パーソナルトレーニングの先駆け的存在である「トータル・ワークアウト」と、イタリアンの名店「IL Brio」がタッグを組み、低糖質・高タンパク・砂糖不使用の「食べるFitnessコース」が誕生。前菜からパスタ、デザートまでの全5品でトータル810.2kcal、糖質はお茶碗1杯の白米より少ない39.6g。気になるその内容とは? 日本トップクラスのパーソナル・トレーナーとして活躍する池澤智さんとIL Brioの廣本シェフ、加藤シェフパティシエに開発秘話を聞いた。
TEXT BY HILLSLIFE.JP
PHOTO BY AYAKO MASUNAGA
美味しい料理を食べながらカラダを考える
「食べるFitness」と名付けられたコースをプロデュースしたのは、トータル・ワークアウト プレミアムマネジメント株式会社代表取締役社長でありパーソナル・トレーナーとして国際的なミスコンテストの公式トレーナーも務める池澤智さん。食べたい食材を好みの調理法でいただく「IL Brio」は、友人との会食でもよく訪れていた。「シェフの実力の高さを知っていたから、美味しくてカラダにいいコースができたらと相談したことがきっかけです」。カロリーを落とし、食材を制限する提案は、他のレストランなら聞き入れてもらえなかっただろうと語る。イルブリオの廣本シェフと加藤シェフパティシエは「カラダ作りのプロから勉強したい」と前向きに取り組み、今回のコラボレーションが実現した。
カラダを変えるのは食事9割、運動1割
池澤社長は「カラダを変える要素の9割が食事、1割が運動です。今回のメニューは、高タンパク、低カロリー、低糖質だけではなく、美味しくて食べる喜びもある。スーパーフードを使い栄養価も維持しているので、食後にトレーニングすれば燃焼しやすいんです。ニューヨークでも低糖質料理はたくさん食べましたが、胸を張っておすすめできるコースができました。海外からのお客様にもぜひ召し上がっていただきたいコースです」。
メニュー開発を担当した廣本シェフは、普段は旬の食材に合わせた調理方法で、最高の美味しさを引き出している。「今回のコース作りでは、全ての食材の糖分ややタンバク質量、栄養価を計算しながら構成するという今までにない試みに挑戦しました。オリーブオイルを亜麻仁油に変えて、ズッキーニでパスタを作るなど、自分自身にとっても刺激になるチャレンジになりました」と語る。加藤シェフパティシエは、過去にアレルギーを考慮し、乳製品を使用しないデザート作りの経験はあった。それでも砂糖不使用は初めての試みだったので、試行錯誤の連続だったという。
プライベートやビジネス、様々なシーンで利用したい「食べるFitness」メニューは、10月20日よりスタート(前日までに要予約/10月19日(木)予約受付開始)。おいしく食べてしっかりトレーニングしよう。
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