番。
「自宅でニット素材の手袋を洗うなら、洗濯機は使わずに手洗いしましょう。繊細な素材ですので、洗濯ネットに入れても傷んでしまう可能性も。下着を洗うのと同様の手順で、つけ置き洗いをすれば十分です」。
革素材の手袋は、汗などを十分に乾燥させてから収納するのが大切。また革靴やレザーバックをケアするのと同様に、気づいた時に専用のクリームを塗るのもいい。また少しでも長く使い続けたいなら、毎日同じ手袋を身に付けるのではなく、2〜3着を購入してローテーションで使い回すのが一番。雨の日や強風で冷え込む日など、気候に応じて使い分けるといつでも快適に過ごせそう。
大切な人に贈る手袋、どうやって選ぶ?
パートナーへのクリスマスギフトには、寒い日も幸せな気持ちで過ごせるような手袋が最適。「アルタクラッセ カプリガンティ」ならメンズもレディースも揃う。
ギフト選びでチェックすべきは手袋の素材。肌がナイーブな人の中にはウールだとかゆみなどを感じる人もいるので、コットンやリネンなどの自然素材を混合したものを選ぶのがおすすめ。また感じなのがサイズ選び。「アルタクラッセ カプリガンティ」では革手袋も幅広いサイズを揃えているけれど、相手のサイズが明確に分からない場合には、ニット素材の手袋を選ぶのが確実。
ファッションのアクセサリーとして取り入れたい「アルタクラッセ カプリガンティ」の手袋。冬本番になる前に、ぜひお供となる一着をチェックして。
永原悦子|Etsuko Nagahara
「アルタクラッセ カプリガンティ」六本木ヒルズ店店長。持っている手袋は5着。「通勤中はスマホをチェックしたり愛犬の散歩時に着用するので、指なしのデザインが好きです」。
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