5月3日(金・祝)〜5月5日(日・祝)、赤坂のアークヒルズにて、木育イベント「木とあそぼう 森をかんがえよう with more trees」が開催される。また同期間は、森の音楽会や春のガーデン特別公開など、都心にいながら自然と触れあえるイベントもラインナップ。今年のゴールデンウィークは、新緑美しいアークヒルズでのんびりと過ごしてみては?
TEXT BY KYOKO INOU
親子で“森”を体験し、学ぶ3日間
2015年から毎年ゴールデンウィークに開催しているアークヒルズの木育イベント「木とあそぼう 森をかんがえよう with more trees」。遊び、学び、食べることを通じ、様々な角度から木や森と向き合う企画で、都心にいながら、自然とふれあうことができる点が魅力。五感で木を感じるプレイスペースや、モノづくりを通じて木や森について考えるワークショップ、ジビエ料理を楽しめるレストランなど、親子揃って楽しめるコンテンツが盛りだくさんだ。
全国各地から、国産木材製のおもちゃが集結する「PLAYエリア」。ヒノキ玉のプールや、「more treesの森」がある地域の木で作られた大きなパズル、建築家・隈研吾氏とmore treesが作ったスギの木の「つみき」など、大人も遊びたくなるおもちゃが勢揃い。木の香りや手触りを全身で体感できる、貴重な遊び場だ。
国産の木を使ったオリジナルアイテム作りや実験、まち探検など、多彩なワークショップや体験型コンテンツを楽しめるのが「LEARNエリア」。長野産ヒノキを使ったスプーン作りや、木片をアレンジしてのアクセサリー作り、泥んこ遊びをしながら苔玉を作る体験や、森と水とつながりの大切さを知る実験など、小さな子供から大人まで楽しめるワークショップが、13種類も用意されている。※各ワークショップは当日9:45から先着順で参加券を販売・配布(一部除く。詳細はWEBサイトにて。)
アークヒルズ内のレストランでは、イベント期間の3日間、鹿肉やキノコなど森の食材を使用したオリジナルメニューを展開。子供でも食べやすいように工夫された限定メニューを味わいながら、命を育む場でもある森について、親子で話し合う機会に。
都心のオアシス「ルーフガーデン」も特別公開!
5月3日〜5日の3日間は、通常非公開のサントリーホール屋上「ルーフガーデン」が特別公開される。バラやクレマチスなど季節の花々が咲き誇る都会のオアシスで、豊かな時間を過ごすめったにないチャンス! 5月5日には、このガーデンで、こどもの日の特別コンサート「アークガーデン 森の音楽会 名渡山遼ウクレレコンサート」も開催。また、5月4日には、毎週土曜日に行われる「ヒルズマルシェ」も同時開催。野菜やフルーツなど、目にも鮮やかな新鮮食材の買い物も楽しめる。
都心でも季節の変化を感じられる“自然の風景”を目指し、1986年の開業から30年以上の時をかけて緑溢れる街へと育ってきたアークヒルズ。ゴールデンウィークは、地域と共に成長を続けるこの“都心の森”で、自然を感じながら過ごしてみてはどうだろう。
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