ファッションのご意見番ことスタイリスト地曳いく子さんが、独自の視点で切り込むオトナ女史のためのスタイル術「IKUKO’S METHOD」。今回のテーマはきらりと光るデイリーアイテムです。
STYLING BY IKUKO JIBIKI
PHOTO BY SHIN KIMURA
EDIT BY AKANE MAEKAWA
シャイニーエブリデイで気持ちをブースト
今回はシャイニーエブリデイがテーマです。日常にちょっとしたきらめきを手に入れ、2026年をハッピーに過ごしていきましょうという気持ちで、ゴールド&シルバーをメインにきらりと光るアイテムを選んでみました。風水的にも、ゴールドやシルバーは今年のラッキーカラーのようです。今年だけでなくとも、そもそも光るものにはお金が集まってくるという都市伝説もある!?ぐらいですから。私は、カタチから入る派です(笑)。運気や気持ちがあがるのは、意外とカタチから入っていつの間にかそうなっていたということもあるので、自分で道筋をつくるのも正解だと思っています。とはいえ、ギラギラというものではなく、今年は日常にすっと溶け込むきらめき。ゴールドでもヴィンテージ感のあるマットなものや、シルバーがアクセントになった小物など。キラッとしたものが目に入ると、それだけで心が踊りませんか?

アッパーに頭文字のHを模ったエルメスのアイコニックなサンダル《オラン》。ミニマルかつタイムレスな一足にスタッズ付きのデザインが登場。さりげなく足もとにシャープな光を放つ、上品かつちょっとロックな印象の逸品。サンダル¥310,200(エルメス/麻布台ヒルズ ガーデンプラザC1F)

クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンが手がけた《ディオール クローバー》サングラス。スクエアシェイプのグラデーションレンズにあしらわれたのはクローバー。ゴールドのテンプルがきらりと光を添えアクセサリーのように楽しみたいアイテム。サングラス¥89,000(ディオール/クリスチャン ディオール/麻布台ヒルズ ガーデンプラザC)

ゴールドのジャカードファブリックで仕立てたヴァレンティノ ガラヴァーニのスモールショルダーバッグ《ドゥ ヴェイン》。パーティーやフォーマルなオケージョンに華やぐことはもちろん、デニムなどカジュアルなスタイルに持っても素敵。バッグ¥299,200(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ/表参道ヒルズ 本館1F・2F)

ヴィンテージライクなシルバーの輝きがシックなバレンシアガの《シティ》スニーカー。柔らかなアリーナラムスキンのアッパーにアイコニックなスタッズのデザインが特徴的。今年はシルバーのスニーカーをひとつ手に入れたい。スニーカー¥116,600※予定価格(バレンシアガ/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F)

シャイニーなゴールドの輝きがエレガントなスモールトートバッグ《クロエ スピン》。メダルやチャームをあしらったチェーン付き。付属のリングをハンドルに通せばスタイルの異なるバッグへと変身。さらに取り外し可能なショルダーストラップも付属されているので、ショルダーやクロスボディバッグとしても使え、ひとつで何役もこなす優秀なバッグ。バッグ¥212,300(クロエ/表参道ヒルズ 本館1F)

燻したようなゴールデンブラウンカラーの輝きがシックなクロエのウォレット《エンベロープ》。ポイントになったメゾンのアイコニックなホースメダルは、今年の干支にちなんで幸運を運んできてくれそう。ウォレット上¥101,200、下¥66,000(クロエ/表参道ヒルズ 本館1F)

洗練されたクールな艶めきが印象的なバレンシアガの《エンベロープ ミニウォレット》。シックを極めたシルバーにさりげなくのぞく裏地の空色がエレガント。ウォレット¥70,400(日本限定品)※予定価格(バレンシアガ/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F)

クリスチャン ルブタンのスニーカー《ソー フロー》。アイコニックなルビレッドとシルバーのコントラストがスタイリッシュ。足もとに強い印象の靴を履くのは、自分をパワーアップさせる意味でも大事。気持ちを上げてくれるブーストスニーカーです。スニーカー¥176,000(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F)

クリスチャン ルブタンを象徴する10cmのスティレットヒールのパンプス。控えめな輝きがシックでエレガント。時には美しい足もとで1時間シンデレラになりたいです。シューズ上¥159,500、下¥176,000(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズ ウェストウォーク2F)

手書きのようなマルニのロゴが愛らしいパールのジュエリー。ナットとネジのようなディテールも遊び心をくすぐるデザイン。大人のカジュアルにはこれくらいウィットに富んだジュエリーを。ネックレス¥112,200、ブレスレット¥68,200(マルニ/表参道ヒルズ 西館1F)

