時世もありここ数年はカジュアルなコーディネートがトレンドの主流だったが、そろそろドレスアップして外出を楽しみたい気分に。そこでまずはお出かけ気分を盛り上げてくれるバッグとシューズをセレクト。今季の選びやコーディネートのポイントを、スタイリストの清水奈緒美さんに解説してもらった。
PHOTO BY OSAMI WATANABE
STYLE BY NAOMI SHIMIZU
EDIT & TEXT BY KANA ENDO
キラキラなミニバッグで
普段のコーデをお出かけ仕様に
ピンクなミニバッグは
女性の永遠のお友達
1991年に誕生し、アレッサンドロ・ミケーレにより再解釈された「グッチ ダイアナ」のミニサイズ。ピンクレザーストラップのほかに、キャンバス素材のウェブ ストライプのストラップも付属。ミニサイズかつピンクで可愛いが渋滞中![W20×H16×D10cm]¥396,000(グッチ/グッチ/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F)
清水奈緒美さんのアドバイス ❶
バッグのキーワードはキラキラとピンク!
「ミニバッグがトレンドで、多くのブランドからリリースされていますが、今季お出かけ用に選ぶとしたらキラキラしたものがおすすめです。例えばビーズやクリスタルが付いたものや、メタリックな質感のもの。70年代のグラマラスなディスコスタイルに象徴されるようなアイテムですね。ミニバッグであれば派手になり過ぎることなく、コーディネートが一気に華やかになりますし、キラキラしていて小さくて可愛いので見ているだけでウキウキしてくるんですよ。パーティーにも持っていけますし、ちょっとしたお食事の際に持っていってもとってもお洒落。シンプルなコーディネートでも、一気にドレスアップした雰囲気にしてくれますよ。
あとは、ピンクのミニバッグもイチ押しです。ヴァレンティノを筆頭にコレクションでもヴィヴィッドなピンクのスタイリングが多く見られ、トレンドカラーのひとつです。ただ洋服や大きなバッグでピンクを取り入れるのは難易度が高め。ともすると野暮ったくなってしまうこともありますが、ミニバッグであれば難なく取り入れられ、コーディネートのポイントになってくれます。例えばブラックのドレスやセットアップにミニピンクバッグを合わせたコーディネートなんて、上品で可愛らしく大人の女性にぴったりのコーデだと思いますよ」
艶感溢れるピンヒールで
グラマラスな装いに
柄モノシューズで
Y2Kファッションを楽しんで
70年代レトロな雰囲気の漂うレオパードフォーファーのサボ。チャンキーヒールとぽってりしたフォルムがぬいぐるみのように可愛らしい。膝丈スカートに合わせたりシルクなどの艶感のあるパンツに合わせるのがおすすめ。[ヒール6cm]¥126,500(マルニ/マルニ/表参道ヒルズ 西館 1F)
清水奈緒美さんのアドバイス ❷
シューズ選びのポイントは艶感と柄モノ!
「ドレスアップといったらやっぱりヒールシューズははずせません。私もしばらくスニーカーやフラットシューズばかり履いていたので、そろそろハイヒールが履きたくなってきました。こちらもバッグ同様、グラマラスな要素があるアイテムがおすすめです。シルエットは華奢で、シルクやパテントなど艶のある素材やキラキラしたチャームが付いているものを選ぶと、今っぽいスタイリングに仕上がるかと。ワンピースやドレスはもちろん、トレンドのテーラリングセットアップやビッグシルエットのアウターやスポーティーなアウターにも好相性。シューズのフェミニンさが際立ってトレンド感あるコーディネートになりますよ。
ほかには、柄の入ったヒールシューズも今季のトレンドです。ロゴだったりアニマル柄だったり、Y2Kな雰囲気も醸せるので、よりトレンド感の強いスタイルがお好みの方はぜひ取り入れていただきたいです。せっかくならタイツなどで合わせて、個性を主張するスタイリングにトライしたいですね。また今回セレクトしたアイテムは、ドレスアップにもぴったりなのですが、とはいえ毎日お出かけするわけではないと思うので、普段使いもできるアイテムにしました。どのアイテムもデニムなどに合わせても素敵なので、ぜひ普段にもお出かけにも取り入れてみてください」
清水奈緒美|Naomi Shimizu
ファッション誌の編集者を経て、2010年よりスタイリストとして活動。「SPUR」や「GINZA」などでスタイリングを手掛ける。モードながらシンプルで上質なスタイリングを得意とし、ジュエリーやバッグなどへの造詣も深い。
※2022年8月現在の情報となります。
※表示価格は全て税込価格です。
※店舗により臨時休業や営業時間を変更させていただく場合がございます。詳細は「六本木ヒルズの営業状況について」「表参道ヒルズの営業状況について」をご確認ください。
#六本木ヒルズ#表参道ヒルズ
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