IKUKO'S METHOD

ウィッシュリストに載せたい贈り物——地曳いく子のおしゃれメソッド21

ファッションのご意見番ことスタイリスト地曳いく子さんが、独自の視点で切り込むオトナ女史のためのスタイル術「IKUKO’S METHOD」。今回はホリデーシーズンのギフト選びのヒントです。

STYLING BY IKUKO JIBIKI
PHOTO BY SHIN KIMURA
EDIT BY AKANE MAEKAWA

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1/9ゴールドは開運を導いてくれる色。ぜひウォレットに。カードケースはミニウォレットとして。休日はこれとスマホだけでさっと遊びに出かけたいです。ウォレット¥174,000、カードケース¥108,000(グッチ/六本木ヒルズウェストウォーク2F
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2/9小さなクラッチのように持ちたくなるウォレット。ゴールドのリボンが上品でカワイイ。クリスマスの日本限定アイテム。ウォレット¥58,000(クロエ/表参道ヒルズ本館1F
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3/9お財布は思いっきり個性を出せるアイテム。だからこそこれぐらいデコラティブなものをぜひ。マネークリップタイプのウォレットは、男性のプレゼントにもおすすめ。ウォレット(デニム)¥99,000、ウォレット¥60,000(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズウェストウォーク2F
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4/9ロックスタッズ付きのコンパクトウォレット。お札もコインもちゃんと入るサイズ。小さいけれど、このスタッズのお陰でバッグの中でも手探りですぐに探し出せる優秀さ。ウォレット¥44,000※7色展開(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ/表参道ヒルズ本館1F、2F
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5/9否応なしに人目に晒されるスマホたち。オトナ女史なら、シックでデコラティブなケースで個性を主張してみては?アイフォンケース(iPhone 7&8)¥37,000、アイフォンケース(iPhone X)¥33,000(クリスチャン ルブタン/六本木ヒルズウェストウォーク2F
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6/9インパクトのあるリングは、パーティーの接近戦では効果絶大。バタフライのピアスが耳もとできらりと輝いているのも素敵です。リング¥72,000、ピアス¥67,000(グッチ/六本木ヒルズウェストウォーク2F
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7/9ブラックドレスやトレンチコートの上にシャッと羽織りたいミンクのショール。お母様へのプレゼントにして、共用で使いたいです(笑)。ショール¥610,000(ルイ・ヴィトン/六本木ヒルズけやき坂通り1F
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8/9レザーの巾着型ライナーバッグとポーチ付きのトートバッグ。中の巾着は取り外し可能で、単体でも使えます。こんなに賢いバッグ、貰ったら嬉しすぎます。バッグ¥199,000(サンローラン/六本木ヒルズウェストウォーク2F
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9/9レインボーカラーがハッピーな気持ちにさせてくれるバッグ。背面にお金やスマホを収納できるジッパー付きポケットがデザイン。小さくても機能性は抜群です。バッグ¥190,000(サルヴァトーレ フェラガモ/六本木ヒルズけやき坂1F

私のサンタさんは私!?

そろそろクリスマスギフトのことが頭によぎる頃ですよね。プレゼントは貰っても嬉しいですし、人に差し上げても気持ちがアガります。どんどん早くなる日暮れとともに、なんだか心が暗くなりがちなこの時季。だからこそ、楽しいことを考えて気分をアゲていく時なのです。そこで、今回は私のウィッシュリストを集めてみました。このページを画面保存かアドレスをコピペしてサンタさんに送りたいぐらい(笑)。でも、いざとなったら自分がサンタになってもいいですしね。1年で一番お世話になったのは私自身。お疲れ様の意味を込めての自分ギフト目線で贈り物を選んでみてはいかがでしょうか?

地曳いく子の贈りたい、
貰いたいギフト選びのヒント

❶ クリスマスギフト=新年から使うモノ

クリスマスギフトを選ぶときは新年から使うモノが鉄則。25日が過ぎると、がらりとお正月一色になる日本。クリスマスムードの余韻に浸ってる暇はありません。ですから、クリスマス然としたアイテムは避けましょう。開運を込め、年明けからお財布を新調する人も多いので、贈り物の筆頭格はやっぱりお財布。ゴールド系かレインボーカラーなどハッピーな気持ちになれる色選びを。鱗モノも厄落としにはいいですよ。

❷ コンパクト財布でスマートライフ

今や定番化しつつあるカードケースサイズのコンパクトウォレット。メインに使うにはちょっとと思う人でも、パーティーや遊びの時にひとつあると便利。お値段も長財布に比べコンパクトなので、プレゼントにおねだりするのにも最適。ミニ財布だと、カードも厳選され、領収書も溜め込めないので、整理が苦手な人でも否応なしに断捨離できます。実際、クレジットカードと交通系カードなど3枚ぐらいあれば生きていけるもの。ポイントラヴァーな人は、スマホアプリの活用を。断捨離ではじまる新年もすっきりするのでは?

❸ スマホは人目に晒されている

スマホは、もはや生活の必需品。仕事でもデスクの上が定位置で、友だちとランチをしていてもテーブルの上。いつでもどこでも人の目に晒されています。実際、PCを買うぐらい高価なものになりつつあるスマホ。だったら、そのケースにお金をかけることも正しいのでは? オトナ女史なら、センスの光るラグジュアリーなケースで持ちたいものです。ぜひ、ウィッシュリストに書き込んでおきましょう(笑)。

❹ やっぱりラグジュアリーな小物は外せない

ラグジュアリーブランドのコスチュームジュエリーは、贈っても貰っても嬉しいプレゼント。ファインジュエリーと異なり遊び感覚で付けられ、価格もお手頃ですから。ご褒美として自分ギフトするのもありな逸品です。


profile

地曳いく子|Ikuko Jibiki
スタイリスト/1959年東京生まれ。数々のファッション誌で活躍し、そのキャリアは30年超え。女優のスタイリングも数多く手がけ、大人の女性を美しくみせる的確な理論に基づくスタイリング術に定評あり。独特の語り口も魅力で、現在はテレビやラジオでのコメンテーターとしても活躍。著書に『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』(ともに宝島社)、『脱「若見え」の呪い “素敵なおばさま”のススメ』(マガジンハウス)など多数。9月には最新刊『おしゃれも人生も映画から』(中央公論新社)を上梓。