馬やペンギンのチャームがあしらわれたマルニのネックレス。ゴールドとピンクのラインストーンのコントラストも新鮮。さりげなく上質なTシャツに遊び心のあるジュエリーを付けておしゃれを楽しみたい。ネックレス¥121,000、イヤリング¥71,500(マルニ/表参道ヒルズ 西館1F)
地曳いく子が指南する
シャイニーエブリデイの取り入れ方
❶ マットなゴールドこそ春に似合う
これからの季節の柔らかな春の光にぴったりなのは、ちょっと艶消しのあるきらめき。夏のあの強い光に映えるギラギラ、ピカピカではなく、レトロシックな輝き。バッグなら、ヴィンテージ感のあるゴールドのミニバッグがおすすめ。パーティーにももちろん持って出かけられますが、普段のデニムやジャケットに合わせたい日常に持つゴールドのバッグが欲しいです。しかし、メタリック加工したものは毎日持っていたら色が剥がれ落ちやすいのでは?と心配される方もいるかもしれません。そうです、毎日持てば角は擦り減ります。だからといって大事に箱の中に入れてしまわないように。3、4年後には流行も自分の気分が変わっていますから。一目惚れして手に入れたお気に入りも、数年後には気持ちが乗らなくなっています。しかも箱に入れてしまうと存在も忘れがち。保存状態が悪いと日本の湿気に負けてカビが生えているなんていう悲劇も起こります。この子と決めたら、今年1年は擦り減るまで使う!という気概でしっかり付き合っていきましょう。
❷ 足もとにさりげなくきらめきを
カジュアルなおしゃれの足もとの定番となった白のスニーカーですが、今年はシルバーに変えてみたい気分です。ちょっとした違いですが、足もとにきらりとシルバーが光るだけでおしゃれもアップデート。また、世の中がカジュアルになり過ぎた傾向もあるので、今年はおしゃれができる気温の季節のうちにおしゃれをしたいと思っています。あの夏の猛暑ではおしゃれをしたくてもカジュアルにならざるを得ないですから。だからこそ今、ゴールド&シルバーのヒールで勝負というのもアリだと思っています。パーティーではシャイニーなヒールで、1時間シンデレラになりましょう(体力のある方は2時間シンデレラでがんばってください!)。それから、今年はきらりと光るアクセントの付いたフラットサンダルも手に入れたいひとつ。今の時季にサンダル?と思うかもしれませんが、素敵なフラットサンダルは意外と季節を跨いで使える便利なアイテム。春先はデニムの下から覗かせ、夏はもちろん素足でおしゃれを後押し。そしてちょっとした旅行やリゾートに連れていきたい逸品なのです。スーツケースの中でも幅をとらないですし、スパやホテル内を散策する時などひとつ持っているだけですごく気持ちもあがります。
❸ アクセサリー感覚で使いたいサングラス
春に向け日射しがだんだんと強くなるこの時期。サングラスがカジュアルなアクセサリーとして活躍し始める季節でもあります。本当に春の紫外線は怖いですから、ファッションというだけでなく外出の際は目もとを守る意味でも必須です。サングラスは意外と横から見られることも多いのでサイドのデザインにも注目しましょう。テンプルにゴールドをあしらったサングラスで、さりげなくきらめきを添えおしゃれな横顔を作りましょう。
❹ 幸運を呼ぶ居心地のよいウォレットを
金を身につけるとお金が寄ってくるといわれますが、ゴールドやメタリックカラーのお財布は金運があがりそうな気がしますよね。明るいカラーのお財布はバッグの中でも見つけやすく私は好きです。嘘か本当か、お金は居心地のよい場所が好きなのだとか。安心していられるところに仲間を連れて戻ってくるそうです。そんな話を聞いてから、レシートや領収書でお財布をパンパンにしないように心がけています(笑)。余談でしたが、ウォレットを新調するならゴールド&シルバーを今年は考えてみてもよさそうです。
地曳いく子|Ikuko Jibiki
スタイリスト/1959年東京生まれ。数々のファッション誌で活躍し、女優や著名人のスタイリングも数多く手がける。大人の女性を美しくみせる的確な理論に基づくスタイリング術に定評を持ち、執筆も多く手がける。現在は、ファッションアイテムのプロデュースほか、テレビやラジオに出演するなど多方面で活躍。著書に『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』(ともに宝島社)『おしゃれは7、8割でいい』(光文社)『大人の旅はどこへでも行ける 50代からの大人ひとり旅』(扶桑社)など多数。最新刊に『ババアはツラいよ! 番外編 地曳いく子のお悩み相談室 2』(集英社文庫)。
※ 2026年1月現在の情報となります。
※ 表示価格は全て税込価格です。







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