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今年の夏も猛暑が予想されているが、いくら暑いからと言って、夏の装いの足元がビーサンでは色気も味気もない。大人の男性は、つま先を見せない方が小綺麗できちんと見えるゆえ、つま先が隠れる夏シューズがおすすめだ。涼しげに見え、きちんと感のある夏の足元を提案する。
PHOTO BY OSAMI WATANABE
STYLE BY TATSUOU SAKAI
EDIT & TEXT BY KANA ENDO
都会で履ける大人なエスパドリーユ
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爪を磨いたり、ムダ毛を処理したり、かかとの角質をケアしたりと、足元のメンテナンスは意外と手間と時間がかかるもの。ですが、忙しい現代人はなかなか時間がとれないし、そもそもやり方がわからなかったり。であれば、涼しげでケアフリーなエスパドリーユがおすすめ。アッパーはコットン、インソールはジュート素材で作られているものが多く、元は地中海沿岸で夏のヴァカンス用に履かれていた簡素なものが多かったが、昨今は街履きできる耐久性の高いものが登場している。かかとを踏んで履きこなすのもスタイリッシュな履き方だ。ショートパンツやワイドパンツに合わせて、品の良い夏スタイルを楽しみたい。
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ホワイトキャンバスとジュート素材が爽やかなコントラストを与えるエスパドリーユ。手書き風のロゴがアクセントに。ブラックキャンバス×白ロゴのモデルも展開。¥71,500(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F)
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オールブラックかつアッパーがレザーという都会仕様なエスパ。非常に柔らかなレザーが心地よく、ポイントのシューレースがきちんと感をプラスする。¥91,300(ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ/六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り 1F)
サンダル以上ドレスシューズ未満なグルカサンダル
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元はイギリス軍に属すネパール山岳民族で構成されたグルカ兵が履いていた軍靴が起源とされている。レザーを編み込みこんでいるので、通気性が良く、適度な肌見せで夏らしい印象を与えることができる。サンダルとはいえ、つま先とかかとが覆われているので、ホールド感が強く歩きやすいのもポイントだ。レザーなのでラフになりすぎることがなく、大人の夏シューズにおすすめ。コットンやリネンのスラックスに合わせれば、清涼感あるドレッシーなスタイルが完成する。
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ボローニャに工房を構える老舗「エンツォ ボナフェ」のエストネーション別注。同ブランドでは通常展開していないグルカサンダルはドレスシューズさながらの美しいフォルムと質感。¥104,500(エンツォ ボナフェ/エストネーション/六本木ヒルズ ヒルサイド 1F・2F)
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パラブーツの人気モデル「PACIFIC」のビームス別注。従来のスポーツソールを、柔らかく屈曲性に優れたレイドソールに変更。凹凸があることによりグリップ力も高まり、非常に軽い履き心地を実現。¥41,800(パラブーツ/ビームス/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F・3F)
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南イタリア・プーリア州のシューズブランド、マウロ・デ・バーリ×デザインワークスの別注モデルは、ビットがポイント。足首をしっかり覆うデザインと柔らかなインソールで疲れにくい仕様に。¥27,500(マウロ・デ・バーリ×デザインワークス/デザインワークス ドゥ・コート/六本木ヒルズ ウェストウォーク 3F)
リゾート気分を盛り上げる柄モノミュール
変わり種の夏シューズとしてミュールもおすすめ。レディスのイメージが強いミュールだが、昨今は様々なブランドからリリースされている。要はかかとなしのローファーやスリップオンという形状で、ローファーのようにコーディネートすれば難なくキマる。素足はもちろん、ソックスを合わせたスタイリングもお洒落で、この夏のリゾート旅に持っていきたい最旬アイテムだ。
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「カバ」シリーズの今年のテーマはギリシャ。ギリシャを愛するデザイナーの情熱にインスパイアされたカラフルな刺繍とタッセルをあしらったミュールは、白や黒のワントーンコーデに合わせてリゾート気分を楽しみたい。¥187,000[数量限定](クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズ ウェストウォーク 2F)
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